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2009November18
タオルワークの極意
きゅーっと冷え込んできましたね。冷えは知らず知らずに忍び寄ります。
寒さ対策万全に整えましょう。私はうわさのヒートテックを買いました♪
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突然ですが、皆さまは考えたりしますか?
「アロマセラピーマッサージで一番大切なことはなんだろう?」って。私は常々・・・、 ん? 時々・・・かな?
考えたりします。とは言っても、それはもう、有形・無形のものから、
技術的なもの、おもてなしまで数えきれないくらいあり、
また、人によって様々なものなので意見も分かれるところですが。少し前までは「エフルラージュに始まり、エフルラージュに終わる」と思っていました。
私はまず最初のエフルラージュで、いつも自分の状態がわかるのです。
「あ。今日はものすごく身体がなめらかに動くぞ!」とか
「あ~。今日はイマイチ調子よくないかも…」とか、
相手の方の状態よりも先にそんなことを感じています。エフルラージュは、やはり基本中の基本ですから大切なことに違いありません。
でも、最近は少し考えが変わり
「タオルワークに始まり、タオルワークに終わる」のでは?と思い始めました。マッサージで一番最初にお客様に触れる「ファーストタッチ」はタオルの上からです。
そして、「終わり良ければすべて良し」という言葉もあるように
トリートメントの余韻を残す締めくくりも、タオルの上からなのです。
タオルワークを一番大切なものだと位置づけ、
いかにトリートメントそのものより心を込められるか、気を配れるか。
そんなことを考えていたら・・・タオルワークについて、とても面白い特集が雑誌「セラピスト 2009年12月号」に掲載されていました。
それによると「タオルワークがうまい人は、概してトリートメントも上手」と分析されていました。
そしてタオルワークには6つの目的があり、
それは・・・①【羞恥心の保護】
②【脱衣中のクライアントへの安心感】
③【保温】
④【リラクセーション効果】
裸に近い状態で肌に触れるものだからこそ、素材の良いもの、質感・吸湿性・肌触り・色などが重要なポイントに。⑤【信頼関係を築く】
言葉はなくても、タオル使いが丁寧であればあるほどクライアントは守られているという安心感につながる。⑥【トリートメントとの相乗効果】
よいトリートメントには、きちんとしたタオルワークが必要不可欠。こうやって改めて読むと、妙になるほど~!と納得してしまいました。
授業の中でいつも口を酸っぱくして、小姑並みにタオル使いをうるさくチェックしていますが
やはり <たかがタオル使い…されどタオル使い…> です!
これからもビシビシ!タオル使いチェックしていこうっっ!と使命と熱意にメラメラ燃えました。他にも、タオルワークについて興味深い記事がありましたよ!
京都校・大阪校ともに図書で貸出しをしています。
ご興味のある方、いやいや興味がなくても一度目を通しておくと新たな発見がきっとありますよ♪
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