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2022July09
講師ブログ「自分自身のセルフケア」阪田香理先生
皆さま、今年も夏がやってきましたね!いかがお過ごしでしょうか。
毎年、夏を感じる時期や感覚もその年それぞれの個性があるなぁと
物思いにふける日々です。さて、ここ数年は、感染症を通しての様々な経験が影響しているのか、
または宇宙に即した流れによるものなのかはわかりませんが
人生の転機を迎えておられる方が多いように感じます。私の周りにも、新たな世界に一歩勇気と希望を持って飛び出された方も
いらっしゃいますし、今が転機かも・・・とは感じているけれど
現実的に動くにはまだ不安の方が大きくて、思うように動けずに
フラストレーションを感じておられる方もいらっしゃいます。
どちらかというと後者のほうが割合的には多いように感じます。実際に日常生活を大きく変化させるには、勇気もお金もエネルギーも
要ることがほとんどですから、決して簡単なことではありませんね。
だから行動に移す前に不安や恐怖の気持ちに圧倒されて、
そのまま動けなくなってしまう。。。だけど、いつも出来るだけ自分らしく生きていきたい。
いろんな感情に振りまわされずに、本来の自分であり続けたい。
と、心の奥では思っているので葛藤が生まれて苦しくなってしまう。よ~~くわかります。
私ももちろん経験がありますし、多くの方が経験あることでは?葛藤が続くと当然心にも身体にもよくありませんから、
こんな時こそ、アロマセラピーを自分自身の癒しや不要な感情の
開放に役立ててみましょう。それから、先日「科学と神秘のはざまを解く気のはなし」という本の中に
道教の修養法の一つである「吐納(とのう)」という呼吸法が書かれてあるのですが
これが思いのほか、しっくりと自分の身体バランスを整えるのにとても
役立ちましたので、ここで少し紹介したいと思います。この吐納から丹薬(不老長寿になるといわれる、気が固形の玉に変わったもの)
を体内で作り出す方法の「内丹法」というものに
繋がっていくのですが、これは少し複雑になりますので、まずは
シンプルに吐納のやり方のみお伝えします。【手順】
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①鼻から吸い込んだ大気から精妙な気を意識で丹田(おへそから4~5㎝下辺り)
まで送り込む。②しばらくそこに溜め込んでから会陰を通して尾てい骨に押し流す。
③背骨のあたりを通して頭のてっぺん(百会)まで持ち上げる。
④そこから眉間から鼻の先、口の中まで下ろしてくる。
⑤意識して踏ん張るようにして胸の真ん中まで持ってくる。
⑥そして出発点である、丹田まで下ろしてくる。
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①~⑥を行う間、呼吸はずっと鼻から息を吸い、口から吐くのを繰り返し行います。私は朝にこの簡易的「吐納」を何度も何度も繰り返し行っているのですが
やっている間、自分の身体の中心をすごく意識しますので、こわ張りのある部位や
ゆがみなどにも気づき、微調整していくことで、しばらく続いていた右肩の痛みがなくなり
さらには柔軟性が高くなりました!また呼吸が深くなることで、酸素を多く取り入れられて、冷えの解消や
消化器系の機能も上がったように思います。身体が健全な状態になることで、当然こころの状態も安定し
気持ちも前向きになれます。時間帯はいつでも良いと思いますが、一日の中で少し時間にゆとりを持てる時が
良いのではないでしょうか。そして、この「吐納」を行う時に是非、芳香浴法を取り入れながら行ってください。
アロマポットでもディフューザーでも、ティッシュに落とすだけでも
OKです。私のおすすめブレンドをいくつかご紹介します。
<自分のスピリットを高める>
・ジュニパーブランチ
・フランキンセンス<優しく寄り添ってくれる>
・ローマンカモミール
・ラベンダー
・オレンジスィート<自分らしくいれるために>
・ゼラニウム
・グレープフルーツ
・シダーウッド何かピンとくるブレンドがあれば、お試しくださいね ♪
精油の比率はお好みで☆このような、自分の心身への気づきを与えてくれてセルフケアができるメソッドは
沢山ありますが、これもまたその一つになりますので、一度試してみてくださいね。ご自身にあった方法で、自分自身が無理なく自分らしくいれる状態に
整えられると、思い描いた未来が軽やかに実現されるかもしれませんね。それでは、これからの日々も生き生きと自分らしく過ごしていきましょう^^
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