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2010June23
校長ギルのアロマなココロ『ピーターラビット』
ピーターラビットが主人公の童話の作者、ポターの映画を最近テレビで見ました。
私は今から何十年も前に、ポターのふるさとであるイギリスの湖水地方を訪れたとき、その美しさに心底感動しました。おとぎの世界そのものです。美しい 自然をできるだけそのままに保存しているイギリスが本当にうらやましかったです。
日本ってなんで、田舎でもどこでもコンクリートや金属やプラスチックでどんどん景観を壊していくのでしょうか?
このポターという人、開発会社に農場がどんどん買収されていって伝統的景観が失われていくのに危機感を抱いて、童話で得た収入で、競売にかけられた あちこちの農場を買い上げて行きました。
すごく昔の人なのに、先見の目があったのですね。
人間が心豊かに暮らすことこそ、長い目で見たら一番大事なことに 違いないし、自然はそこから切っても切れないものなのに、今の世の中、優先順位がおかしいですよね。
ところで、数日前の朝、小さな小さなねずみをキッチンで捕まえました。はつかねずみでしょうか?
ちょっと動きが鈍かったので捕まえることができたの ですが、野生のねずみをしっかり観察するよい機会でしたので、じっくりと見させていただきました。私もネズミ年ですし。
写真ではほとんど見えないのが残念ですが、ピーターラビットから抜け出てきたようなかわいいねずみでした。
カッテージチーズを入れてあげたら小さな 前足で持っておいしそうに食べている姿もかわいかったです。
でも、やっぱり逃げたいようですから、庭に逃がしてやりました。
我が家の名ハンター、猫のアンニャンにつかまらないように祈っています。
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