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医療・介護・福祉の現場で、
たくさんのJEA生が活躍しています。「アロマテラピーを、もっと広く社会のために役立てたい」
「ご高齢やご病気でサロンに来られない方にアロマテラピーをお届けすることで、
孤独や不安感、心身のつらい症状から少しでも解放される時間を持っていただきたい」
そんな思いで2004年に発足したのがJEA独自のセラピスト派遣サービス「ソレイユ」。
600名近くのJEA生・在校生が登録、150名以上のメンバーが定期的に継続して医療・介護・福祉の現場で活動を続けています。
安全性や信頼が求められる現場で施術を行うことができるのは、
本物の技術と心を持ったアロマセラピストの育成を続けてきたJEAだからこそ。
あなたも、いのちと向き合う現場でセラピストの原点を学びませんか。 -
同じ志を持つセラピストとともに、
全国に広がるソレイユの輪。「ソレイユ」にはJEA在学中からメンバー登録が可能。
学びのレベルに応じて、あなたにできる活動から始めることができます。
派遣先の施設から厚い信頼を集め、新しい活動拠点も年々増え続けている「ソレイユ」。
今では関西のみならず、全国にその活動の輪は広がりつつあります。
目の前におられる方に敬意を払って心を通わせること。相手のつらさに寄り添うこと。
「ソレイユ」での活動経験は、教室だけでは知りえなかった大切なことを
あなたに教えてくれるでしょう。 -
メンバー同士の取り組み
ソレイユセラピストは派遣先ごとに定期的にミーティングを開催して現場の課題を共有し、常に最適なケアを追求しながらレベルアップを図っています。
初めて施設で施術を行う場合も、事前に研修を行うので安心して活動に参加できます。
あなたもソレイユメンバーになりませんか?
JEA生であればどなたでも登録可能です※JEA生とは…JEA該当講座を受講され、JEA生証をお持ちの方
ソレイユの活動
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セラピスト派遣(医療・介護施設・在宅)
医療機関・福祉施設にセラピストが出張し、施術を行う。
活動先施設
- 緩和ケア・ホスピス/
- 高齢者介護施設/
- 産婦人科/
- 精神科など
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講師派遣
アロマテラピーをテーマとした
様々な講座や各種学校への講師派遣。活動先施設
- 看護学校/
- 医療機関/
- 専門学校/
- 大学/
- 介護施設/
- 一般企業など
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イベント・セミナー企画
イベントなどでのアロマ体験、
ミニ講座などのコーナーの設置・運営。活動先施設
- 直営サロン「モンサンミッシェル」/
- 商業施設など
定期派遣活動実績
- 老人保健施設
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- 社会福祉法人 吉祥ホーム/
- 京都市小川特別養護老人ホーム/
- 介護老人保健施設なごみの里/
- サンシティ木津/
- 神戸海岸特養ケアセンター/
- 医療法人 同仁会(社団)マムクオーレ/
- マムクオーレⅡ/
- マムフローラ/
- 花友じゅらくだい/
- 花友いちはら/
- グループホーム上桂
- 医療機関
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- 高槻赤十字病棟緩和ケア病棟/
- 箕面レディースクリニック/
- 淡海医療センター/
- 横山・渡辺クリニック/
- 谷口内科/
- あおやま歯科(アントリィブ)/
- 医療法人せせらぎ会 浮田クリニック/
- 高島市民病院内スタッフサロン『リラクゼーション・ラボ』/
- 小松病院ホスピスケア病棟/
- 大阪国際がんセンター/
- 救世軍ブース記念病院/
- 医療法人 橋本クリニック/
- 吹田市民病院/
- 南港病院内スタッフサロン
- その他
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- 南山城学園/
- ともいき京都/
- あしやはま整骨院/
- 塔南の園児童館/
- 真正きらきら保育園/
- 大阪府赤十字血液センター「阪急グランドビル25献血ルーム」
ソレイユメンバーインタビュー
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工藤美紀子さん / 活動内容:高齢者施設での施術、講師活動など
ソレイユの活動を東北に!たくさんの仲間に背中を押されて。
アロマの学校を捜していた頃、ソレイユの活動を知った私は、その理念に共感して入学し、モジュール1修了後すぐにメンバー登録しました。仕事が休みの日にボランティア活動に参加させていただくようになったのですが、最初の頃は、伺う現場や患者様の症状に合わせて臨機応変に対応しなければならないことや、初めて見る症状などに戸惑い、自分自身の経験と知識の乏しさを痛感するばかりでした。
そこで自分自身の学びを深めるため、IFPA取得をめざすことを決意。解剖病理学などの理論を学ぶとともに、さまざまな症例に関する膨大なケーススタディを通して、1 対1で人と向き合う訓練を重ねるうちに、少しずつ施術にも自信が持てるようになりました。
そんな私に転機が訪れます。9年間暮らした京都を離れ、郷里へ戻ることを決めたのです。私の胸にあったのは「ソレイユの活動を東北にも」という思いでした。ギル校長やソレイユ本部のみなさんと話し合いを重ね、2015年春から活動をスタートさせたソレイユ東北支部。現在は宮城県内の介護老人保健施設など5 カ所の施設・クリニックを訪問し、アロマトリートメントやスタッフ様対象のセミナーを行っています。
関西でソレイユに参加していた頃は、医療・福祉現場に入らせていただけることを、まるで普通のことのように感じていましたが、こうして自分で支部を立ち上げて施設との交渉役を担ってみて初めて、そういった信頼関係がどれほど長年の地道な努力によって支えられていたかを痛感。その大切なものを受け継ぎ伝えていく責務を感じる日々です。
今も不安や悩みは尽きませんが、何度も関西に足を運んだり、時にはスカイプで本部とディスカッションしながら少しずつ前に進んでいます。ギル校長や本部の方々、スクールの先生方の親身なアドバイスが大きな心の支えです。
東北には、東日本大震災による影響で、今も心のケアを必要とされている方が多くいらっしゃいます。ひとりでも多くの方に笑顔を届けるために、今後も新たな訪問先を増やし、医療アロマを志すセラピストさんとつながりながら、ソレイユのスピリッツを東北にも根付かせていきたいと思っています。 -
絹田保美さん / 活動内容:自然療法サロン「ハハココ」オーナー、セミナー講師
私をセラピストとして鍛えてくれた、12年に渡るソレイユの経験。
ソレイユに参加するようになったのは、もう12 年も前のこと。ギル校長の理念に共感したことも動機のひとつでしたが、JEAを卒業後どうするか全く白紙の状態だった私にとって、学んだことを実践できる場所を求めていたというのが正直な気持ちでした。
初めての訪問先は京都の老健施設。比較的健康な方々がリハビリを兼ねて利用されているデイサービスでしたが、それでもひどくむくんだ脚や、硬直した足、静脈瘤のできた脚、関節の曲がった手など、さまざまなお体の状態を目の当たりにし、どのように施術するか悩みました。施術を受けていただく姿勢や、お声かけのしかたひとつとっても初めてで戸惑うことばかり。グループで一緒に訪問していた先輩方に、行き帰りの道すがら相談し、アドバイスをもらえたことでずいぶん助けられました。そんな自分の経験を振り返ってみても感じるのは、「アロマテラピーをスクールで学んでも、それはスタート地点に立ったということに過ぎない」ということです。学んだことを実践するしか成長の道はないのですが、ひとりでできることには限りがあります。私が先輩方に教えられ、経験を積んで成長できたように、セラピスト同士がつながって、経験を共有し、高め合う場が必要です。ソレイユの魅力とは、まさにそんな「セラピストひとりではできないことができる場所」ではないでしょうか。
私も当初は月1 回のボランティア参加だけでしたが、ソレイユの活動を続けるうちに、もっと活動の幅を広げたい気持ちが湧いてきて、今ではアロマセラピストとして開業しています。私がプロとしてアロマを続けていく自信と覚悟を身につけられたのも、ソレイユのおかげだと思っています。
これから、医療・福祉現場で働くスタッフの方々や、介護をされている家族の方などを含め、もっと多くの方にアロマを利用していただける機会を提供していきたいです。