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2009August17
オオシラビソの香り
みなさん、こんにちは!スタッフの福井です。
お盆休みは良いお天気で行楽日和が続きましたね。
素敵なお盆休みを過ごされましたか?JEAでは、今日も楽しくマッサージの授業を行なっています!生徒の皆さんもスタッフも元気☆元気☆です!
さて、今日の題名「オオシラビソ」・・・なにそれ?!と思われたでしょうか?
先日、北アルプスに登山に行って来ました!とご報告させて頂きましたが、
実は登山以外にも目的があったのです。
それは「オオシラビソ」という木を見るという目的です。(マニアックな話題でいつもすみません。。。)
「オオシラビソ(大白檜曽、学名:Abies mariesii)はマツ科モミ属の常緑針葉樹で、
日本の特産種である。別名、アオモリトドマツ。」 ~『ウィキペディア』より~
(もっとはっきり画像を見たい方はリンク先をご覧くださいね)蔵王スキー場の樹氷になる木と言えば分かりやすいでしょうか?
私は樹木系の香りが好きで、とくにモミやセコイヤやハイマツの香りが大好きで、
その好きさ加減は「猫にまたたび」と同じくらいです。
ですので以前から、オオシラビソにも興味があり、いつか香りを嗅いでみたい!と切望していたのです。
白馬・栂池高原はオオシラビソの群生で有名です。行くなら栂池と決めていました。
・・・・・・・・・・・・
栂池高原に着いた日の早朝は、残念ながら濃霧でした。
精油成分は日照によって揮発しやすいと思うので、あまり香らないかなぁ~?と期待していませんでした・・・、が。
歩いていたらふわぁ~と甘くて良い香りがしてきたのです。
「あっ!オオシラビソだっ!」と直感で思って辺りを見渡したら、すぐ横にオオシラビソが生えていました。
そこからは、ずっとオオシラビソの群生でした。 もう~天国です♪♪
栂池ロープウェイでは、ロープウェイのお姉さんがオオシラビソの話をしてくれて、ひとり内心大喜びっ!!
今年は球果(松ぼっくり)の大豊作で、こんなに数が多いのは珍しいのだそうです。
オオシラビソの松ぼっくりは、ナント紫色!(深い藍色に近い) とってもキレイでした。
でも、紫色の松ぼっくりなんて見たことないですよね~?
それもそのはず・・・この松ぼっくりは下には落ちずに、そのまま木の上でバラバラになってしまうからなのです。
そして、肝心の香りですが、とにかく甘いです。かすかにスパイシー。
針葉を少しこすると、柑橘系のフレッシュな香りがします。驚きました。
レモンとオレンジが混ざったような、樹木とは思えない新鮮で良い香りです。
オオシラビソのこの甘い香りは何に似ているかなぁ?と考えたら、バルサムファーというお香にそっくり。
このお香、京都河原町にある藤井大丸2階の「Bshop」というお店で売ってました。
興味のある方は、ぜひ見に行って下さいね! 香りを試してみてください。とても良い香りです。(←しつこい)
それにしても、オオシラビソ、大好きになりました。精油が無いのが本当に残念です。バルサムファーの精油はあるのに・・・。日本特産なのでどこか日本のメーカーさん作って下さ~い!!
今度は、お日様の光を浴びたオオシラビソに会いに行きたいと思います!
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2009August07
リンパドレナージュの本家本元、ボッダースクール参りのご報告 その2:謎の東洋人
ようやくミュンヘンに到着すると、手配しておいたタクシーの運転手さんの姿は見えず、
うろうろしているうちにやっと現れた気のよさそうな運転手のおっちゃんは、まったく英語が一言も通じず。
私たちの一時間後にイギリス人の女性ともうひとり、
スペインから日本人らしき女性が到着するはずになっているのが、
この日本人らしき名前の女性が見当たりません。
しかたなく、私が到着口にもう一度行って見ると、
東洋人がひとりスーツケースを持ってぼんやり立っていました。
う~ん、このひとかなあ、それで、Are you ○○?とためしに聞いてみると、
日本語ではい!そうです!と返ってきました。よかった。やっと4人全員がそろって、スクールのあるWalchsee(ヴォルクシー)へ向けて出発しました。
あと、もう一息で到着です!EU諸国は国境もそのままスルーできますので、
私たちはドイツのミュンヘン空港に着陸して、車でオーストリアに入国したので、
パスポート上はオーストリアには行ったということにはならないのが不思議な感じです。途中、高速道路の渋滞がありましたが、陽の明るいうちになんとかヴォルクシー村へ到着できました。
日本の自宅を出てからほぼ24時間が経過していましたが、とくに疲れも感じず、チェックインを済ませると、
4年前の記憶を頼りに湖畔のレストランに歩いて行きました。
ちょうどタクシーで一緒だったイギリス人の女性も一人でお食事中だったので、
彼女にジョインして一緒におしゃべりをしながら夕食をいただきました。
謎の東洋人こと○○さんもご一緒に。
なぜ謎の東洋人かというと、海外生活20数年の彼女は、もう日本人には見えません。
イギリスに20年、スペインに4年、頭の中がすっかり日本人離れすると、見かけまで日本人離れしてきます。
そういう私も人のことは言えないのですが。
私もスコットランドに行けば中国人、横浜中華街に行けば、中国語で話かけられ、
インドに強制合併させられたヒマラヤの王国、シッキムでは初対面の人に「あら、お久しぶり」と言われ、
ビルマのアンサンスーチーに似ているといわれ、
インド舞踊をやっているといえば、そういう顔をしていると言われます。で、話は夕食に戻りますが、食欲もりもりの私たちは、それでも遠慮がちにスープ、
そして、メインの魚料理は皆でシェアして分け合おうということになりました。
私が頼んだチキンスープは、日本だったら、4人分はあります。
おおきな陶器のボウルに入ってきました。
でも、新鮮な野菜がたっぷり入っており、身体にもよさそうです。
私は間食しましたが、Uさんは途中でギブアップです。
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2009August06
稜線歩きの旅
みなさん、こんにちは!スタッフの福井です。
この梅雨明けしない異常気象の中、ほとんど強行的に北アルプスへテント泊の縦走登山に行って来ました!
栂池高原から白馬岳へ。
そして白馬三山を縦走し、不帰キレットを越え、唐松岳へ。
最後は八方池を目指し下山しました。んまぁ~。結構ハードな山行でした。ほとんど修行のような。。。
でも、お天気は上々で、雲海を眺めながら雲の中を散歩するようでしたよ。
※写真は白馬三山のひとつ、杓子岳です。頂上には行かずに、下の道をトラバースしました。栂池高原と八方池は高山植物のお花畑で有名ですね。特に八方はものすごい人でした。
さて。
栂池自然園から白馬岳へ向けて歩き始めた時は、辺り一面濃霧で真っ白けでした。
まさにモイスチャーです。
ちょうどいい冷たさで、潤っていきます。身も心も!!!霧の中を散歩するのも、本当にいいものだなぁと心の底から思いました。
太陽のサンサンと輝くシャワーも、濃霧のモイストシャワーを浴びるのもどちらも、とっても気持ちいい。
登山道には、この夏の天候不良のせいで、雪渓が思うより多く残っていました。
突然、霧の中から銀世界が現れて、不思議な感覚になります。天狗原から白馬大池までは木道やケルンがあって、なだらかな道が続き、楽しくて歩きやすいお薦めのルートです。
すれ違う人と、少し立ち話をして、ふと振り返ると。。。 そこに白馬大池が見えました!!
わお!
見えたと思ったら、フワ~っと霧が動いて視界が急に開けました。おお!
緑と青が目に沁みる~!モノトーンの世界から色彩の世界へ、一瞬でワープしたような。
何度も経験しているけど、自然の見せてくれる奇跡はもう魔法としかいいようがないのです。
これだから、やめられないのです。:
白馬大池から小蓮華山を通過し、白馬岳へ。
白馬岳では、登頂記念にビールで乾杯しました。
ビール500ml、800円です。高い?安い?
達成感の後の、冷えたビールのうまいこと!決して高くはない…と思うわけです。私たちの1泊目の宿はもちろんテントです。
白馬岳頂上直下にある白馬山荘ではなく、もう少し下った所にある村営白馬岳頂上宿舎。その裏手にあるくぼ地がテントサイトです。
約100張できるテントサイトに、この日テントは3つ。
貸切やー。ひゃっほーーい。
テント入り口から、前を見ると写真の景色です。杓子岳です。↑↑
つまりは、玄関開けたら、この景色です。もう。これ最高じゃないですか?!
3つのテントの内のひとつが、60代後半~70代のおじさんグループで、このグループがはしゃぐ、はしゃぐ。
どんだけパワーありあまってんねん!とちょっと切れそうになるほどはしゃぐ!はしゃぐ!
で、何故か、夜の10時半におじさん達の目覚ましがなり、またガサゴソ、ガハハとうるさくて目が覚めました。
「もう~!勘弁してよ~」と思っていると、誰かが「満天やな!これは明日快晴だぞ!」と叫んだのです。
「えーっっっ!」と思って、私も飛び起きて外に出たら天の川がくっきり見えるほどの、満天の星空☆
流れ星もいくつも見えました。おじさん達のおかげで、いいもの見れました。感謝、感謝です!
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2009August06
リンパドレナージュの本家本元、ボッダースクール参りのご報告 その1:道中
こんにちは、JEA校長のギルです。
去る7月6日から10日まで、リンパドレナージュの元祖、ボッダースクールでのMLDレビューに参加してまいりました。
レビューというのは、すでに一度認定資格を取得したMLDセラピストが、
現在行なっている自分のMLDテクニックや知識が時間の経過とともにおかしくなってしまっていないかを
2年に1回くらいの頻度で、確認、修正していただくコースのことです。なかなかまとまった休みが取れないため、前回から4年が経過してしまいました。
ヨーロッパの人々にとってはオーストリアという場所はとても簡単に行けるところで、
ロンドンからミュンヘンの飛行機代より、ミュンヘンからボッダースクールまでの
一時間のタクシー代のほうが高くついてしまうくらい、気軽に行けるところです。が、私たち日本人にとっては、はるか遠い国。
よっぽど腹をくくってエイヤっとしないと、なかなか行く気になれません。
特に、自分は英国に通算13年住んでいたし、帰国後も10回くらい通っていますから、
ヨーロッパってあまりそそられなくて、どうせレビューやるなら、
バリとか、インドとか、ベトナムなんかでやってくれたら楽しいのに・・・と思ってしまいます。
おととし、専務と二人でフランスのトゥールースに仕事で行ったときも、
専務が「モンサンミッシェルへ行ってみたい!」と行く気満々だったのですが、
私はふ~ん、じゃ、一人で行ってきてください、というありさまです。今回の旅、できるだけ飛行機代を節約しようとして、首長国連合の飛行機会社
ユナイテッドエミレーツで行ったのですが、こんなに長い空の旅をしたのは生まれて初めてでした。
乗り換えのドバイまで、出発の遅れも入れると9時間、
ドバイからミュンヘンまで6時間くらいかかって、ちょっと後悔しました。
でも、同行したおしゃべりの好きなUさんのおかげというか、
機内映画100本以上のチョイスがあったおかげか、ヨレヨレに疲労することもなく、楽しかったです。とにかく、ドバイ空港がどんなところかひそかに楽しみにしていました。
超お金持ちの国ですから、免税店に、ポルシェなどが売っていたり、
さんさんと輝く金のジュエリーがグラム何十ドルで売られていたり、おもしろい。
へんな石庭とやしの木に池というインスタレーションや、
ターバンや真っ黒なブルカを身にまとったインド、中東、アフリカの人々がゆったりと歩き、
なんだか、せこせこした私たち日本人とは違う空気をまとっていらっしゃいます。
アフリカのサバンナが、サウジアラビアの砂漠が、見える気がしました。
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