September 20 2016

英国最大級の病院で学ぶ 臨床アロママッサージ研修ツアー

 

2016年6月2日(木)〜8日(水)、臨床アロママッサージ研修ツアーが

イギリス・ロンドンで開催されました。

 

講師は英国最大級の「ロイヤル・フリー病院」補完療法コーディネーターのキース・ハント先生。

参加者は30名で、多くのJEA生さんも参加されました。

 

 

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キース・ハント先生は、24年間、ロイヤル・フリー病院で補完療法チームリーダーとして勤め、

その仕事の功績として、皇室から2年前に勲章をもらったセラピストです。

院内では、外科、内科、産婦人科、腫瘍科、緩和ケア・集中治療など、全ての病棟において

アロマトリートメントやリフレクソロジーなどの補完療法サービスを行っていらっしゃいます。

 

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医療現場での3日間の研修を通じてキース先生をより深く理解できました。

そして、まさに勲章に値する方だと改めて思いました。

 

 

キース先生の口癖は、

「セラピストは病棟の中では常に笑顔で!

患者さんを施術しているときは常に患者さんの目を見て(アイコンタクト)!

そしてマッサージの時の姿勢!」でした。

 

マッサージの技術を身に付け、あらゆる気遣いをマスターしたうえで、一番大事にしていただきたいことがこの3つなのです。

 

昨年は33000回の施術を、27名でやり遂げたのですが、キース先生のすべての人に対する優しさと、仕事に対する責任感が、

医師や看護師の信頼を得て、年間33000回の患者さんへのマッサージを可能にしているのですね。

 

 

 

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一回のマッサージは15分と短いけれど、担当医からマッサージするように指示のあった患者さんは、

入院中毎日マッサージを受けることができます。もちろん本人が希望しなければ、マッサージは行いません。

化学療法の点滴を受けながらマッサージを受けたり、隔離中の患者さんにもマッサージします。

 

マッサージをするように指示を出す病院の医師も、いかにタッチが重要であるかを理解しているということが

本当に素晴らしいですね。

 

 

また、日曜日にもかかわらず、キース先生にいつもマッサージを受けている患者さんが協力してくださり、

病院も私たちに病室や処置室を使わせてくださいました。

これも、ひとえに、キース先生をリーダーとする補完療法チームに対する病院からの絶大な信頼の証であり、

常日頃チームの愛情いっぱいの施術を受けている患者さんからの恩返しでもあるのです。

 

 

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キース先生をはじめ、チームのセラピストのみなさんやご協力くださった患者さん、

また通訳をしてくださった現地在住の日本人ボランティアの方に、感謝してもしきれません。

とても貴重な時間を過ごすことができました。

 

 

そんなキース先生からのビデオメッセージを、11月のIFPAジャパンカンファレンスでお届けいたします。

キース先生の人柄や、セラピストとしての姿勢など貴重なメッセージが聞ける機会です。ぜひ、ご参加ください。

 

お申込みは こちら から。

8月末までだったお得な早割期間が9月30日までに延長されましたので、ぜひ今月中にお申込みください。

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Category / アロマコラム

Author / Kazue Gill

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