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2022June20
卒業生さんを突撃Vol.13「隠れ家サロンうさぎ 稲葉 加津子さん」
卒業生さんのサロンにJEAスタッフ兼セラピストの加藤がお邪魔してサロンを体験させていただきます。
第13回目は大阪・十三でサロンを開業している稲葉 加津子さんです。サロン情報:隠れ家サロンうさぎ
大阪府大阪市淀川区(ご予約の際にお伝えいたします)
阪急「十三駅」から徒歩5分HP:https://kakuregasalon-usagi.themedia.jp/
Instagram:@inako.ineko<プロフィール>
名古屋のホテルと百貨店で約10年近く接客業を経験。交通事故による入退院で太ったことがきっかけでダイエットに興味が沸き、エステの世界へ。その後、仕事とプライベートで疲れた時にアロマトリートメントと出会い、JEAでIFPA資格を取得。現在は今までの経験を活かして、エステ、アロマなどの多彩なメニューを行う隠れ家サロンを展開。ソレイユにて産後アロマセラピストとしても活躍中。女性の健康と美容をトータルで行うサロン
大阪の下町「十三」。稲葉さんのサロン「隠れ家サロンうさぎ」はそんな都会の真ん中にあります。十三駅を降りると、美味しそうなお店がたくさんあって、胸が躍ります♪活気あふれる街ですね。
そんな十三は、京都、神戸、宝塚など、どこに行くにもアクセスが良く、そんな立地もあり、稲葉さんのサロンは、遠方からお越しいただくお客様も多いそうです。稲葉さんはもともとホテルや百貨店で接客業を10年ほどされていたこともあり、とても心地のよい対応をしてくださいます。「私を待っててくれた」という気持ちが伝わってきて、とても嬉しい気持ちになりました。今回受けたメニューは、「贅沢エフルラージュだけのメディカルアロマトリートメント」。とぎれのないエフルラージュに、気持ちよすぎて、とろけてしまったことは言うまでもありません(笑)
「心身共に疲れ切っていたときにアロマに出会った」という稲葉さんですが、スクール通いはとても楽しく「特に、アロマの効能と成分の授業が楽しかった!」とおっしゃいます。中でも講師が話す「体験談」がとても興味深く、授業が終わると家で真似して、色々ブレンドを作っては、自分の身体で試していたそうです。
「やっぱりアロマは凄い!」とどんどんのめり込み、気づいたら精油が70本ぐらいあった時もあるそう(驚)
ただ、仕事をしながらの勉強はやっぱり大変だったそうで、「スクールの振替制度や、クラスメート達の優しいサポートのお蔭で、なんとか乗り切れました。」
もともと、エステの仕事が好きで、お休みの日に友人を自宅に呼んで施術をしてあげていたので、サロン立ち上げにはそんなに苦労はなかったそうですが、開業届を出してからは、やはり生活をしていく上でも、「今まで無料でやってきたことに、仕事としてきちんとお金をいただく。」ということへの切り替えが、非常に難しかったそうです。
「女性の健康と美容をトータルで扱う、隠れ家サロン」として、ホットストーン、メディカルアロマ、マタニティ・妊活・産後ケアなど、さまざまなメニューが用意されています。2年前からは、JEAの医療介護施設へのセラピスト派遣部門である「セラピストサービスソレイユ」の一員として、産婦人科と総合病院の産科でアロマセラピストとして活動されており、現在も日々勉強と経験を積まれていますので、安心して受けることができますね。
以前から「マタニティアロマ」に興味があった稲葉さん。JEAで学んだ講座で一番良かったのも「マタニティアロマ」。担当の松尾先生の講座は、内容が濃く、すぐに現場に役立つ話が多く、メモでテキストが埋め尽くされたそう。今でもたまに読み返すと初心に戻れるし、気づきも多く、現場でとても役立っているそうです。
稲葉さんには、JEAを通じて知り合った憧れの先輩がいらっしゃいます。施術が上手なだけではなく、聞き上手で、身体が限界になるとその方のサロンに行くそうです。「彼女に話を聞いてもらっている中で、自分がマタニティアロマと妊活アロマがやりたいことに気がつき、今のソレイユへの活動へと背中を押してくれたのも彼女でした。
現在は、その憧れの先輩とソレイユメンバーとして病院で一緒に活動して、たくさんの気づかいや対応を学ばせてもらっています。」
そして、今は、「私が先輩に憧れ、目標にし、背中を追いかけるように、私を見てIFPA資格取得を頑張りたいとか、ソレイユの活動に興味を持っていただけるようなメディカルアロマセラピストになりたい」と、日々活動されています。素敵なサイクルですね♡
そんな素敵な繋がりがどんどん続いていくことを、私も心から応援しています!(文章・加藤 安希)
<過去のコラム>
卒業生さんを突撃vol.12 服鳥 景子さん>>
卒業生さんを突撃vol.11 浅利 陽子さん>>
卒業生さんを突撃vol.10 滝川ひろ美さん>>
卒業生さんを突撃vol.9 安田淳子さん>>
卒業生さんを突撃vol.8 宇都圭美さん>>
卒業生さんを突撃vol.7 佐山弥生さん>>
卒業生さんを突撃vol.6 浅野 まみさん>>
卒業生さんを突撃vol.5 八杉 志穂さん>>
卒業生さんを突撃vol.4 村上 京子さん>>
卒業生さんを突撃vol.3 中村 史穂さん>>
卒業生さんを突撃vol.2 福本 旨宴さん>>
卒業生さんを突撃vol.1 谷口 理佐さん>>「卒業生さんを突撃!」コーナーは次回夏頃に更新予定です。お楽しみに!
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2022February14
IFPA(国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟)資格について
アロマセラピストの質は、学習する内容と講師の力量に大きく左右されます。
現在、日本には多くのスクールや協会が存在しますが、その質もレベルも様々です。
プロとして働くことが出来る本物のアロマセラピストに必要な学習時間は最低でも200~300時間です。それはなぜでしょうか?International Federation of Professional Aromatherapists (国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟) は、クリニカル・アロマセラピーの国際的な協会です。英国に本部を置き、世界43ヶ国のクリニカル・アロマセラピストがIFPAに所属しています。2002年、複数の英国のアロマセラピスト協会が合併して設立され、現在まで英国随一のアロマセラピスト協会として貢献しています。
アロマセラピーは補完療法*の一つとして、英国では民間や医療の中でもっとも広く取り入れられている自然療法です。
IFPA認定セラピストの多くが、医療や福祉の現場で活躍し、また、独立開業しています。*補完療法
補完療法とは、通常の医療の領域外の療法で、医療に加えて行なうものです。
疾病の治癒や改善を助ける、もしくは通常医療をより快適に受けられるよう心や身体をサポートするもので、通常医療にとって代わるものではありません。*クリニカル・アロマセラピー
クリニカル(医療にかかわる、臨床の)アロマセラピーのことです。またメディカルアロマセラピーという名称は、精油の薬理作用や有害作用をともに正しく理解し、それを使用する対象となる人間の個別の健康状態を正しく把握し、判断した上で正しい方法で精油を使用できる、という意味です。クリニカルな場、医療現場で患者に使用する際には、そのような知識は不可欠であり、医療倫理や、コミュニケーションスキル、病理や医療に関する一定の知識も必要となるため、その実践には通常のスクールで学ぶ精油の知識やトリートメントを学ぶだけでは不十分です。
IFPAコースにはクリニカル・アロマセラピーに必要な全ての要素が含まれています。
クリニカルアロマセラピーが実践できるセラピストはどのような現場でも自信をもって働く力を備えています。JEAでIFPAの認定を取得した方々は次のような形で活躍をされています。
〇ホスピタリティの現場で~
1)スパセラピスト
2)サロンアロマセラピスト
3)サロンオーナー〇医療の現場で~ https://soleil-therapist.com/
4)産婦人科アロマセラピスト
5)緩和ケア・がん患者へのアロマセラピー
6)高齢者へのアロマセラピー
7)福祉施設でのアロマセラピー
8)訪問アロマセラピー
9)アロマセラピーの学校経営、講師〜日本で活躍するIFPAアロマセラピスト〜
https://japan.ifparoma.org/find-a-therapist-japanese/トップアロマセラピストはIFPA会員
英国のアロマセラピーのパイオニアとして第一線で活躍しているトップアロマセラピストが数多く在籍しています。彼らの著書は日本語にも翻訳され、日本のアロマセラピストのバイブルとなっています。
https://japan.ifparoma.org/about-ifpa/fellows-and-honorary-members/・プロフェッショナルのためのアロマテラピー
・精油の安全性ガイド
・スピリットとアロマテラピー
・アロマセラピーとマッサージのためのキャリアオイル時点IFPAは医療の中で働くことが許可されている資格〔英国〕
IFPAは英国の補完療法の規制団体であるComplementary&Natural Healthcare Council(CNHC)の認定する協会です。 IFPA正会員はCNHCに登録することが許可されています。CNHCの登録セラピストは英国の医療施設で働く資格*があると認められています。この認可はCNHCのような規制団体の監視を行う行政機関であるProfessional Standard Authority (PSA)によって与えられています。IFPAの日本人認定講師は経験が豊富な現役アロマセラピスト
IFPAの日本人認定講師の多くが英国の認定校や認定講師から直接学び、高いスキルと知識を今日に受け継いでいるのに加え、JEAのIFPA認定講師は医療施設内での施術やサロン勤務の経験が豊富な現役アロマセラピストです。https://aromaschool.jp/strengthsまた、全ての講師が、IFPA試験の試験官でもあり、他のIFPA認定校にて試験官として活躍中。
IFPAは日本人の試験官が試験を行いますので、
コロナ禍でも安心して国際資格が日本語で取得できます!!◆IFPA会員特典
1.IFPA会員限定無料勉強会に参加できます。
JEAでは年に2回開催、他の認定校開催の無料勉強会にも無料で参加できます。2.IFPA会報誌(68ページ 年2回発行 日本語)の無料購読が出来ます。
クリニカルアロマセラピストとして活躍する会員の活動や、精油やアロマセラピーの効果に関する最新情報などが満載です。3.IFPA主催の学術総会(2年に1回開催)に会員価格で参加できます。
4.IFPAホームページの「セラピストを探す」に無料で登録できます。
世界中どこからでも各地のIFPA認定セラピストを検索することができます。ご自身も登録すれば、質の高いアロマセラピストとして検索対象となります。
私たちと一緒に、信頼されるクリニカル・アロマセラピストとして活躍しませんか?IFPA理事(日本担当)
ギル佳津江(ジャパン・エコール・デ・アロマテラピー(JEA)校長)
IFPA理事会役員一覧>>既にアロマセラピーの資格をお持ちですか?
AEAJやITEC、CIBTAC、CIDESCO他、日本で取得できるアロマセラピストやスパセラピストの資格をすでにお持ちの方も、編入やアップグレード制度により、不足している教育課程のみを履修していただくことで、IFPAの資格コースへの編入や資格取得を目指すことができます。
編入やアップグレード制度に関して、詳しくはJEAにお問い合わせください。
お問い合わせフォームはこちら>> -
2022February08
講師ブログ「指先のカサツキにみつろうパック」小田 晴美 先生
こんにちは、講師の小田です。
2月に入り、春の始まりとされる立春を過ぎてもまだまだ寒い日が続きますね。
暖かくなる日が待ち遠しいです♪冬の季節は肌の乾燥が気になりますね。日々のケアでクリームベースや
ジェルベースでハンドクリームやボディークリームなどを作り保湿をしています。精油は前回のブログでも登場していますが、セレブレーションデイのブレンド精油を使う事が多いです。
可愛い記念ラベルで、おすすめのブレンド精油です(*^_^*)
(配合精油はホーリーフ・バージニアシダーウッド・ベルガモット・ネロリ・メイチャンです。)日々のケアもしているのですが、乾燥に加え手洗いや手指消毒をする回数も多くなり、指先のカサツキが気になっていましたので指先をみつろうでパックしました!
<みつろうパックの手順です>
材料:
みつろう 約30g
スイートアーモンドオイル 約20ml1)みつろうとスイートアーモンドオイルを耐熱容器に入れて、湯煎にかけます。
みつろうが溶けたら火からおろします。
2)少し冷まして粗熱が取れたら、溶けている状態で指先を1本ずつ浸けていきます。指先全体が覆うようにします。
*指先を浸ける時には、温度に気を付けてくださいね。3)パックが固まっていきますので、固まった状態で5分位待ちました。
4)みつろうパックをはがします。指を少し動かして、空気が入るとパカッとはずれました。
みつろうは保湿作用や皮膚軟化作用などあり、スイートアーモンドオイルも保湿作用がありますので指先がしっとりすべすべになりました。
さらに、温かいパックが指先を包み込んでいるので、気持ち良かったです~(^_^)皆さんも、色々な乾燥対策で予防してくださいね。
今回の内容とは関係ないですが、シクラメンは冬の季節に彩る花の一つですね。
12月の始めに買いましたが、元気に育っています。 -
2022January15
卒業生さんを突撃Vol.12「看護師のアロマ・リンパケアサロン uzume 服鳥景子さん」
卒業生さんのサロンにJEAスタッフ兼セラピストの加藤がお邪魔してサロンを体験させていただきます。
第12回目は大阪・茨木でアロマリンパサロンを開業している服鳥景子さんです。サロン情報:看護師のアロマ・リンパケアサロン uzume
大阪府茨木市西河原2丁目6-26
JR総持寺駅から徒歩6分HP:https://www.uzumearoma.com/
E-mail:uzumearoma@gmail.com
Instagram:@uzume_osaka<プロフィール>
看護師として主に終末期看護に従事した後、2000年オーストラリアで緩和ケア専門看護修士、2007年米国で博士課程を修了。帰国後は大学教員として11年間勤務し、2020年に退職。その後JEAのIFPA全日制コースに入学し、MLDLevel 2、CIBTAC資格を同時期に取得。2021年サロン「uzume」をオープン。看護師経験を活かし更なるステップアップへ
サロンへと向かう道中は、どこか懐かしく、昔にタイムスリップをした雰囲気。小さな川も流れ、ゆったりとした時間が流れています。灯籠を通るとすぐ見える「uzume」の立て看板。築50年の平屋がサロンです。笑顔で招き入れられ中に入ると、外観のイメージとは全くの異空間。
目に入ってくるのは、柔らかいピンク色のとても素敵な壁紙。そこに穏やかな、やさしい太陽の光が入ってきて、まるで天国にいるような、幸せな気持ちになる空間です。時折り聞こえてくるのが、ティンシャ。水盤にティンシャが漂っていて、不規則にきれいな音色が奏でられているのです。なんて綺麗な音色なんでしょう!どんどん癒されていきます。今回私が受けたメニューは、アロマとホットストーン。取材日はとても寒い日で、ホットストーン日和!ポカポカになりました。
服鳥さんの手は、本当に優しいんです。手がほんとにリラックスされているので、ボディ全体に手が密着されていて、とても気持ちがいい。
アロマだけでなく、リンパ(MLD)やCIBTACの資格も短期間で取得された服鳥さん。
MLDの手技は「力を抜く」ことが基本。それを学んだからこそ、アロマトリートメントの手技がさらに上達するという、あるあるですね♪自分の手でクライアントの不調を整えたい
アロマとの最初の出会いは、約20年前のオーストラリア留学時代。シェアハウスのオーナーが毎日リビングでアロマを炊かれていたそうです。
それから、ご自身の生活の中でも、リラックスしたい時に芳香浴やトリートメントを受ける習慣がついたそう。看護師時代は末期がんの患者さんにラベンダーでフットバスをして、幸福度の変化について調査されたことも。結果はもちろん有意差ありで、他者とのコミュニケーションへの関心が高まり、不眠の解消、疼痛の軽減なども見られたそうです。すごいですね♪
そんな服鳥さんが、本格的にアロマを学ぼうと思ったきっかけは、「自分の手で人に良い影響を直接与えるということに大きな魅力を感じたから。」
「JEAでアロマに関する新たな知識や技術を、身体・精神・社会・魂のあらゆる側面から、理論的に積み上げられた教育内容がとても興味深く、刺激的で、これまでの自分の人生と重なる点も多く、毎日スクールに行くのが楽しみでした。」とお話しくださいました。
服鳥さんのサロンのコンセプトは、「お客様ご自身に元々備わる力で、より健康に美しくなっていただくこと」。サロンの立ち上げは、全く知識ゼロからだったので、何から始めたら良いか分からない状態からスタート。でも、授業の「セラピストのためのサロンセミナー」でコンセプト作りをした経験が、とても役に立ったそうです。
現在、お越しくださっているお客様からは、「毎回新たな自分の発見がある」とか「元気だったころの自分に近づいている実感がある」などのお言葉もいただけているそうで、着実にコンセプト通りのサロンに近づいていますね。
今後の目標は、MLDLevel3を受講して、リンパ浮腫の患者様にMLDが提供できるようになることと、栄養カウンセリングを取り入れて、内からも外からも健康へアプローチすることだそうです。いつも笑顔で、楽しそうにお話しくださる服鳥さん。これからもたくさんの方々を元気にしてあげてくださいね!応援しています。(文章・加藤 安希)
<過去のコラム>
卒業生さんを突撃vol.11 浅利 陽子さん>>
卒業生さんを突撃vol.10 滝川ひろ美さん>>
卒業生さんを突撃vol.9 安田淳子さん>>
卒業生さんを突撃vol.8 宇都圭美さん>>
卒業生さんを突撃vol.7 佐山弥生さん>>
卒業生さんを突撃vol.6 浅野 まみさん>>
卒業生さんを突撃vol.5 八杉 志穂さん>>
卒業生さんを突撃vol.4 村上 京子さん>>
卒業生さんを突撃vol.3 中村 史穂さん>>
卒業生さんを突撃vol.2 福本 旨宴さん>>
卒業生さんを突撃vol.1 谷口 理佐さん>>「卒業生さんを突撃!」コーナーは次回春頃に更新予定です。お楽しみに!
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