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  • 2014September24

    メディカルアロマ通信〜フランスからのお便り〜 Vol.5

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    フランスの薬剤師であり、Mont Saint Michelオリジナル精油のサプライヤーでもある

    ランベール氏からフランスのメディカルアロマレシピが届きました♪

    今回は、「ユーカリ編 第1弾」です。じっくり読んでみてくださいね☆

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    ユーカリ属シネオールタイプ

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    1. 植物としてのユーカリ
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    ユーカリ属は600種類以上あり、そのほとんどがオーストラリア原産です。
    • ユーカリグロブブルス Eucalyptus globulus Labill.
    • ユーカリラディアータ Eucalyptus radiata Sieb.
    • ユーカリスミシー  Eucalyptus smithii Bak.
    • ユーカリポリブラクテア Eucalyptus polybractea Bak.
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    フトモモ科の植物で、高さ100メートルに達する種類もあります。樹皮がひらひらと剥がれているのが特徴的なユーカリ・グロブルス、ユーカリ・ラディアータ(オーストラリアまたは南アフリカ産)は比較的小さい種類です。
    成長が早く、ポルトガルやスペインでは、湿地帯を乾かすために一時期大量に植林されました。またマラリアの拡大を防ぐことから、「熱の木」と呼ばれていました。
    若い葉は楕円形で青みがかっていて、年月を経ると細長く緑がかった灰色になります。薬用には成熟した葉を使用し、精油は水蒸気蒸留法で収油されます。
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    2. 歴史と小話
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    オーストラリア先住民族アボリジニには欠かすことのできない植物でした。傷を癒やすのにフレッシュな葉を使うと傷の治りが数段早くなったということです。
    また、ユーカリの葉が大好物のコアラはおかげで風邪を引いたことがない!という笑い話もあります。
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    精油ケモタイプ
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    1. 成分
    成熟したフレッシュな葉から水蒸気蒸留法で収油され、収油率は2〜3%です。
    成分の70〜80%が1,8 cinéoleまたはユーカリプトール(モノテルペン・オキサイド類)。ユーカリの種類によって成分の含有量が異なり、香りも違ってきます。
    アロマテラピーではユーカリ・グロブルスよりも、ほんのり柑橘系の香りのするユーカリ・ラディアータのほうが使いやすいのでお勧めです。
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    2. 作用特性
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    • 呼吸器系疾患
    呼吸器系疾患の処方として、他の精油とブレンドします: カユプテMelaleuca cauputii , ニアウリMelaleuca quinquenervia ,ラヴィンサラ Cinnamomum camphora cinéole , ローズマリー・シネオールRosmarinus off. cinéole ,マートル Myrtus communis ,ローリエ Laurus nobilis , ….
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    – 肺の殺菌作用:1.8-シネオールは呼吸から排出されます(ユーカリの精油で足の裏をマッサージしたあと、呼吸から微量の痕跡を見つけることができます)。
    – 去痰作用および粘液溶解作用:痰を排出しやすくします。いがらっぽい喉や空咳を鎮めます(気管支炎、喫煙による咳、アレルギーによる咳)
    – 抗ウィルス作用(インフルエンザ)
    – 気管のうっ血除去:気管支炎、鼻炎、副鼻腔炎の場合には吸入することにより症状を緩和します。
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    • 皮膚疾患
    – 大変効果的な消毒作用があります。皮膚の刺激も少なく、小さな傷の手当に使うことができます:やけど、軽い炎症、切り傷、かすり傷、虫さされ、、、
    – 抗菌、抗真菌、抗ウィルス(ヘルペス、帯状疱疹)
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    • 空気清浄
    – ディフューザーで拡散すれば、空気清浄効果があり、爽やかな香りが気分をすっきりさせ活力を与えてくれます。
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    3. 使用上の注意
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    ユーカリ・グロブルス Eucalyptus globulus は子供には使用しないでください。ユーカリ・ラディアータは香りも穏やかで、大人にも子供にも安心して使えます。
    どのタイプも内服には向いていません。
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    次回は、アロマテラピーでの使い方について、
    レシピも交えてお話しますね。
    では、また。
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    ~ピエール・ランベール氏 プロフィール~
    アロマテラピーに携わって20年以上のキャリアを持つフィトアロマテラピーの専門家。
    フランス、トゥールーズ大学で薬学を修了後、モンペリエ大学植物療法科の学位を取得。
    植物療法の一つとしてのフィトアロマテラピー専門の薬剤師として
    医療用精油の販売や処方を行なうかたわら薬剤師や医師対象の
    フィト・アロマテラピー講座も定期的に開催している。
    化学成分だけでなく、良い「香り」であることに一切妥協をしないその精油は、
    プロのアロマセラピストを納得させる上質な香りと定評がある。

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京都と大阪にあるアロマスクールJEAでは、日本のアロマ資格AEAJ、メディカルアロマの国際資格IFPA、メディカルハーブ資格JAMHA、リンパドレナージの国際資格MLDが取得できます。アロマのほかにボディケアや解剖生理学、セラピストとしてのマナーも学べて、転職・就職・開業に強みを発揮。自宅サロンや医療・介護ボランティアなど活躍の道は多彩に!

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