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2022May11
講師ブログ「フレッシュな“香り”」松尾薫先生
こんにちは。
JEA講師の松尾です。5月、緑が眩しく、
そして様々な花々が咲き誇る美しい季節ですね。
今回はこの季節の花を使って
いつものアロマセラピーと違った角度から
フレッシュな“香り”を楽しんでみました♪アロマセラピーの代表的な香りのひとつであるローズ。
この花々が咲き誇るのがちょうど今ですね。このブログがアップされるころはちょうど
ローズオットーの精油が抽出されるダマスクが咲いていると思いますが、
これは少し前のお話なので別の種類のローズの花びら(無農薬栽培)を使ってみました。まずは白ワインに
量は目分量ですが、6日ほど浸けてみたら綺麗な色になりました。
お味がとてもローズというわけではないはないですが、
やはり鼻から抜ける香りがフレッシュなローズの花びらと同じでした(^^♪
美味しい!!次はシロップに
こちらは様子を見ながら5日ほど浸けてみました。
今回は100%サトウキビ天然糖液(透明・無臭)を使用。ワイン同様に色はうっすらな感じですが香りは移りました。
紅茶に入れたり、炭酸水で割ったりしていただいています♪
こちらも美味しい!ヨーグルトやお菓子作りにもよいでしょうね。ちなみに、シロップをいちから作ることももちろんできます。
花びら、砂糖(グラニュー糖やきび糖など)、レモン汁があればできます。
次はいちから作ってみようかなと思っています。こちらは別のローズを使用したバージョン。
花びらはサーモンピンクですが、シロップの色はそのまま無色。
でも香りはしっかり移りました!こちらも美味しいです。最後はホホバオイルに
3週間ほど浸けたのですが、
残念ながらこちらはうまく花びらのよい香りが取り出せませんでした。
花の水分が出てしまったか、途中で発酵もしくは酸化してしまったか・・・。
今回フレッシュな花びらを使いましたが、
ドライにしたものを浸け込むのもよいかと思います。
今度はダマスクを使って再チャレンジしてみようと思っています。
そして、ちょうどブログ投稿ギリギリのタイミングで
ネロリの花も届いたので
こちらも今、ウォッカとホホバに浸けています。
数週間後が楽しみです♪今回はお花でいろいろ楽しんでみましたが、
様々なハーブを浸け込んでいただくのもよいですね。注意点としては、
使用する花びらやハーブは無農薬で育てられたもの、
もしくは食用とされているものを使用するようにしてください。私は季節の自然の花々などを見るのが好きなのですが、
精油以外にこのように香りを取り出すのも“旬”を楽しむ
ということになるのかなと思いました。精油のローズオットーはとても収油率が低く貴重なものなので
このような形で本物の香り(生花)を使うのも楽しいですね。皆さまも身近な季節の植物の香りをいろいろな形で楽しんでみてくださいね。
“旬”の香りはきっと心を豊かにしてくれると思います。
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