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2018May10
<講師ブログ:担当 宇川先生>人の手のぬくもりとアロマ
皆さんこんにちは!今回担当の宇川寿美江です。.遡ること数ヶ月、冬がものすごく寒かったですが、私の周りでは「子供のころ以来のしもやけができちゃったぁ!」という声をよく聞きましたが、みなさんや周りの方はいかがでしたか? 私も小学生のころまでは毎冬両足の小指がころんと真っ赤に腫れていました。 晩年の祖母は耳がしもやけでかわいく赤くなっていたことを思い出しました。 特に、ご高齢の方は循環も悪くなりがちで、自律神経の調整も乱れがちです。 .春になってまだGWが終わったばかりなのに、その間にはもう夏日が何日も続いたかと思いきや急に冷え込む。また日中暑い日でも朝晩は寒く、健康な人でさえ体調管理が難しい。 .実のところ、私の母(来年80歳かぁ…)は毎年春・秋にめまいが続いて動けなくなる。 話を聞こうとしても、本人がうまく説明できないのです。診察を受けてみても大きな心配はないらしく、医師からも「季節性の自律神経の乱れですかねぇ」という感じ。
そんなこんなでもやもやとしていたら、いろんな協会から送ってきた最新の会報誌も一斉にタッチケアとか認知症予防とか エンドオブライフケアとかの内容が特集されているのです。.高齢者の割合が増えて、特に人の手のぬくもりが大切だとAIが爆発的に飛躍しそうな中で、みなさん感じているのだなぁと実感です。 .触れさせていただくためにはまずコミュニケーションが必要で、信頼関係が成立しなければいくらタッチの効果をわかっていてもアロマトリートメントができないからです。.そしてセラピストのトリートメントが受けられないとしても、ご高齢のご夫婦やお一人住まいの方でも手軽にアロマテラピーが利用できる ブレンド精油が手軽で便利です。.ポマンダーで香りを楽しむだけでも良いし、その気になればクリームやジェルに混ぜるとハンドクリームやマッサージバームになります。 特に朝ブレンドの主役、ローズマリーには認知症予防効果が期待できる成分1,8-シネオールがたっぷり含まれています。 写真のポマンダーは紙製で私の手作りです。ソレイユのオープンカフェで、 ソレイユメンバーのIさんから作り方を教えていただきました。その後手順を省いて自分なりにアレンジしました。カラフルでかわいくて大好評です。.同居されていてもご実家から離れていても、まずは身近なかたへアロマテラピーを紹介してみてください。きっと幸せな時間を過ごせますよ。.最後に、食の細くなるご高齢の方に体力を維持していただくために暑い季節に食べやすい火を使わないご飯の友をいろいろ考えました。 その中の一つをご紹介しますね。..おくら豆腐とろろ風。(一例)
(写真はおくら3本+豆腐1/3丁
くらい) ..1.最初に生のオクラを刻み浸る程度の水と混ぜておきます。
(できれば1時間くらい)
2.豆腐は練りごまとよく混ぜてペースト状にします。
(フードプロセッサーやすり鉢がなくてもフォークで良くつぶすと
うまくできます) .
3.好みですが、この写真ではからし・一味唐辛子・味噌をまぜて
味を調えました。 4.水につけておいたオクラがものすごい粘りになってるはずです
ので、 豆腐ペーストとよーく混ぜ合わせて出来上がりです。
.ご飯やお蕎麦にぶっかけてしまっても良いし、焼き野菜や魚・冷しゃぶや刺身のディップとして食べると栄養バランスがぐっと良くなります。分量は自由です! 是非アレンジを楽しんでください。オクラを多くするとまとまりの良いネバになります。味噌味のほか、めんつゆとわさび味もおいしいです。醤油ポン酢と柚子胡椒もおすすめです。もちろん納豆やとろろ芋もまぜてOK、オリジナルを楽しんでください♪ .・・・おくらと豆腐の写真で奮闘していた時、背後で「手え、ぬくいなあ」と言う父の声が。我が家で筋肉や神経の痛み用で常備しているブレンドオイルを母が父の脚に塗ってあげているようなのです。普段、脊柱管狭窄症でしびれや痛みのために「いたい痛い、さわらんといて」 と言うことが多い父が、母から触れられても怒らなかったのです。まさにミラクル。幸せってこういう瞬間の事ですね。.では皆さん、人の手のぬくもりとアロマと健康な食事で暑くなりそうな初夏から晩夏をのりきってくださいね!大阪・京都のアロマ教室ジャパン・エコール・デ・アロマテラピー
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