人生の大きなきっかけとなった看護留学

看護師として終末期で勤務していた頃、辛い治療を受けながら最期を迎える患者さんとご家族の姿を見て、疑問を感じることが多くなっていきました。
そんな時に目にしたのが、ホスピスで看護師が意識がない衰弱した方にアロマボディマッサージするオーストラリアの医療現場でした。
私は感銘を受け、看護留学を決意し、オーストラリアの大学院（緩和ケア看護）で猛勉強に励みました。

帰国後、大学病院の放射線科病棟のチームで代替医療として始めたのが、ラベンダー精油のフットバスとリフレクソロジーでした。患者さんたちは、深い睡眠を得られるようになり、闘病意欲が増し、生きる希望が湧き、幸せな感情が高まるという結果が得られました。
オーストラリアでの学びによって、看護師としてのマインドをしっかりと築くことができました。

看護師経験を活かし更なるステップアップへ

セラピストになろうと思ったのは、自分の手で人に良い影響を直接与えるということに大きな魅力を感じたからです。
JEAに入学する前は、精神的負荷が大きい仕事で自身が枯渇してしまっていましたが、アロマテラピーやリンパドレナージを学び、クラスメイトや先生、優しいスタッフさんに囲まれ、だんだんと癒され、心が潤う感覚がありました。
JEAで学んで本当に良かったと思っています。カリキュラムが濃密で、内容が非常に深いと思います。アロマだけでなく、人や社会、文化やスピリット、東洋医学など、いろいろな視点から一つの事象を捉える癖が身について、それが多様なバックグラウンドをお持ちのお客様の理解に繋がります。
先生方やスタッフの皆様は、いつも親身になってサポートしてくださり、在学中に不安になったときは何度も励ましていただき、とても感謝しています。ソレイユで活動する機会を与えていただいたことにも感謝しています。多くの活躍の場や、人との繋がりが期待できるスクールだと思います。

サロンコンセプトは「お客様ご自身に元々備わる力で、より健康に美しくなっていただくこと」

お越しくださったお客様には、「毎回新たな自分の発見がある」「元気だった頃の自分に近づいている実感がある」などの嬉しいお言葉をいただきます。通っていただくうちに、そして身体の動きや表情を見ていると、明らかに元気になって、美しくなられているので、今私ができる最大限のことは果たせていると思っています。
今後は、Dr.ボッダー式MLD（リンパドレナージ）のレベル3を取得し、地域のリンパ浮腫をお持ちのお客様が通えるサロンにしたいと考えています。
また、分子栄養学カウンセリングも導入する予定で、身体の内面からもサポートしたいと考えています。