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2012September24
9月◇マンスリー講師ブログ◇
逢うことが学ぶこと
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少しずつ秋の風が感じられるようになってきましたね。
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みなさま、こんにちは。JEA講師の西村です。
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最近よくご質問をいただいたり、興味を持たれるのですが
アロマやハーブに関する専門的なことをどこで調べるのですか?
どんな風に情報を手に入れるのですか?と。・・
意識してやっているわけではないので、ご質問をいただくとあらためて考える機会をいただきます。
すべてにおいて私の場合は、人と出逢うことできっかけをいただいている気がします。
先月の講師ブログでは増田先生も出会うことを書いておられました。・・
もちろんアロマテラピーにおいてはJEAにめぐり逢えたことが大きいです。
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そしてハーブに関しては、ハーバリストのリエコ・大島・バークレーさんとの出逢いです。
リエコさんはイギリスのサリー州に在住し、セラピールーム ヘルスセンターにて
ハーブやアロマ、リフレクソロジーなどクライアントに最良のものを提供されています。・・
はじめてお逢いしたのは以前所属していたアロマスクールにてご講演いただいた時でした。
セラピー発祥の地、イギリスでの処方の多彩さ、また治療により近い処方にも驚きました!
事前に現地のフレッシュなハーブも送ってくださり、植物のエネルギーを感じることが大切だと話されます。
質問をしても、とても気さくに丁寧に説明してくださって
日本の医療の縦割りの弊害もよくご存知で、英国と日本の違いを理解したうえでアドバイスをくださいます。・・
そんなセミナーを終え、わたしがJEAのロンドンツアーに参加した際に
ツアーで仲良くなったOさんが、「昨日ニールズヤードで施術を受けてきたんだけど
担当のセラピストさんが日本人の方でランチしませんかってことになったけど、一緒にいかがですか?」と。・・
なんとそのニールズにいらしたセラピストさんこそ、リエコさんだったのです。
イギリス風のパブで再会できたことに喜びました!
フィッシュ&チップスをほおばりながら、「こっちの店員さんは遠慮してたらいつまでも
オーダー通らないよっ・・・」なんて、現地流の生活の知恵なんかも教えてもらいながら。・・
そしてそれにとどまらず、帰国してからも友人がハーブを深く学びたいと
来日されるリエコさんにセミナーを依頼したところから
わたくしの小さなサロンを会場とさせてもらったこともありました。・・
その際にはクライアント役をかって出て、その後処方されたハーブを飲用することができ
体調にも変化がありました。
なによりも、呼吸や肌の色、話し方を見てホリステックにカウンセリングされる様子を
目の当たりに体感することができたのは大きな学びになりました。
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その来日のタイミングで『英国流メディカルハーブ』(説話社)をご出版され、
出版秘話も少し聞くことができました。
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この本でより親近感を感じたのですが、幼い頃に風邪をひくと「大根あめ」を作ってもらったり
「きんもくせい」のポプリをつくろうとしたのが、ハーブにめざめる原点だったとか。
じつは私も同じことを体験しています。喉にネギをまいたり、金木犀をすり潰し水に浸して
(冷浸法?)香りの粉を取り出したりして、やんちゃしていました(笑)・・
そして、ハーブに関するデータや禁忌がたくさん掲載されています。
いままでファジーに書かれていた妊婦さんに対する注意点なども記載され
現場で実績を積まれているからこその内容でした。・・
そして、再来月11月末に大阪ハービスPLAZA大阪で開催される
IFPAジャパンカンファレンスにて再会できることが大きな喜びです!・・
いまは、インターネットでも情報が瞬時に検索できる社会ですが
その情報に深さを与えるには、その方の著書を読む。
著書には、作者の考えが凝縮されているものです。・・
そして、今回のブログでお伝えしたかった「人と出逢う」ということです。
現場での生の話を聴いてこそ、ストーリーに息吹が吹き込まれます。
新鮮な情報になるのです。・・
ぜひ、11月のIFPAジャパンカンファレンスで現場の生の声を聴いて
そして長年活動されている先生方に出逢ってくださいね。
そこから、みなさんの知りたい世界が大きく広がりを見せていきます。・・
2012 IFPAジャパンカンファレンスに関しては↓ こちらをご覧ください。
みなさんが見たいもの、聴きたいことに出逢えますように。
そのための一歩踏み出してみてくださいね。
・・JEA講師:西村
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