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2022December11
「慈悲とマインドフルネス瞑想」立花先生
こんにちは。講師ブログ、今月は立花です。
今年は暖かくて気持ちの良い秋でしたね。
〇〇の秋。
皆様はどんな秋をお過ごしでしたか?私は今年の秋は、慈悲とマインドフルネス瞑想の実践プログラムを12週間受ける、
という機会に恵まれ毎日慈悲の瞑想をする、瞑想の秋となりました。慈悲という、いつくしみ(あわれみを取ってください)の心を持つ自分自身が、
親しい人、自分、苦手な人、生きとし生けるもの全てにまで
慈悲の気持ちを向ける瞑想というプログラムでした。
他にも生活の中での様々なマインドフルネス瞑想や
インナーチャイルドへの癒しもあり、毎日毎日瞑想三昧。最初は体調も悪く苦しい自分がその苦しみを認めることができなかったり。
そうかと思えば瞑想中に大いなる存在と繋がる自分を感じたり。
ただあるがまま受け入れるだけなのに、できない自分を否定したり。静かな時間を求めて参加したはずが、自分に向き合うのは
想像以上に心がざわつきます。私は抜けるように真っ青な青空は綺麗過ぎて、
眺めていると辛くなって目をそらしてしまう。
そんな辛さのある自分は嫌いで誰にも知られないように過ごしていました。
一方で本来の自分を隠すのも嫌なのです。八方塞がりの自分が存在していました。
え?私って自分をこんなに否定していたの?と気づく瞑想の過程は
更に自分をいやだな、と落ち込ませる悪循環。でも、実は嫌なものから目をそらす、というのは、
自分を守るために正しい行動をしている、とも言えます。
自分をこれ以上苦しめないための自衛、なのですね。交換神経が働き、身体は緊張して、目をつむり、息を止め、手を握りしめて、下を向く。
身体は正しい行動をしているのに、そんな自分は嫌で否定をして隠してしまう。今回の瞑想実践では、
そういう時は自分の中の交感神経がいつもそこにいてくれて
自分を守ってくれてありがとう、と抱きしめて呼吸をするとよい。
呼吸はいつもそばにいる安定した大地のようなものだ、ということを深く学びました。嫌なものはあってもいいよ、目をそらしてもいいよ、呼吸と共に認めて
抱きしめてあげる、という「自分をいつくしむ自分」に
認知を変えることができた感じです。実践したマインドフルネス瞑想の中でも特に「歩く瞑想」が
青空へ私を近づけてくれました。歩く瞑想はどこか一点に集中して感じながら歩きます。
足裏だったり、動きだったり、景色だったり。いろいろな考えや感情が浮かんできたら、「考え、考え、考え」と唱えて手放し、
手放せない感情は私の場合はシャボン玉をイメージしてそこにいれて飛ばしてました。その時のマインドフルネス状態で見た植物と青空の融合が、とても美しくて青くて赤くてカラフルで。近所のワンシーンなのに今でも写真を見ると心が潤います。
「綺麗だな」と思う心と「しんどいな」と思う心もあっていい、どちらも私自身と気づく時間になりました。↑「歩く瞑想」中の植物と青空。池の近くの大きな木は沼杉と言われ、歩くと甘く爽やかないい香り。
地面から飛び出しているのは呼吸根だそうです。水の中でも呼吸ができる根なんですね!不思議。生活の中ではフローラルウォーターのスキンケアマインドフルネスや
頭皮ケアマインドフルネスなども行いました。フローラルウォーターのボトルを持って、開けて、手につけて、顔につける。
香りがする。水分が角質に入ってくる。潤いを感じる。ボトルを頭の上から、そのままトニックのように振りかけて、頭皮に揉み込む。
頭からいい香りがして頭皮がゆるむ。それらの行為をまるではじめて行うかのように確かめながら、
思考を手放して今ここで感じていることに100%意識を向ける。
難しくはないですが、難しい時もあります。
脳に直結する香りを感じることはできない時は、いろんな雑念がいっぱい。
「香りがいいね」とか「潤ってきたね」とか呼吸と感覚にもどり、
その行為のみにマインドフルネスするのです。
香りが脳に届き、肌と心が潤って、魂が喜んでいるのを深く感じます。
私のお気に入りはネロリウォーターですが、お好きな香りで是非試してみてください。1月28日からのアロマフェイシャルでは自分を思いやるネロリウォーターマインドフルネスを少し取り入れますね!
←瞑想実践が終わる頃、琵琶湖にて。
青空と琵琶湖と大地と自分が融合していました。自分を思いやることの大切さを知り、また初心に戻ってトリートメントに
向き合いたいと思います。それでは、皆さまに良い冬が訪れますように。
そして私たちが幸せでありますように。安全でありますように。
悩み苦しみから解放されますように…。
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