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2009August06
稜線歩きの旅
みなさん、こんにちは!スタッフの福井です。
この梅雨明けしない異常気象の中、ほとんど強行的に北アルプスへテント泊の縦走登山に行って来ました!
栂池高原から白馬岳へ。
そして白馬三山を縦走し、不帰キレットを越え、唐松岳へ。
最後は八方池を目指し下山しました。んまぁ~。結構ハードな山行でした。ほとんど修行のような。。。
でも、お天気は上々で、雲海を眺めながら雲の中を散歩するようでしたよ。
※写真は白馬三山のひとつ、杓子岳です。頂上には行かずに、下の道をトラバースしました。栂池高原と八方池は高山植物のお花畑で有名ですね。特に八方はものすごい人でした。
さて。
栂池自然園から白馬岳へ向けて歩き始めた時は、辺り一面濃霧で真っ白けでした。
まさにモイスチャーです。
ちょうどいい冷たさで、潤っていきます。身も心も!!!霧の中を散歩するのも、本当にいいものだなぁと心の底から思いました。
太陽のサンサンと輝くシャワーも、濃霧のモイストシャワーを浴びるのもどちらも、とっても気持ちいい。
登山道には、この夏の天候不良のせいで、雪渓が思うより多く残っていました。
突然、霧の中から銀世界が現れて、不思議な感覚になります。天狗原から白馬大池までは木道やケルンがあって、なだらかな道が続き、楽しくて歩きやすいお薦めのルートです。
すれ違う人と、少し立ち話をして、ふと振り返ると。。。 そこに白馬大池が見えました!!
わお!
見えたと思ったら、フワ~っと霧が動いて視界が急に開けました。おお!
緑と青が目に沁みる~!モノトーンの世界から色彩の世界へ、一瞬でワープしたような。
何度も経験しているけど、自然の見せてくれる奇跡はもう魔法としかいいようがないのです。
これだから、やめられないのです。:
白馬大池から小蓮華山を通過し、白馬岳へ。
白馬岳では、登頂記念にビールで乾杯しました。
ビール500ml、800円です。高い?安い?
達成感の後の、冷えたビールのうまいこと!決して高くはない…と思うわけです。私たちの1泊目の宿はもちろんテントです。
白馬岳頂上直下にある白馬山荘ではなく、もう少し下った所にある村営白馬岳頂上宿舎。その裏手にあるくぼ地がテントサイトです。
約100張できるテントサイトに、この日テントは3つ。
貸切やー。ひゃっほーーい。
テント入り口から、前を見ると写真の景色です。杓子岳です。↑↑
つまりは、玄関開けたら、この景色です。もう。これ最高じゃないですか?!
3つのテントの内のひとつが、60代後半~70代のおじさんグループで、このグループがはしゃぐ、はしゃぐ。
どんだけパワーありあまってんねん!とちょっと切れそうになるほどはしゃぐ!はしゃぐ!
で、何故か、夜の10時半におじさん達の目覚ましがなり、またガサゴソ、ガハハとうるさくて目が覚めました。
「もう~!勘弁してよ~」と思っていると、誰かが「満天やな!これは明日快晴だぞ!」と叫んだのです。
「えーっっっ!」と思って、私も飛び起きて外に出たら天の川がくっきり見えるほどの、満天の星空☆
流れ星もいくつも見えました。おじさん達のおかげで、いいもの見れました。感謝、感謝です!
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