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2018February28
ジャパン・エコール・デ・アロマテラピーで目指せる資格
ジャパン・エコール・デ・アロマテラピーで目指せる資格
■IFPA認定アロマセラピスト
国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟(IFPA)は、プロとして活動するアロマセラピストの為の協会です。
ISPA、RQAなどの協会が統合し、アロマセラピーと東洋医学の融合を行った最初のアロマセラピストである現IFPA会長のガブリエル・モージェイ氏とイアン・カンブレー・スミス氏が共同会長となり、2002年2月、英国で設立されました。同年4月、設立祝賀会がロンドンの国会議事堂貴族院で開催されました。
慈善事業団体として英国政府に登録され、健全で透明性の高い協会運営が続けられています。
現在、IFPA会員は世界40か国以上の国で2000名の会員が所属し、60の認定校が教育施設として運営されています。イギリス政府機関との連携のもと、世界で最も水準の高い教育カリキュラムにより、アロマセラピストの育成、アロマテラピーの健全な普及活動、アロマセラピストの地位や技術の向上に取り組んでいます。
プロのアロマセラピストはもちろん、世界の植物療法の専門家であれば、その名を知らない人はいないと言われるアロマセラピーのさきがけとなり、現在も世界で講演を続ける、ロバート・ティスランド氏をはじめ、クリニカルアロマセラピーの第一人者であるリアノン・ルイス氏、英国アロマセラピー界の草分けの一人で、ISPA設立者であるシャーリー・プライス氏や、日本語にも翻訳されている「クリニカル・アロマテラピー」著者であるジェーンバックル氏など、著名なアロマセラピストがIFPAの会員であり、様々な現場での臨床報告が行われるIfparomaカンファレンスには、 世界各国から多くの参加者が集まります。
日本で最も多くの会員を輩出している認定校であるJEA校長のギル佳津江は、2017年に日本人初の理事として任命され、IFPAの日本での普及と、会員サービスに尽力しています。2020年8月には、コロナ禍の中、IFPA初のIfparoma2020 ウェブ・カンファレンスを企画・実行し、世界各国で340名の参加者がアロマセラピーの最前線で活躍する専門家の発表を視聴しました。
IFPAの会員は様々な分野で活躍しています。●医療分野・・・マタニティケア、ガン患者ケア、緩和ケア、高齢者ケア
●福祉・・・若年者の心のケア、発達障害や身体障碍者ケア、災害アロマボランティア
●スポーツ・・・スポーツアロマ、ヨガアロマに活用
●ウェルネス・・・外資系や高級ホテルスパ、サロン就職、マインドフルネスやウェルネス・ツーリズムに応用
●美容・スキンケア・・・美肌化粧品プロデュース
●教育・・・IFPA認定講師として一般企業から看護学校まで幅広い分野で指導
●心のケア・・・ストレス社会の中、心の支えとなるパーソナルな香りとタッチを個人サロンで提供IFPA資格を得るには、精油の知識だけでは足りません。アロマセラピストに必要な解剖学、生理学、病理学を学ぶことで、子どもからお年寄りまで年齢や体質、お困りの症状に対する安全なケア方法も学びます。認定コースのカリキュラムの総時間は250時間以上で、試験の合格や課題の提出が必要となります。JEAのIFPA認定コースの修了ディプロマを手にすることで、初めてIFPA正会員登録申請の資格を得られます。
英国IFPA資格対応メディカルアロマセラピストコースについて>>
■AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
日本アロマ環境協会(AEAJ)は、アロマテラピーを普及・研究する、アロマテラピー分野では唯一内閣府から認定を受けた公益法人です。アロマテラピーで健康を寄与する取り組みの一環で、独自の認定資格を制定し、人材育成にも力を入れています。
アロマテラピーアドバイザーは、AEAJ認定アロマテラピー検定1級に合格、AEAJに入会、認定講習会を受講後に得られる資格です。アロマテラピーの知識を社会に正しく発信することができることを認定されます。精油の使用方法や、アロマテラピーに関する法律の知識を身に付け、一般の方にもアロマテラピーのアドバイスができる専門家となります。
取得後は、職場へのアロマテラピー導入や、アロマショップの販売や一般の方へのアドバイザーとして活躍が期待できます。施設内の環境改善や健康管理の一端としてアロマテラピーの利用についても貢献できます。AEAJでは、アロマテラピーアドバイザーの資格を取った後に、アロマテラピーインストラクターやアロマセラピストの資格が取得できます。
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