カテゴリー:アロマコラム

アロマセラピーサロンなどでは短いコースだと必ず省略されてしまうのがお腹のトリートメント

日本では一般的にマッサージと言えばコリほぐし、という認識が強いのでそうなるのでしょう。

また、一般的に言って、お腹が凝っていると感じている方はあまりおられません。本当はここに感情をしまい込んで硬くなっている方もおられるのですが、そういうわけで、お腹のマッサージの優先順位はどうしても低いのです。

ただ、お腹は動物にとって、とても無防備な場所で、動物の急所てす。ここに触れられることを心から許す、というのは本当は結構、ハードルが高いことなのです。

ですので、無意識のうちにお腹のワークをサラッと済ましてしまうか、もしくは省略してしまうということもあるでしょう。

お腹は直接的には消化、吸収をする臓器のあるところですが、チャクラで言うと第三チャクラ、そして太陽神経叢のあたりなので、その辺りのウンチクもあるかと思いますが、それはそれとして、私の経験では、悲しみや怒りの感情をなんらかの原因でしまい込んでいるところだと感じます。

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まず、怒りに関しては、もっとも強い感情は、子供の頃からの、親からの否定的な圧力があると思います。

特に、親自身が大変な努力をして、その結果、社会的に成功して自信に満ちた人間であれば、自分の子供にもそのようになってもらいたいと強く望むのは不自然なことではありません。そういう親は子供が自由に、ありのままでいることを許せないかもしれません。

自分がそのままの自分で親に受容されない、ということは辛い。

親を求める動物的な欲求が強ければ、自分を否定する親に対する怒りを発散できないかもしれません。そのような時、横隔膜が緊張したままになり、呼吸が浅くなるかもしれません。それはそのまま、エネルギーの低下を招きます。酸素が取り込めませんから、身体が低酸素状態になり、疲労が溜まります。

先日、イギリスの病院で何十年もの間、患者さんのマッサージをして来たキース・ハント氏が来日された時におっしゃっていたことが思い出されます。

彼の働く病院には拒食症の若い患者も多く入院してきます。そして彼らの親の多くは医者だそうです。わかる気がします。

拒食、食べることを否定する、それは生きようとする原始的な身体欲求の抑圧です。

親のOKだけが自己肯定をもたらすわけではないのですが、幼少期や思春期に親に認めてもらえないことで心に傷を負うと、何年たってもその傷は綺麗には無くならず、ただ見えにくくなっていくだけかもしれません。

この傷に対する一番の薬は、自分も親もも「受容」することかもしれません。

セラピストからの肯定的なタッチがそれをサポートしてくれるでしょう。

 

今回のJEAアロマ収穫祭では、JEA一期生である宇川先生がお腹のトリートメントをして下さいます。

キース先生のマッサージの師であるクレア・マクスウェル・ハドソン先生が、今から20年以上前に、マッサージの授業で、お腹には感情が溜まっていると教えてくださいました。

JEAの一期生の宇川先生はもちろん、JEAのトリートメント手技やアプローチは基本的にクレア先生から受け継いだものですが、実は授業でも教えていない手技がまだあるのです。

今回のアロマ収穫祭では、宇川先生から通常使用しない手技も含め、クレア先生譲りのお腹の手技を受けることができます。

胎内にいた時に母から栄養を受けていたように、おへそからいっぱい生命エネルギーをチャージさせてもらう経験をしてみてはいかがでしょうか。

 

そして更に、お腹のトリートメントは生理学的に重要な2つの効果があります。

それは免疫機能と水分吸収機能の向上です。

日本リンパ学会会長で信州大学医学部特任教授の大橋俊夫先生のご説明によると、身体の中のリンパ球の60~70%が回腸から大腸の粘膜のところに待機しているのです。口から入ってきた危険な細菌はすぐその場で退治し、抗体を作ります。出来るだけ多くの細菌に適度に曝露されることで身体の免疫機能が活性化されますので、除菌ばかりしていると、免疫力か低下します。

また、食物から最後に水分を吸収するために、大腸の粘膜には沢山の血管があります。沢山の血管があるところには殆どの場合、沢山のリンパ管があります。

水分の吸収を行うため、大腸は浮腫みやすい臓器なので、リンパ管が発達しています。

大腸の蠕動運動が鈍いと水分が血管やリンパ管に吸収されにくくなる一方、浮腫むこと自体で蠕動運動が妨げられてしまうというのです。悪循環ですね。

他の組織でも同じですが、浮腫んだ組織の間質は汚れてしまい、細胞機能の低下を招きますし、免疫力も落ちます。

というわけで、お腹を優しくトリートメントすることは、副交感神経を優勢にすることと、腹部にある沢山のリンパ管の動きを刺激して水分の貯留を解消することで、腸の蠕動運動を促すのです。

正常に動く腸は間質に無駄な水分も汚れも溜まらず、免疫力も保たれるのです。

お腹のワークの重要性、高いですね!

 

★ ★ ★

 

JEAアロマ収穫祭は11/23(祝・木)JEA大阪校にて開催します。

講師による施術体験ができる貴重な機会です。

ぜひ遊びに来てくださいね!

 

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Author / Kazue Gill

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精油の世界、香りの世界は本当に奥深い!と改めて思います。

アロマテラピーを始めてから24 年目となりますが、まだまだ発見すべき世界がそこに広がっていますね。

特に精油のブレンドで醸し出される新しい香りには驚きます。組み合わせは無限にあるわけなので、いつどこで、素晴らしい香りができるかわかりません。香りのブレンディングの基本というものがあり、これを無視して薬理効果だけを考えるなら、とんでもない香りを作ってしまいます。でも、たまにはそのルールを破ると思わぬ良い香りができ上がるのです。最近、アロマのお客様のトリートメント用に作ったブレンドがこれにあたります。

●ネロリ 2 滴

●ローズ 1 滴

●ユーカリラディアータ 5 滴

●ベルガモット 2 滴

●オレンジ 4 滴

●マジョラム 2 滴

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ネロリ王女とローズ女王をぶつけるだけでも、主役争いが起きそうな雲行きの上に、そこにちょっと毛色の違い過ぎる山男のユーカリラディアータを5 滴も持ってくるか?と思うのが普通なのですが、そこにベルガモットちゃんとオレンジ君が「まあまあまあまあ、仲良くやりましょう」、と楽天的に割って入り、その場をうまくまとめて融合。

そして、それだけだとフワフワと漂い、昇天しそうなところをマジョラム女史がぐっと引っ張り下ろしてグラウンディングしてくれています。このお客様は、苦手というか、身体に反応が出てしまう精油が結構あって、体質や症状にはピッタリでも、使いたくても使えない精油があるという縛りがありました。縛りがあるということは私にとって非常にやりがいのあるものになるのです。むしろ、それでかえって良いものになったりするのです。

皆さんもぜひ、ブレンディングの世界を探検してください!

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Author / Kazue Gill

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9月30日、10月1日にキース・ハント先生の来日講習会・講演会が開かれました。

 

24名の講習会参加者の方々は、すでに去年のIFPA主催のロンドンツアーでの研修や、4年前のIFPAカンファレンスの時の大阪校での講習会に参加された方も、そして、今回初めてという方もおられました。

看護職、医師の方も興味を持って講演会を聞きに来てくださいました。

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ヨーロッパでも有数のロイヤルフリー病院はロンドンにあり、様々な難病、感染症も扱う、大きな総合病院です。

その病院で17歳の時から職員(スポーツセンターマネージャーとして就職)として勤務を始め、25年ほど前に、触れる事の力、マッサージの意義に目覚め、JEAの信条の源である、クレアマクスウェル・ハドソン先生に師事、職員のマッサージをボランティアで行っていたところから、次第に病棟の医師から患者にマッサージをしてほしいと頼まれるようになり、いつしか、スポーツセンターマネージャーから、補完療法チームリーダーとして勤務するようになりました。今年で勤務52年目の今年、年間施術回数は34,000回、25名のセラピストで行ってますが、キース先生はこの間、一日も病気で欠勤したことが無いという、驚愕の記録の持ち主です。

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「仕事を仕事と思っていない、自分のやっていることが大好きだから!」と満面の笑顔でお話しされるキース先生は、“歩くセントラルヒーティング”と言われるほど、暖かい手をしておられます。毎日一人のセラピストが18名の患者さんを施術するため、セラピストのセルフケアは重要です。マッサージの身体の使い方も、やはり正しく出来ています。

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ロイヤルフリー病院で施術をするセラピストの11名は有償、残りがボランティアの方々です。経費やその方々の報酬は、ロイヤルフリー病院への寄付金から支払われています。もちろん、寄付金ですから、必ずいつも潤沢という訳にはいきません。そこで、キース先生は寄付金集めのためにも奔走されます。今回の講師料もすべて、寄付金に回されます。キース先生は1ポンドも貰っていません!!!

 

患者さんは、医師が認めれば毎日マッサージを受ける事が出来ます。それも無料で!

また、自分の担当した患者さんで亡くなられた方のお葬式にも行かれますし、退院された患者さんや遺族の方々との交流も続けておられます。経過観察で外来で来られる方にもマッサージを行っています。

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こんな夢のようなことがイギリスのどこの病院でも可能なわけではなく、世界を探しても、ここまで患者さんがふんだんにマッサージを提供してもらっている病院は他にはありません。ひとえに、キースさんの情熱Passionがあってこそ実現しているほぼ、ミラクルなのです。

キースさんは光り輝く弥勒菩薩の様な方です。講習会の間中、教室は愛のオーラで満たされていました。「心でつながる」ために、そして、患者さんの反応を見逃さないために、施術中はできる限り「アイコンタクト」をしたまま、施術をします。

 

医療施設の中でマッサージを行うことをクリニカルマッサージと呼びます。当然、そこには人の生死にかかわるたくさんのことが起きていますので、その中でマッサージセラピストとして活動するうえにおいて、数々のシビアなルールも存在し、それを破ってしまったら、いままで何年貢献してこようが、スパッと切られてしまう可能性があることを常に忘れずに仕事をしています。

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セラピストがすべきこと、すべきでないこと、それを明確にし、境界線(けじめをつけること)を越えず、しかも、医療スタッフとのチームワークは必須で、それを守りながら活動してきたことが、25年以上にわたってキース先生がマッサージを続けて来られた理由です。患者さんに、そして医療スタッフに「信頼」してもらうためにすべきことをして来られたのです。

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私も以前の講習会、ツアー、今回の講習会に通訳として、オーガナイザーとして関わらせて頂き、何回もキースさんのマッサージを見て、お話しすることも聞いていますが、それでも、今回、さらに理解が深まりました。そして、キース先生、JEAの講師も生徒さんも、みんな、クレア先生のエッセンスを受け継いでいるクレアチルドレンなのだということも、改めて感じたのでした。

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Author / Kazue Gill

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皆さんは痛みとかゆみの違いについて考えたことはありますか?

ジャパン・エコール・デ・アロマテラピーのモジュール3の授業で「痛みとアロマテラピー」について教えていますが、アロマテラピーのトリートメントが、「やさしく触れること」、「マッサージ効果」、「精油」、「施術者」、「会話」、などの複合的作用として、ときに驚くような疼痛緩和に役立つことがあります。

痛みの神経伝達メカニズムは非常に複雑です。その中で、皮膚感覚について調べるうちに皮膚感覚の研究者である山口創先生の本に出合いました。ご存じの方もおられると思いますが、その中で色々な面白い事実を知ることができます。

痛みは人間にとって危険を知らせる感覚であり、なければ命を落とすくらいの重要な感覚ですが、かゆみはどうでしょうか?

 

アトピー、乾癬、皮膚掻痒病、花粉症や目のかゆみ、これに悩まされている人は本当に多いですが、なぜ、こういう症状が出てしまう人と出ない人がいるのか、考えてみたことはおありでしょうか?

 

ところで、痛みは脳で感じるものですので、実際に末梢で痛みを起こすような刺激がなくても、神経が興奮してしまえば、あたかも末梢で痛みの原因があるように感じてしまいます。幻肢痛もその一つです。

 

かゆみも末梢性のかゆみと、中枢性のかゆみがあります。

蚊に刺されて痒いのは末梢性のかゆみですが、肝臓病などで皮膚がかゆくなるのは、全身性で、中枢神経から発せられるかゆみなのです。何年も前のことですが、母の肝臓病が悪化していったときに、つねに皮膚がかゆいと言っていましたが、かゆみを抑える精油のブレンドクリームも全く効きませんでした。効かないわけですね、問題は皮膚の中になかったのですから。その時、このことを知っていたら、何かできたかもしれません。

 

痛みもかゆみも、伝える神経線維は同じC線維です。ただ、中枢神経で届くところが少し違うそうです。また、かゆいところを掻く動作というのは、実は脊髄反射であって、脳まで届かずに行っています。また、アトピーのようにずっと「痒い、掻く」、ということを繰り返していると、通常は真皮の中にだけあるC線維が表皮にまで伸びてきてしまうため、より、外部からの刺激に敏感になるようです。

 

また、「かゆみ、掻く」、は心の影響を大きく受けることは間違いありません。たとえば、ドラマなどで何かちょっと恥ずかしいことがあった時に、頭を掻くしぐさをしたりするのを見たことがあると思いますが、あれも、ちょっとした心のストレスによる無意識の動作なのだそうです。痒い、という話をしているだけで、実際に頭がかゆくなったり、ちょっとどこかを掻いてしまったりしませんか? 今、この話を読んでいる皆さん、どこか、掻いたりしていませんか?

アロマセラピーは心を扱う療法です。ぜひ、そこを掘り下げていってみてください。

今までと違うクライアントアプローチを考え付くかもしれません。

 

皮膚感覚の不思議

「皮膚感覚の不思議」山口創 講談社 880円

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Author / Kazue Gill

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夏イメージ

今年の春は、PM2.5 なのか何なのかわかりませんが、アレルギー疾患を持っている人にとっては、症状が重くなる方が多く、アロマテラピーの出番でした。

ただ、私は眼がかゆいので、さすがに目には精油は入れられませんでした。(泣)

これからは、暑くて、汗もかきますので、汗で痒い、ということも出てきますし、皮膚が湿って暖かいと、雑菌も繁殖しやすく、これを放っておくと皮膚の症状を悪化させる原因となります。殺菌しながらクールダウン、殺菌しながら炎症を抑えることができるようなアロマテラピーが必要ですね。

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わたしが梅雨のころからよく使うのがペパーミントの芳香蒸留水です。すっきりとクールな気分にしながら、殺菌、止痒の効果もあるのです。

梅雨の問題はそれだけではありません。梅雨になると気圧が下がるため、むくみやすく、身体がますますだるくなり、もともと血圧の低い方にはつらい日も多くなるかもしれません。そこでお勧めなのが、ローズマリーの芳香蒸留水です。

ローズマリー

低血圧で血流が悪くならないようにふんだんに使うといいでしょう。

そして、この夏おすすめなのが、私のブレンド最新作「アイランドブリーズ」です。湿気の多いじめじめとした暑さを忘れさせてくれる爽やかな空気がそよぐ南の島をイメージしました。だるいな、と思ったらぜひ、このブレンドを試してください。利尿効果もあるので、水をため込みやすい方にはお勧めですよ!

アイランドブリーズ精油瓶

商品詳細はこちらをご覧ください

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メディカルアロマという言葉を最近よく見かけるようになりました。

本当のメディカルアロマとは何なのでしょうか。

 

「メディカルアロマ=(病院で)精油を治療に使うこと」だと認識している方が沢山おられますが、

メディカルアロマは精油を薬として使うことだけを指すのではありません。

 

確かな技術、知識はもちろんのこと、最も大切にするべき事は「心」です。

人は皆、普通に生活しているようで、心の悩み、身体の不調、それぞれ悩みを抱えています。

「心」という内側を元気にし、治る力を活性化しないと、根本的な解決にはならないのです。

硬くなった心を開いてあげる。弱ってしまった心を安心させてあげる。

私たちの手の持つ力は触れるだけで人を「助ける」ことができます。

 

サロンに来られる方、病院で入院されている方に対して私たちセラピストがすることはただ一つ「支える」こと。

場所が違うだけで施術をするのは皆同じ不調を抱えた「人間」なのです。

私たちセラピストは身体に手を置いた瞬間から離すまでお相手の心に触れています。

アロマスクールJEAでは、本当のアロマテラピーを生徒様に伝えていくと共に、

これからも一人でも多くの方がアロマテラピーに出会い、たくさんの方が笑顔になってほしいと願っています。

 

4/25(火)にメディカルアロマ説明会を開催しますので、

興味のある方はぜひいらしてください。

https://aromaschool.jp/aromablog/column/16093.html

 

※メディカルアロマ説明会は終了いたしました。たくさんの方のご参加ありがとうございました。

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Author / Kazue Gill

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February 06 2017

香りを創る

昨年、AEAJ認定アロマブレンドデザイナー資格対応講座というコースがJEAでスタートしました。

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私もaroma’sの化粧品の精油ブランド、インナーバランス、エナジーチャージ、フェアリーブーケの3つのブレンドを創る中で自然と香りを創る楽しさも知っていましたので、このような講座ができたことはよかったと思っています。

単に香りを創るといっても、香りのテーマ以外にも、すぐに使うものと何ヶ月先まで使うもの、皮膚に使うものとそうでないもの、TPOなどに合わせて様々なことを考える必要があり、そのようなことも計算に入れながら香りを考えるのは楽しいものです。

香り作りは絵を描くのと似ていて、まさにアートだと思います。

ちなみに「マッサージはアートである」と私の恩師のクレア・マックスウェル・ハドソン先生が仰った言葉も。何年たっても真実だなと感じます。

 

「ゼラニウムとムスクの香りを混ぜると石鹸の香りができる」と、ブレンドデザイナーのインストラクター講習会のテキストにメモがあったのですが、ムスクはジャコウジカの腹部の香嚢という腺からの分泌物で、そう簡単には手に入りません。

 

しかし、植物界にそれとよく似た香りを持つアンブレットシード(和名:ニオイトロロアオイ)というものがあり、私はそれを何年も昔にある方からもらっていたのでした。
そこでこのアンブレットシードとゼラニウムで本当に石鹸の香りがでいるのか試してみました。

結果は、そういわれれば、そうかも、という程度でした。

ブレンド比率などはわかっていなかったので、正しい比率で作れば、もっと石鹸の香りができたかも。

 

ちなみに、日本では合成香料が出来るまでは、石鹸の香りづけにクロモジを使っていたということを教えてくださったのは香りのデザイン研究所の吉武利文先生です。

ところでアンブレットシードを色々調べていったら、衝撃の情報が見つかりました。

それは、メナードが行った研究で、女性がアンブレットシードの香りを嗅ぐと、唾液中のエストロゲン濃度が嗅ぐ前と比べて1.2倍近く上昇していたのです!

さらに、ローズ、ネロリ、バイオレットなどの香りを嗅ぐことで、オキシトシンの分泌が1.8倍に増加し、さらにそれが肌の表皮の細胞と真皮の細胞に働きかけて、肌の幹細胞を1.3倍に活性化させることもメナードの実験で確認されました。

ということは、これらの香りを嗅ぐだけで肌の生まれ変わりが活発になるということです。

嗅ぐだけで美しくなれる、aroma’sでもそんな香る化粧品を創っていきたいですね。

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Author / Kazue Gill

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Dr.ボッダー式マニュアル・リンパドレナージのコースを初めて開催したのは、ジャパン・エコール・デ・アロマテラピー(JEA)が設立された年の1996年でした。

 

ヨーロッパで1930年代にボッダー博士が開発したこの素晴らしい療法は、ヨーロッパの医学界に認めてもらうには数十年の月日が必要でした。

リンパドレナージの正式名称は、Manual Lymph Drainageで略してMLDと呼ばれます。

 

今年から、日本でもこのMLDは厚生労働省によって、ガン治療後の続発性リンパ浮腫に対し、保険診療で提供できるようになりました。

JEAでは、医療従事者の方々のニーズに応えるため、去る9月17日から9日間、ボッダーアカデミーの校長であり、リンパ浮腫クリニックの院長であるアンドレアス・ウィットリンガー先生を招聘して、セラピー1の上位資格であるセラピー2&3を開催しました。

リンパ浮腫の鑑別、診断方法、浮腫の計測、圧迫療法の方法、合併症、毎日新しい手技と症例を用いての治療プランの考え方などを次々と学ぶ、医療従事者限定のハードなコース内容です。

私自身も2003年にオーストリアで受講しました。

 

ボッダー式MLDの一番の特徴は、適用が多いことです。静脈性浮腫、皮膚疾患、整形外科領域、自律神経失調、皮膚潰傷や褥瘡、火傷などの治療促進、上気道の疾患、ダウン症の子供では、頻繁に引いていた風邪をほとんど引かなくなった、など、様々な疾患に効果を上げています。

 

巷に氾濫するリンパマッサージとは一線を画すこの素晴らしい療法を伝えていくことは私にとって非常にやりがいのある仕事です。科学的にも臨床的にもエビデンスがしっかりある上に、この羽のようなタッチが私たちの心に深く響くホリスティックな療法でもあるからです。

 

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JEAでは、MLDセラピストカフェというフォーラムがあり、JEAでMLDを学んでくださった皆様が集まり、症例を共有しあったり、悩み事を相談したり、情報交換をしています。

MLDに興味のある方はホームページに症例なども掲載していますのでご覧ください。

http://www.mldjapan.com

 

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Author / Kazue Gill

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2016年6月2日(木)〜8日(水)、臨床アロママッサージ研修ツアーが

イギリス・ロンドンで開催されました。

 

講師は英国最大級の「ロイヤル・フリー病院」補完療法コーディネーターのキース・ハント先生。

参加者は30名で、多くのJEA生さんも参加されました。

 

 

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キース・ハント先生は、24年間、ロイヤル・フリー病院で補完療法チームリーダーとして勤め、

その仕事の功績として、皇室から2年前に勲章をもらったセラピストです。

院内では、外科、内科、産婦人科、腫瘍科、緩和ケア・集中治療など、全ての病棟において

アロマトリートメントやリフレクソロジーなどの補完療法サービスを行っていらっしゃいます。

 

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医療現場での3日間の研修を通じてキース先生をより深く理解できました。

そして、まさに勲章に値する方だと改めて思いました。

 

 

キース先生の口癖は、

「セラピストは病棟の中では常に笑顔で!

患者さんを施術しているときは常に患者さんの目を見て(アイコンタクト)!

そしてマッサージの時の姿勢!」でした。

 

マッサージの技術を身に付け、あらゆる気遣いをマスターしたうえで、一番大事にしていただきたいことがこの3つなのです。

 

昨年は33000回の施術を、27名でやり遂げたのですが、キース先生のすべての人に対する優しさと、仕事に対する責任感が、

医師や看護師の信頼を得て、年間33000回の患者さんへのマッサージを可能にしているのですね。

 

 

 

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一回のマッサージは15分と短いけれど、担当医からマッサージするように指示のあった患者さんは、

入院中毎日マッサージを受けることができます。もちろん本人が希望しなければ、マッサージは行いません。

化学療法の点滴を受けながらマッサージを受けたり、隔離中の患者さんにもマッサージします。

 

マッサージをするように指示を出す病院の医師も、いかにタッチが重要であるかを理解しているということが

本当に素晴らしいですね。

 

 

また、日曜日にもかかわらず、キース先生にいつもマッサージを受けている患者さんが協力してくださり、

病院も私たちに病室や処置室を使わせてくださいました。

これも、ひとえに、キース先生をリーダーとする補完療法チームに対する病院からの絶大な信頼の証であり、

常日頃チームの愛情いっぱいの施術を受けている患者さんからの恩返しでもあるのです。

 

 

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キース先生をはじめ、チームのセラピストのみなさんやご協力くださった患者さん、

また通訳をしてくださった現地在住の日本人ボランティアの方に、感謝してもしきれません。

とても貴重な時間を過ごすことができました。

 

 

そんなキース先生からのビデオメッセージを、11月のIFPAジャパンカンファレンスでお届けいたします。

キース先生の人柄や、セラピストとしての姿勢など貴重なメッセージが聞ける機会です。ぜひ、ご参加ください。

 

お申込みは こちら から。

8月末までだったお得な早割期間が9月30日までに延長されましたので、ぜひ今月中にお申込みください。

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医療用の精油って?

 

モンサンミッシェルアロマラボラトリーで使われているモンサンミッシェルの精油と、日本で売られている他の精油との違いは何でしょうか?

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モンサンミッシェルの精油は、パリで最も大きい調剤薬局の一つで、毎日処方薬に使用されています。
フランスでは薬の材料として精油が使用されていて、この調剤薬局でも、一日あたり1,200件から1,500件の処方薬のうち、なんと15~20%が精油を使ったものです。

日本で、薬として精油が使われることはありませんが、薬として使えるだけの品質であるということが、大きな違いと言えます。

 

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成分分析された100%天然精油

 

なぜ、モンサンミッシェルの精油が薬局で薬の材料となることができているのでしょうか?
それは、精油の成分分析をきちんと行い、100%天然であるだけではなく、長年のフランスの植物療法の経験上、治療効果のある成分が一定量含まれている、そして、毒性の高い成分は一定量以下であることが確認された精油であり、何十年も薬として使用されてきた実績があるからなのです。

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たまに、「飲める精油」として、日本で外国産の精油を販売している会社もありますが、それらの精油が、モンサンミッシェルの精油のようにその国の薬事法で認められるほどの実績や信頼があるかはわかりません。

また、食品添加物だから飲めると謳っている精油に関してもよく考えてみましょう。
食品添加物とは食品会社が微量、味や香りを良くするために食品に添加するためのものであり、それを原液で飲んだり、健康の為や病気の治療用として使うことを前提としていません。

 

日本では精油は雑貨扱いですから、基本的に飲めませんが、皮膚からの吸収や、香りを楽しむだけでも、身体に影響があります。

購入の際は、値段やパッケージ、会社の宣伝するイメージなどで判断するのではなく、精油の素性や、安全確認、信頼に値する実績や、それを証明できる成分分析表などがあるかどうかで判断されることをお勧めします。

 

 

 

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良い精油を使ってこそ、アロマテラピーなのです。

 

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Author / Kazue Gill

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