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  • 2012April12

    校長ギルのアロマなココロ「イギリスのマッサージセラピスト」

    最近、今年出版する予定の本のために、イギリスで活躍する何人かのセラピストに取材を行いました。
    その中の一人がキース・ハントという男性です。

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    昔、毎年のようにイギリスに研修ツアーを行って、クレア・マクスウェル・ハドソン・スクールでたくさんの日本人の生徒さんに学んでいただいていたのですが、毎回、病院見学を行っていました。キースさんは、ロイヤル・フリー・ホスピタルというロンドンでもっとも大きい総合病院のひとつで20年以上アロママッサージを行っておられる方です。

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    キースさんが大事にしていることは「病院のクリニカルな雰囲気ではなく、できるだけ家族のような雰囲気を作ることと、いつも患者さんの家族のような目線を持ち、笑顔でいる」ということです。2000年に写した写真の彼の服装を見れば納得がいきます。

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    セラピスト キース・ハントさんと一緒に

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    大病院だけあって、海外からも難病患者さんもたくさん入院してきていますので、ありとあらゆる病気の方に対して施術を行っています。

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    彼がこの病院でマッサージをするようになった最初の年は、一年間でマッサージを受けてくれた患者さんはたった60名ほどでした。それが、2000年には施術回数が年間1万回を越え、現在はなんと21千回に達しているとのことです!この回数を見れば、どれほどアロママッサージが患者さんに喜んでもらっているかが伺い知れますね。

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    キースさんは補完療法チームリーダーとして雇用され、他のセラピストの方々と一緒に、毎日子供からお年寄りまで、すべての病棟でマッサージをしています。

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    2000年に実際の施術風景を見学させていただいたときは、外来で化学療法の点滴を受けている患者さんの足をセラピストさんたちがマッサージしていました。

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    日本でも、こんなことが実現する日が早く来ることを願います。

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    ギル

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