October 06 2024

オキシトシンとアロマセラピー

オキシトシンは「幸せホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質です。


もとは出産や授乳、育児に必要なホルモンとして知られていましたが、
近年では人への信頼感や幸福感を増したり、
不安感やうつ病の改善、
さらに皮膚の幹細胞の活動を高めることによる美肌効果があることが研究により明らかにされてきました。

 

このオキシトシンが親しい人とのスキンシップ、
そしてアロマセラピーのような心地よい香りやトリートメントでも増加します。

 

今から7年ほど前にJEAで医師との共同研究で43名の方にアロマトリートメントを施行し、
オキシトシンレベルを施行前後で測定したことがあります。

 

この時の平均値は施行前が186.81、施行後が204.80でした。
しかも、施行したセラピスト自身のオキシトシン値も平均して施行後に上昇していました。

信頼関係が構築されている人間同士のスキンシップはオキシトシンが分泌されやすく、
また、精油ではネロリやローズがオキシトシン分泌を促進するという研究もあります。

 

ただし、JEAでの研究結果を見ても、
これらの精油だけがオキシトシンの分泌を促すわけではないのは明らかです。

 

 

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Category / アロマコラム

Author / Kazue Gill

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