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2020October08
講師ブログ「マスクによる肌荒れにアロマケア」 小田晴美先生
こんにちは、講師の小田です。
今年は今までとは違う生活スタイルになり、春、夏と季節は進み、
10月に入り周辺の景色もすっかり秋になりました!今回のブログの内容は7月下旬ごろから始まった肌トラブルについて
書いています(^_^)
7月下旬ごろから、マスクの形に沿ったフェイスライン特にあごの辺りを
掻くようになりよく見ると、赤いブツブツが少しあり汗疹かなと。
(自分の判断ですが・・。)これ以上悪化しないように、アロマテラピーのケアで!
アルガンオイル(アカテツ科:Argania spinosa)
にラベンダー精油を希釈(1%濃度)して朝と晩に塗布しました。
たまに朝の塗布を忘れる(>_<)ことはありましたが、2週間位でほぼ良くなりました♪
が、9月に入り今度は見た目の変化はありませんでしたが、手に触れる感覚がいつもとは違うざらざらした感覚がまたフェイスラインにはじまってしましました (T_T)これは何なのかな?・・と検索すると、マスクでの肌トラブルの情報は多々あり、年代や肌質によっても症状の違いがあるそうで、肌トラブルの症状はたくさん書かれていました。その中にやはり「肌のざらつき」がありました。
~ アルガンオイル(アカテツ科:Argania spinosa)について ~
アルガンオイルはアフリカのサハラ砂漠の北西、モロッコの南西部にしか生育しない
アルガンツリーの実の種子から抽出されるオイルです。
古くから先住民の民間の治療薬と使用されてきましたが、近年では美容オイルとして注目されていますね。
肌の水分、油分のバランスを整えたり、エモリエント効果、新陳代謝を活発にするなど
と言われ、美容液としてやヘアケアなどに使用されたりしていますね。☆原因は?
蒸れ・乾燥・摩擦のようですね。
長時間のマスクの中は、呼気の影響もあり高い湿度になり皮膚が蒸れているので、
なんだか潤っているように感じますがそれはあくまでも表面だけで、さらにふやけて皮膚の表面に隙間が出来やすい状態に。
そしてマスクを外すと角質層の水分が蒸発し乾燥が進んでしまう。またマスクの擦れも敵で、擦れた箇所は敏感になりやすい状態に。
結果、肌のバリア機能の低下につながり様々な肌トラブルが生じてしまうとの事。☆対策としては、
・通気性の良いマスク、綿や布タイプのマスクにする。
→ 布マスクや、表面は不織布ですが肌にあたる面は布地のマスクに変更したりしていました。・汗をかいたらこまめに拭く。
→ こまめに拭くようにしていました。・保湿
→ざらつきには保湿。原因は乾燥なので保湿でバリア機能を高め、摩擦の軽減にもつながるということで、ふだんのお手入れに+ローションパック
ローションパックをローズウォーター(バラ科:Rosa damascena 芳香蒸留水)で行いました。
大きめ目のコットンにローズウォーターをたっぷり含ませてパック。パックは2~3分長くても5分位。でケアをしました。
(長い時間は良くないらしく、書いてあった時間通りにしてみました。)
ローズの香りで癒されますね~(*^_^*)~ 芳香蒸留水について ~
芳香蒸留水は、精油を水蒸気蒸留法で抽出する際に生成される副産物です。
植物の中に含まれる水溶性成分とわずかに精油成分が溶け込んでいるが、精油成分が少ない分、刺激も少ないので直接皮膚に塗布やスプレーで化粧水としてや手作りのクリームやクレイパックなどの材料、入浴剤、ヘアウォーターなど手軽に使用出来ます。現在、肌トラブル(ざらつき)は解消しました~!
今回、アルガンオイル(植物油)にラベンダー精油1種類、ローズウォーターだけとシンプルなアロマテラピーでの使用方法でしたが、アロマテラピーを日常のケアに取り入れる時に、使用方法や精油を何しようかな・・と、あれこれ考える事も楽しいです(*^_^*)みなさまも、アロマテラピーを楽しみながら活用してくださいね♪
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2020October01
セラピストを目指す男性の方へ
セラピストを目指す男性の皆さまへ!
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<おすすめ講座>
・ヘッドマッサージ
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パーソナルトレーニングをご用意しています。
まずはお気軽にお問合せください。<こんな方におすすめ>
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2020September25
IFPA正会員のための勉強会「和精油を学ぼう」〜開催レポート〜
2020/9/19開催
「IFPA正会員のための勉強会」は「和精油を学ぼう!」
~日本が誇る香りの和精油の魅力に触れてみませんか?~
と題し、講師は増田好美先生が担当されました。まず増田先生は最初の自己紹介の中で、実はご自身は実技の指導が得意で、
今回の勉強会も始めは実技に絡んだことをしようかと考えていたのですが、
コロナ渦ではそれも難しいかもしれない、と悩まれていたそうです。
そしていっそのこと、この機会を最大限に利用してみようと、
「あまり興味を持つことのなかった和精油の世界」を覗いて、皆さんに紹介できるように勉強してみようと、一念発起されて臨まれました。そして勉強してみてびっくりしたこととして、日本の植物環境を挙げられました。
日本とイギリスの植物種の数の違い、特に維管束植物が日本では種類が多く存在している環境にあって、生産される精油はなぜ少ないのか。
アロマテラピー、特に精油を生産することに対しては、日本はほとんど歴史がないことも分かりました。日本でも丁寧なメーカーさんによって精油は生産されています。
その中でも特に有名な「yuika」の精油を中心に12種類のお話が続きました。殺菌効果や防虫効果、湿気に強いことから、昔から建材として使用されたり、歯磨きの代用に使用されていたり、身近な材料から採取された精油は、どこかなじみがあり、安心感を誘う香りが続いていきます。
ひとつひとつの精油を増田先生は丁寧に紹介してくださいました。最後はクラフト作りです。来校された参加者の方には、ゆずの種を日本酒に漬け込んだハーブティンクチャ―(チンキ)とゆずの精油、ネロリウォーターを使って化粧水を作っていただきました。
みなさん、しっとり、さっぱりする仕上がりとふんわりとやさしい香りに満足していただけたようです。今回は来校者が12名、WEBのオンラインでは48名がご参加くださり、予想以上に大規模なものとなりました。
この講座を機会に、私たちの日常に昔から深くかかわっていた日本製の材料からできた「和精油」、上手に使いこなせるようになっていけたらと願います。
増田先生、ありがとうございました! -
2020September23
解剖生理学の必要性と可能性とは
体の仕組みを理解するということ
体に痛みが出た時に、大半の方がお医者さんに診てもらうのではないでしょうか。
でも、『病院に行ったけど薬や湿布薬を処方されるだけで治らない』と言われる方が多いです。
実際に薬や湿布薬で痛みが軽減する事も多くありますが、ここで大切なのは『なぜ痛くなったのか?』という原因です。
例えば、家計に置き換えて考えてみると、収入が少なく生活のやりくりが出来ない状態だとします。一時的に借金をしてその場をしのいだとしても根本的な収入面が解決していないのでいつかまたお金を借りて借金を増やすことになってしまいます。体の仕組みも同じで、痛みの原因が解消しないまま薬で痛みだけを止めてしまうと、治ったわけではないのにまた無理をして余計に症状が酷くなってしまいます。
そんな事を繰り返しているうちに痛みの借金が増えていき治らなくなっていくのです。
僕自身も20代に腰痛を患い病院や整骨院を転々としていました。痛みが一時的に軽減しても原因が解決しておらず痛みの借金が増えていき、ある時から痛みが全く治まらなくなり、とうとう動けなくなりました。腰痛の名医に診てもらうと『手術をしても治らないかもしれない』と言われるほど症状は悪化しており、それからというもの、仕事はもちろん、外出も満足にできなくなりトイレに行くにも1時間かかるという最悪な日々を送っていました。
これから先の人生に不安しかなかったですが、色々な整骨院に通っていた時の経験から『整骨院の免許があれば体が動かなくても誰かを雇い経営をしていけるのでは・・・』という小賢しい発想から柔道整復師の学校に通うことになりました。
人体には400個以上の筋肉が存在しています。
全ての筋肉は生活をしているだけで負担がかかりますが、無理をすると更に筋肉が疲労し凝り固まり痛みが出てきます。
1つ1つの筋肉の付いている場所や働きを学ぶことで、痛みや凝り固まった筋肉を的確にマッサージすることができ血液循環を改善し筋肉の凝りをほぐすことができます。
更に1つの筋肉が体をどういう風に動かすのか理解することで、痛みを出している筋肉に負担のかからない動作や姿勢をとることが可能になります。そうすることで回復が疲労を上回っていき症状は改善していきます。
僕自身も学校に通いながら痛みと格闘しておりましたが、解剖学を学ぶと痛みがある所の筋肉の働きを考え負担のかからない姿勢や運動をとり入れていくことで今では症状も改善し人並みに働ける体まで回復しました。マッサージや整体でキッチリとほぐし痛みをとる技術はとても大切ですが、「痛みがとれて良かったですね」ではなく、体を痛めた原因を突き詰めない限り同じことをしていると、また筋肉に負担がかかり症状が出てきます。僕達のすることは技術で痛みをとることが何よりも大事かもしれませんが、痛みをとった後が本当に大切なのです。
解剖生理学を学ぶことで痛めた根本的な原因を見つけ、負担のかからない姿勢や運動をアドバイスし、痛みの借金をさせない事が大切なのです。
セラピストも体の仕組みを理解することがトリートメントをするうえでとても重要となります。
解剖生理学を学び技術面以外でも寄り添ってあげられるセラピストを一緒に目指していきましょう。
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