医療現場でアロマセラピーを実践するために
ジャパン・エコール・デ・アロマテラピー(JEA)のセラピスト派遣事業部(セラピストサービス ソレイユ®)は毎年、7,000回を越える施術を様々な医療や福祉の現場で行っています。このようなことが可能なアロマセラピースクールは日本には他にありません。もしかすると、世界にもないかもしれません。この活動を14年間に渡って維持、拡大できてきたのはなぜでしょうか?
それは、ソレイユのメンバーがプロ意識を持って行動しているからなのです。最近、アロマセラピーもマッサージも全く学んでいない方がハンドマッサージの方法だけ単発の講座で学んで即、病院などでボランティアとして施術を始めてしまう、というような話が耳に入ってきます。この国ではアロマセラピーは補完療法として医療現場で施行されていますが、病を持った方々、命にかかわる状態の方々の治療が行われている現場で自分が何をしているのかという自覚をそのような講座を受けただけの方が持っておられるのか、大変疑問です。
ボランティアだからそういう自覚が緩くていいという考えで現場に入ってしまわれると、アロマセラピー自体がこれからも永遠にボランティアでするもの、という認識をセラピストも医療施設側も持ち続けてしまいます。それはアロマセラピーにとって決して良いことではありません。
アロマセラピーにしろ、リフレクソロジーにしろ、その他の補完療法にしろ、医療施設でそういったものを実践するために学ぶべきこセラピストサービス ソレイユ®とはどれも一緒です。それらを図にまとめたものがこちらです。
見出しだけではわかりにくいものもありますが、機会があれば解説したいと思います。
JEAカリキュラムのモジュール1~3(特に3)、田村祐樹先生のサイモントン療法、黒丸尊治先生のホリスティック・コミュニケーションで学ぶことの中にちょっとずつ、織り込まれていることではありますが。こういうことは、精油の新たな薬理効果や使用方法なんかを学ぶことに比べるととても地味なことに思えますが、クリニカルアロマセラピーを医療施設で実践するには、むしろ、こういったことの重要性がはるかに高いということをJEAの生徒の皆様には知っておいていただきたいです。
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