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2014October09
2014年10月☆JEA講師によるマンスリーブログ
皆さん、こんにちは~
JEA講師、細尾智恵子です。
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ご存知の方もおられるかもしれませんが、私無類の打楽器音好きです。
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楽器でなくてもいいんです。
叩いて音が出ればなんでも。
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何かメロディが聴こえると知らぬ間にそのへんの物を
手や指で叩いてリズムをとっていたりします。
机とかPCとか、カップとか、ティッシュの箱とか、、、
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それで実はタンバリンを習っていたりします。
そのタンバリンのレッスンでは
タンバリン以外の楽器も私たち生徒のリクエストに応じて教えてくださいます。
要するに打楽器色々パーカッション教室です。
そのパーカッションの先生からの紹介で、
先日『ウドゥ』という打楽器を自分で作りに行ってきました。
職場仲間や元職場仲間4人と共に♪
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ちなみに『ウドゥ』はアフリカ大陸ナイジェリアの民族楽器でイボ族の言葉で【壷】を意味します。実際【壷】みたいな形です。そう、壷に穴を開けたような形で、その穴を手のひらで叩いたり、側面を叩く打楽器なんです。
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その『ウドゥ』作りを教えてくださる先生がいるなんて、
京都ってほんと面白い街!
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行ってみるとそこは完全に町屋でした。
事前のやりとりで知っていましたが、予想以上に町屋でした。
そして素敵♪
窓辺もセンスよく飾られています。
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広いお座敷には準備万端に
5人分の道具がセッティングされ、
期待感が高まります↑
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粘土は予め先生が捏ねてくださっていました。
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粘土は赤、白、黒から事前に選べたので、
私は赤土を選びました。
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(そう、赤土で作り、最後に彫刻刀で大好きな中南米の土器風の模様を彫り、
中南米土器風ウドゥに仕上げようとたくらんでいたのです。
張り切って、中南米美術館で購入したポストカードまで持参していました。
それなのに、まさか、まさか、あんな結末になるとは、、、)
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それを麺棒で伸ばします。
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先生から渡された細長い板4枚と2枚づつ重ねて
左右に話して台の上に置き、その間に粘土を伸ばして
板2分の厚みしていきます。
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「ひぁ~!たのし~い!!粘土のひんやり感、ぺとりとした手触りが気持ちい~い!!」
またテンションアップです↑
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これを型に乗せ成型。これがウドゥの下半分。
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その後、上半分も同じ工程で作ります。
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しかし、この時、私は大きなミスを犯しました、、、
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厚みが、、、さっきの下半分よりやや厚かったのです、、、
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型に乗っけた時点で、、、いや、もしかしたらもう少し前から
なんとなく気づいていました、、、
ですが、得意の楽観主義(というか、いい加減)で
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「まぁ、なんとかなるでしょう。楽しいからいいや~あはは~♪」
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とそのまま作業を続行。。。
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その結果、上と下をくっつけてこうなった時には
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下半分が上半分の重みに耐えられず、
ぶにゅうっとへこんでしまいました、、、
テンションダウン、、、(涙)↓
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あ、この写真は私のウドゥではありません。
これはへこんでいないでしょ?
だってこれは元同僚Hさんのウドゥの写真だからです。
実は今回このブログに使用する写真は全て
Hさんからお借りしました。
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私は今回写真をほとんど撮っていません。
なぜなら最初はテンションが上がり過ぎて忘れていたから、
そして後半はへこみ修正に必死で、そんな余裕が無かったから。。。トホホ
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だって下半分がへこんでるんですよ!
どうするんですか!
私が一番はりきっていたのに、
これじゃあまともな音が出ないどころか、
形だけもウドゥにならないじゃないですか(泣)
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…って、泣きべそかいてても仕方ないので、
先生の指示の元、薄い部分に粘土を足して補強したり、
穴から中に新聞紙をつめて、ひっくり返して中に手を突っ込んで
へこみを下から押し上げつつ補強したりと、必死で修正。
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その結果、みごと奇跡の生還!!(安堵)
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この後、てっぺんの筒の部分もなんとかくっつけて
それなりの形に出来上がりました!!!(喜)
だけどもちろん写真はなし!笑
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私が冷や汗だくだくで修正作業をしている間、
隣で同僚Mさんはさくさく進行。
皆さん、観てください、これが『ウドゥ(焼く前)』ですよ~
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プロか!!!(笑)
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先生も絶賛の出来です!!!
Mさん、焼く前のこの時点からそっと穴を叩くだけで
すでにいい音出てるじゃないですか!!!
私のと交換して~!!!(懇願)
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この後、ある程度全体が乾いたら、
最後に彫刻刀で側面に柄を彫るのですが、
私は上記事情により、かなり遅れをとったため、時間切れで柄は彫れませんでした。
中南米土器風ウドゥへの野望、敗れたり!!!(泣笑)
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そしてこの後は、先生にお預けして、何日か乾燥、
釜で焼いて頂いて、ようやく本当の出来上がり、になります。
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ただ、この焼きの際に割れてしまうこともあるそうで、
どう考えてもぎりぎりセーフかぎりぎりアウトの私のウドゥは
割れる可能性大。。。
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早ければ、10月10日に受け取り。
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どうなることやら…
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ま、割れたら割れたで、
その破片をお皿にしたり、
お香たてにしたりしたらいいや~♪
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って、最後までお気楽、楽観主義の私でした~♪♪♪
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焼き上がりの結末が知りたい方は
またスクールで私を見かけた際にお声がけくださいませ~♪
自慢げに焼きあがったウドゥの写真をお見せするか、
ばらばらに割れた破片の写真をお見せするのか、
乞うご期待~!!!
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JEA講師:細尾
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