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  • 2020June18

    妊娠から出産、産後までトータルアロマケアの実践例について

    IFPA正会員のための無料勉強会が終了しました!!

    <大阪校・2月開催>

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    「妊娠から出産、産後までのトータルアロマケアの実践について」

    今回のテーマはずばりマタニティアロマ、対象者は妊婦さんや産後のお母さまになります。
    医療機関にかかりながら出産を迎える女性に、私たちセラピストな何がお手伝いできるのか、
    その方法を模索される方が積極的に参加される機会となりました。

    今回の講師は長年産科病院の現場でセラピストとして現在も活躍中の松尾先生です。
    マタニティアロマは、セラピストなら誰でも出来るわけではない、
    かといって身体の仕組みをわかっている医療従事者が出来るものでもない、
    精油と身体の仕組みを両方バランスよく分かっていることが、
    安全に行うためにセラピストに求められていることだという説明から始まっていきました。

    マタニティアロマを行うのあたって、あなた(セラピスト)は何が不安なのか?
    安全に施術をするためにはどんな知識が必要なのか。
    講師のメッセージを自分自身に問いかけてみます。

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    現場で長年マタニティアロマに取り組んでこられた松尾先生の豊富な経験の中から、
    貴重なデータをご紹介くださいました。
    なんとその例、5症例も続きます。
    初産だからある不安、経産婦だからこそ感じる不安やストレス、その方のその時に合わせて、
    主訴やそれに沿ったブレンドが紹介されていきます。
    皆さん、主訴に応じて展開されるブレンドのメモに余念がありません。

    なるほど、こういうマイナートラブルと、患者さんのお話から複合的にこうブレンドするのか、と納得の連続です。

    お話の中で何回も出てくるフレーズがあります。
    それは「患者さんが感じているストレスを、聴いてあげるだけでいい。」ということです。
    何もアドバイスする必要もない。医療機関では長く時間をとって話を聴いてあげることは出来ないが、
    セラピストは出来る。口から話を出すだけで楽になることがある。と何回かお話くださいました。
    それはきっとマッサージを施すことその信頼関係の上で話を聴いてもらえる相手がセラピストという存在だと、あらためて立ち位置を考えさせられます。

    マタニティライフを支えるアロマセラピストの役割は「良い出産を迎える状態に持っていくこと」、
    この基本路線を踏み外さなければ、皆さん、学んだことで十分対処できます。と講師は皆さんの背中を押してくださいました。

    妊娠とは女性が心も身体も母親になる準備期間、
    マイナートラブルやこの時期特有のストレスの軽減にセラピストとして役に立つ存在でありたい、
    そんな思いで皆さま、講師の話にずっと耳を傾けていた2時間でした。

大阪にあるアロマスクールJEAでは、日本のアロマ資格AEAJ、メディカルアロマの国際資格IFPA、メディカルハーブ資格JAMHA、リンパドレナージの国際資格MLDが取得できます。アロマのほかにボディケアや解剖生理学、セラピストとしてのマナーも学べて、転職・就職・開業に強みを発揮。自宅サロンや医療・介護ボランティアなど活躍の道は多彩に!

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