August 28 2024

水で結ばれる明日香と吉野

 

暑い!さすがの明日香村も暑い!

 

明日香村には昔から稲渕地区に「南無天踊り」という雨乞いの踊りがあり、その起源は斉明天皇が飛鳥川の上流で雨乞いをしたことにあります。

 

農民にとって今も昔も水は死活問題です。私の住む岡地区、それと飛鳥川を隔てたところにある、聖徳太子の生誕地として知られる橘地区が昔、水争いをしたことがあり、
現在の明日香スタンド(旧岡本邸)のあたりから橘に向かって大砲が打たれたという実話もあります。

 

また、明日香では飛鳥川とは別に、56キロ以上離れた吉野川から水をいただいて農業用水に使用しています。

この吉野川の源流はあの大自然の素晴らしい大台ケ原です。

分水はさらに北に延びて宇陀の方まで水を運んでいます。

 

奈良県には水分神社(みくまりじんじゃ)が4つあります。水の豊かな日本でもそれくらい水は貴重なのです。

奈良県にはどんな猛暑でも常に涼しい観光地があります。

 

その一つが役行者を開祖とする修験道の聖地、大峰山から流れてくる山上川が流れる天川村の洞川温泉です。

ここは下界が36度の時でも30度行かないくらい涼しいです。

 

そして、川の水はごろごろ水と呼ばれる湧水のおかげで震え上がるほど冷たい! ので、先日、避暑しに行ってきました。

 

このあたりの地質は石灰岩が多いので硬水でおいしい。

そして洞窟も多いのです。

カジカの滝や蝙蝠(こうもり)窟での川遊びで凍えて、温泉で温まって、鮎やアマゴの炉端焼きを食べて大満足!

奈良県の川はまだまだ面白いところがたくさんあります!

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Category / アロマコラム

Author / Kazue Gill

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