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アロマテラピーの資格って必要ですか?

~アロマテラピーとの出会い~

10代の頃から自律神経のバランスを崩しやすかった私はアロマテラピーに出会って人生が変わりました。
月経の始まる前になると筋緊張性頭痛を起こすことが頻繁にあり、
その度に頭痛薬を飲まなければ嘔吐するほどの辛い痛みにくるしめられていました。

 

30代の時にアロマテラピーに興味を持ち、自己流で使っていましたが、ある時、ビギナー向けのマッサージ講座に参加してみました。
その日は朝起きると、頭が重く、このままではまた鎮痛薬を使うことになりそうだなと思っていましたが、講座の中で自分でブレンドしたマッサージオイルでトリートメントしてもらったら、授業の終わる頃には頭痛はすっかり消え、8時間たっぷり寝た後のように爽やかで、元気になっていました。

 

これがきっかけとなり、本気でアロマテラピーを学ぶことになったのです。

精油が健康に役立ったことはもちろんですが、人間の心と身体について掘り下げて学ぶ事で、セラピストとしてだけではなく、人としての成長ももたらしてくれました。

 

アロマセラピーの資格とは?

アロマセラピーが日本で広まり始めてから30年ほどになりますが、今、「アロマセラピーの資格」で検索すると資格や協会、スクールの数は驚くほど多く、勉強してみたいと考えている方はどこで学ぶか、きっと迷ってしまうはずです。

 

アロマセラピーは日本では比較的新しい自然療法ですから、資格も全て民間の資格です。
国家資格になるには、まだ国内での歴史が浅すぎるのです。

 

それゆえに、統一された履修単位やシラバスもなく、たった数時間、授業に参加しただけでアロマテラピーの資格がもらえるところもあれば、その何十倍もの時間勉強し、試験に合格して初めて資格を取得できるところも、同じようなアロマテラピーの資格として宣伝されているのが現状です。

 

今、このブログを読んでくださっているあなたもきっとこのような差がある事を不思議に思っておられるかもしれません。

 

そんな方のためにたった一つだけ、資格を選ぶ時に役立つ目安があります。
そして、この目安は実は最も重要な目安なのです。

 

あなたはアロマセラピーをちょっとかじってみたいだけなのでしょうか?
それとも自分はもとより、家族や誰かを楽にしてあげたい、人に提供できるようになりたいから学ぶのでしょうか?

 

これが目安です。

 

精油は植物の中に含まれる、アルコールやテルペンといった揮発性の物質を何百倍にも濃縮した液体です。
油と言う字を使っていますが、油ではありません。

 

これを様々な心身の不調や病気の予防、健康、美容などのために使います。

 

何かが流行ると、人はより短い時間で、簡単に、安くそれを手に入れようとするのが世の常です。
それは必ずしも悪いこととは言えませんが、その結果、必要不可欠な勉強をせずに精油を人に使ってしまったとしたら、人体に害を及ぼすリスクがアロマテラピーにはあります。

 

お金をいただくかどうかにかかわらず、他者にアロマテラピーを提供する、つまり精油を使用するのであれば、そのことに責任を持つのは倫理的に当然のことです。
ですから必要なことはしっかりと学ばなければいけないのです。

 

ここまで聞いて堅苦しい話だな、難しそうだな、もういいや、やめとこ、と思ってしまわれましたか?

 

でも、経験豊かな講師の資格を持ったアロマセラピストから学べば、実際にはそれほど難しいことはありません。

 

楽しみながらマイペースで学んでいるといつのまにか、アロマセラピーの実践に必要な知識や力がついていくものなのです。近道せずきちんと学んだことは身につきます。

 

アロマテラピー発祥の地、フランスでは医師によって精油を用いた治療が行われています。
まさに、精油は薬の材料にもなりうる物質なのです。

 

ですから、人の身体と心のしくみや、病気についての知識もない人が、精油を人に使うことはリスキーなのです。

 

一人一人の健康状態やニーズに合わせ、安全で最も効果的な精油の選択や使用方法、アプローチを考える力を勉強できるスクールなのかどうか、ここがポイントとなります。

 

JEAの卒業生はアロマテラピーの実践に必要な事を学んだからこそ、サロン開業してお客様を元気にしたり、医療施設で長年アロマセラピストとして活躍することができているのです。

 

 

 

JEAの講師は全員IFPA(国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟)の講師だから、本物のクリニカル・アロマセラピーをお伝えできます。
IFPAが他の協会と大きく違う点は、その教育カリキュラムの水準の高さです。
認定校では、人間の心と身体の詳細な勉強と科学に基づいた精油の知識に加え、心を中心に据えたセラピストとしての関わり方を学ぶことが出来ます。

 

 

 

Category / アロマコラム

Author / Kazue Gill

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