-
2024March10
【春の訪れを香りで楽しむアロマテラピー】立花先生
皆さま、こんにちは。
今月の講師ブログの担当の立花です。春が近づいてきましたね。
早春の花も水仙に始まり梅の花、沈丁花も香り始めました。
家の近くに梅林があるのですが、外から近づくだけで梅の香りが甘く漂ってきます。白梅と紅梅では香りも少し違うんですよね。
どちらもベンズアルデヒドに酢酸ベンジル、ベンジルアルコールがなんですが、紅梅の方がシナモンにも含まれるシンナミックアルデヒトなどが存在してよりスパイシーな重目の甘さ
白梅はエステルの酢酸ベンジルが多くて、軽いフルーティーな香り。
私の実家には白梅があったので、梅花の香りというと白梅の香りが一層馴染みます。梅の花の香り再現ブレンドにもチャレンジしてみました。
◉白梅
20年前の香り熟成したジャスミンサンバック
イランイラン
◉紅梅
イランイラン
ジャスミンサンバック
安息香
シナモンをほんのちょっぴり甘い香りに包まれて、梅を再現しつつ水仙も再現できているようなほんわか気分になれました。
外へ出かけたくなるのは人間だけではなく、二十四節気では啓蟄(3月5日~3月20日)
冬ごもりの虫が、暖かくなった春の気配に土の中から出てくる頃とされています。
この時期は寒暖差も激しくて、温度差で自律神経のバランスを崩しやすい時期でもあります。今年は温かい2月だったためか3月に寒の戻りがとても強く感じることがあるので、こういう時は3つの首(首、手首、足首)をできるだけ温めるようにしてくださいね。
私はこの時期指先がすごく冷えます。すぐ温めたい、けどガンガン暖房を入れるには温度が高いという時に行うのがマグカップでの指湯です。
*簡単!アロマハンド爪もみ+マグカップ指温浴*
①クリームベースにお好きな香りを入れてハンドクリームを作っておく。
自律神経調整と冷え対策でオススメなのがブレンドオイルのインナーバランス。
ゼラニウム
マジョラム
ジュニパーベリー
タラゴン
マジョラムの甘さとタラゴンのアニス調の甘さが体も心も温めてくれるブレンドです。自律神経バランスを取るゼラニウムも入ってこの時期にぴったりのブレンドです。②ハンドマッサージと爪もみを数分行います。
クリームを塗るだけでもいいが、爪生え際をしっかり揉むと自律神経のバランスを整えられます。
③マグカップに4指を入れて45度くらいの熱めのお湯に両手の四指を入れます。
マグカップに精油を入れなくても、クリームの精油が立ち昇って香るので、アロマの香りは充分楽しめますし、ほんの10分ほどでも指が温まり身体も心もほっこりします。
私は手先が冷えてしまっている時、一瞬手を温めてリラックスしたい時など、準備が要らずにすぐにできるアロマハンド爪もみ+指湯をよくします。自律神経機能が弱い人は、この時期手足が冷えやすいですし、自律神経機能は免疫機能と密接に関係していることから、アレルギー症状が悪化しやすくなります。
花粉の飛散量の増加時期と重なるため、花粉症の人は特に冷えにはご注意くださいね。
-
カテゴリー
-
月別アーカイブ