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2015January11
2015年1月☆JEA講師によるマンスリーブログ
明けましておめでとうございます。
本年も、よろしくお願いいたします。・・
今年、最初のブログを担当します上西です。
お正月、皆様ゆっくりのんびりできましたか?・・
新年ということで・・・
雪がちらちら舞う中、大神神社(おおみわじんじゃ)に初詣に行ってきました!!・・
大神神社といえば、ご存じの方もいるかもしれませんが・・・
日本最古の神社といわれているそうです。
ご神体は三輪山といわれる山そのもので、本殿はなく拝殿から三ツ鳥居を通して山に向かって拝みます。
三輪山は国を開いた大物主大神が御魂を留めたという霊山で、
昔から「神の宿る山」として知られているそうです。・・
大きな鳥居をくぐって参道を歩いていると、
張り詰めるような空気で背筋がシャキッとして神聖な気持ちになります。・・
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参道には雪がなかったんですが、拝殿に上がると・・・・
屋根の上に雪が積もっていて、
(写真では伝わりにくいですが・・・)とても幻想的な雰囲気でした。・・
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毎年、お正月に大神神社に参拝すると、干支の大きな絵が飾られています。
今年は、羊(未)年です。
羊年の由来を調べてみると・・・
羊は昔から「吉祥」の「祥」の字のように現れてくる喜び・お恵みが現れてくる
とても良い意味合いがあるそうです。
また、群れをなすところから、「家族の安泰」を表すとされ、
いつまでも「平和」に暮らすことを意味しているそうです。
ついつい、忘れがちですが家族や周りの方々に感謝しながら、良い一年にしたいですね~・・
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参拝した後は、初みくじ!!
今年は・・・・
小吉でした☆
真摯に祈れば願いごとが叶うそうです♪♪♪・・
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さて、話は突然変わりますが・・・
寒い日に初詣に行ったので、帰ってくる頃には身体が芯から冷え切っていたので
去年、冬至の時期に頂いた柚子があったので柚子ジャムを作って柚子茶としていただきました~・・
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ほんのり柚子の香りがして、優しい甘さの柚子茶で身体も心もほっこり温まりました。
まだまだ寒い日が続くので、皆さんも柚子風呂に入ったり、柚子の精油をお風呂に入れたり!!
柚子茶を飲んで風邪予防をして過ごしましょう♪・・
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JEA講師:上西
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2014December12
2014年12月☆JEA講師によるマンスリーブログ
みなさん、こんにちは!増田です。
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先日まで木々が綺麗に紅葉していましたね?
今回のお話は、アロマセラピストとして香りに因んだ
「香道」という珍しい体験談と美しい紅葉の写真をご紹介したいと思います♪・・
先日、「座禅定(瞑想)と香道~心の静寂と和を愉しむ」の体験会に参加してきました!!
「香道」ってご存知ですか?
私は恥ずかしながら、まったく知りませんでした(笑)
もし、私のように知らない方もおられるかと思いますのでご説明します!・・
「香道」とは、茶道や華道と並ぶ日本の伝統的な芸道の1つで、
一定の作法のもとに香木を焚き、立ち上がる香りを鑑賞するものです。
香木の香りを聞き、鑑賞する「聞香(もんこう)」と、
香りを聞き分ける遊びである「組香(くみこう)」の二つが主だそうです。
香木においては香りを「聞く」と表現するのが正式であり、
「嗅ぐ」という表現は不粋なんですって・・・(^^;・・
今回の香道は、皆さんに「香道」を知っていただくという趣旨で、
香りあそびの「組香」の体験でした♪
「組香」を簡単に説明すると「香りの同異を当てて愉しむ」ものなのですが、
その本質は香りを聞くことで、日ごろの雑踏の外に身を置き、
静寂の中でその趣向を味わうことにあるそうです(^^)・・
日頃の雑踏の外に身を置くということで、
場所は西宮市の「北山山荘」という、
日本の伝統的な建築・造園技術の枠を集めて造られた素晴らしい「和の空間」で、
とても赴きのあるところでした。・・
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で、「組香」とは、どのように行われたかと言いますと・・・
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座るところには、和紙と筆ペンが置いてありました。
その和紙には、今日の組香のテーマ?タイトル?お題が書いてあり、
今回は「秋恋香」というお題でした。まあ、なんてロマンチックな❤(笑)
そして、そのお題に因んだ和歌が書いてありました。今回は舒明天皇の和歌でした。
それから、1番目から4番目の香りの名前が書いてました。
香りの名前は、香木の名前ではありません。和歌に因んだ名前がついてました。
単純に「山」とか「野」とか「森」とか。その隣に、小さく折りたたんだ和紙も置いてありました。・・
皆がそれぞれにその和紙のあるところに座ります。
そして、折りたたんである方の和紙に自分の名前を書き、後でその中に正解を書くものでした。・・
香道の先生が組香の作法のご説明とお題、そして和歌のお話をしてくださいました。
お題の通り、ロマンティックなお話でしたよ❤
私にも早くそんなパートナーがほしいものです♪
私の話はさておき・・・・・
まず最初に、正解の香木が焚かれた香炉が順番に回ってきます。
香炉が自分に回ってきたら、香炉を受け取り、3回、香木の香りを聞きます。
その3回の間に正解の香りを覚えるのです。
3回聞きましたら、隣の人へと香炉を回します。・・
ここからがゲームスタートです。
まず、1番目の香木の香炉が回ってきます。
3回聞いたら、次の人へ渡します。
次に2番目の香木の香炉が回ってきます。
また3回聞き、次の人へ渡します。
これを4番目の香木までこの作法を繰り返します。・・
その間に、最初に聞いた「正解の香木の香り」と同じ香りだっだ香木は、
何番目に回ってきたか?を考えます。
一つの香木を聞くのは、香炉が回ってきた時の3回しかチャンスは有りません。
その後はもう聞けませんので!
いかに鼻からの嗅覚刺激の記憶がどれだけ正確に脳に残っているか?を試されるゲームですね(笑)・・
4番目の香木の香炉が回り終わると、
正解の香木は何番目の香木と同じだったのかを当てます。
先ほど名前を書いた折りたたんでる和紙を広げ、
中に正解と同じ香りがした番号の名前を書きます。
たとえば、1番目に「川」、2番目に「星」3番目は「野」、4番目に「山」という名前がついているとします。
「正解と同じ香りがしたのは3番目の香りだ!」と感じた場合は、和紙に「野」と書きます。・・
全員が答えを書き終えましたら、香道の先生から正解を教えていただきます。
これで「組香」の香りあそびは終わりです。いろいろ流派があるようなので、
細かくはいろんな作法があるとは思います。・・
もちろん、当然のことですが、私は当てましたよ!!(笑)
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香道の先生いわく、今回は初心者ばかりでしたので
香りを分かりやすく簡単に組み合わせましたとおっしゃってましたが、
実際当たった方と外れた方は半々ぐらいでした。
そんな前置きがありながらのスタートでしたから、
アロマセラピストとして、
そしてその講師としてプレッシャーがかかりましたよ~~(((((^^;
外れたらどうしよーーっっっ!!!と内心ハラハラドキドキで変な緊張感でした(笑)
いんちきアロマセラピストではないという、
ちゃんと職業としての威厳は保てました~
あ~~~良かった良かった(^^;・・
変な緊張感もありながらもその後は、香木の香りが漂う中、
真言宗の僧侶のお経や祝詞(今回は「六根清浄大祓」だそうです)の言霊に合わせて、
竹笛や波紋音での演奏の中での座禅定(瞑想)でした。・・
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山荘の母屋より、香木の和の薫りに包まれながら、
秋晴れに美しく彩る紅葉の庭園を眺め、
波紋音や竹笛の音色が耳に優しく響きながら和室中にも響き渡り、
更にお経や祝詞の言霊が身体の芯から身体中に広がるように響き渡りました♪・・
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心静かに自己を観つめていると、
今ここにある全てが心と身体の奥にまで沁み込み、
まるで全てが一体になるような感覚でした。・・
そのあと、御抹茶と季節を彩る和菓子をいただき、
これまた美味しく身体の中に沁み渡りましたよ(笑)・・
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僧侶曰く・・・
「眼で観て、身体で感じ、舌で味わう、鼻で香りを聞き、耳で音を聴く」
そして、それらを観じる心(意)を仏教では「六根」といいます。
眼、耳、鼻、舌、身で感じたことを放任するのではなく、
その時々の「心の在りよう」をしっかりと観つめることができている時は清浄であると云えるそうです。・・
セラピストとしてもそうですが、
一人の人間として日々そのように過ごすよう心掛けたいと思いました(^^)・・
学び、氣づきもあり、更に身体も心も清められた、そんな秋の一日でした♪
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講師 増田 好美
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2014November14
2014年11月☆JEA講師によるマンスリーブログ
みなさま、こんにちは♪阪田です☆
1年ぶりにブログが回ってきました。・・
さて、ちょうどこのブログを書く2日前まで4日間屋久島に行ってました。
(もちろん深く考えずです)なんて思っていたほど、
その気持ちは強かったのですが、なぜかそれからず~っと行く事なく、
ようやく20年も経ったこの時になってしまいました。
これも何か意味があるのでしょうか(ー_ー)・・
屋久島といえば「縄文杉」ということで、やっぱり行くからには縄文杉は
見ないとな~という思いと、いやいや、縄文杉にこだわらず、屋久島の
自然に触れるだけで十分・・という思いが行ったり来たりして
結果的にやはり縄文杉は見ようということになりました。・・
何故こんなに迷ったかというと、ご存知の方も沢山いらっしゃると思いますが
縄文杉は22km、約11時間半ほどのロングトレイルの果てにあるのです。
「じ、11時間半(-0-;)!!いや~ムリムリ!」
当然そう思いました。
だけど・・・この機会を逃すと・・とか、でも1人で遅れたりすると迷惑かかるし・・
とか、途中で帰るのありかな・・とか。。
とにかく、かなりウジウジ考えましたが、意を決してがんばることに!・・
鹿児島から高速船に乗る事1時間45分。屋久島が見えてきました。
船から見える屋久島の第一印象は「ジュラシックパークだな」でした。
なんだか緑が深く、山は霧がかかって、圧倒的な感じの雰囲気。まず、ここは絶対に行きたいと思っていた白谷雲水峡へ。
残念ながら夜中から朝にかけて土砂降りの雨!!
少し明るくなって雨足がマシになって出発。
ここまできたら雨がどんなに降ってもへっちゃらです。
雨具完備で5時間のトレイルでした。・・
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ここはホントに楽しかったです♪結論からいうと、縄文杉のコースよりも私は好きです。
屋久島の森は水が豊富でどの渓流もとても水がきれいで
この場所は湿度が高く、歩いていても緑の濃い香りもしつつ
肌もしっとりしてとても気分がいいです。
そして地形もおもしろくて、岩場もあれば川をいくつも渡るポイントもあり、
苔むした道もあるし飽きることがありません。・・
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軽く疲労しつつ、帰りは温泉に立寄り、明日のロングトレイルに向けて
早めに就寝です。・・
そして翌日は3時前に起床し、まだ暗い時間からトレイル開始。
所々でめずらしい植物や不思議な形をした植物があるところで
写真を撮ったり、観察したりしながら、いくつかの屋久杉にも出会いました。
屋久杉はみんな樹齢が1000年以上なので、かなりダイナミックです。
何度も何度も感動しつつ、ようやく最終ポイントの縄文杉に出会うことが
できました。
縄文杉の樹齢ははっきりわからないらしく、
推定樹齢は2000年~7300年くらいととても幅広いようです。
その姿は本当に白~い髭をはやした上品な、
それでいて威厳のある仙人のような、おじいさんでした(笑)
どの屋久杉も、今にも目を開いて動きだしそうでしたよ♪
縄文杉の写真を載せようかと思いましたが、これから屋久島に行こうと
思われている方のために、控えておきます。・・
実は行って初めて知ったことですが、屋久島はマグマが海底から涌き上がって
できた島なので、土地のほとんどが花崗岩でできているのだそうです。
屋久島は自然豊かなので、土も水も豊富で栄養たっぷりなのかと思っていましたが、
実際は土がほとんどなく、栄養に乏しい土地なので、
植物は花崗岩にうっすらと生えた苔に少し土が溜まったところに根を張ったり、
倒木した木に生えた苔に違う植物が根を張って育っています。・・
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また、根と根が繋がって栄養を共有しあっている木々もたくさんあり、
見ていて本当に涙ぐましいというか、助け合って生きているというか、
過酷な生存競争をしているというか・・・
生命の強さを感じずにはいられない、パワーのある場所でした。
このような環境で育つ屋久島の地杉の幹には、
他の土地に生息する杉にはあまりない油分がとても多く、
この油分を体内に溜め込むことで、厳しい環境下でも屋久杉は長生きできるのだそうです。
まさに長生きの秘訣は「粗食」なんですって。
人間と同じですよねってガイドさんが言ってました(^^)・・
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この中心の黒いのが油分で、屋久島の地杉の特徴です。
そしてこの木の幹に油分があることで、
屋久島の地杉は木部からも精油も採れるのです☆
ここはアロマセラピストとして、やはり手に入れねばいけませんので
行ってまいりました。精油の蒸留所へ。。・・
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針葉から採れる精油は、他の杉の精油とよく似て爽やかなトップノートの香りですが、
木部から採れた精油はセスキテルペンやセスキテルペノールが沢山含まれ、
爽やかな中にも深みのある落ち着いた香りです。
蒸留所では蒸留後の杉の中に手を入れて手浴♪
蒸留後の杉はとても優しい香りで、蒸し風呂のように温かく、身体全体が
温まり、肌もすべすべになりました(*^^*)・・
話は戻り・・・他の植物も本島と同種のものは沢山あるのですが、
そのほとんどは本島のものより小ぶりなのが特徴です。やはり栄養が少ないので、
姿を小さくして生きるようです。
そういえば屋久島の鹿もとても小ぶりでした。動物もなんでしょうか・・・
でも猿は普通のサイズだったのでそれは関係ないですね、きっと(笑)・・
あと、ちょっとおもしろい形の木を発見しました。
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コブがありますよね。このコブは「虫コブ」っていうそうです。
虫が寄生することで、刺激されその部分が変な形に成長することです。
虫だけでなく、菌などでもそのようになるみたいですが、ちょっとこの木は
コブが重そうでした(^^;)
この虫コブが気になって調べてみたら、「虫こぶ図鑑」なんていうすごい図鑑が
あって、すごく気になっています!(ちょっとキモいところが気になる)・・
この他にもいろいろと面白い姿をした木々が沢山あったのですが
書き出すとエンドレスになりそうなので、今回はこの辺で・・・・・
あれこれと書きましたが、屋久島はやはり最初に感じた
ジュラシックパークそのもののダイナミックなパワーのある
島でした☆
また行けるかな~(*^v^*)・・
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JEA講師:阪田
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2014November14
【12月7日(日)】IFPAジャパンカンファレンスゲストスピーカー キース・ハント氏のご紹介
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IFPAジャパンカンファレンス2014 in TOKYO
~テーマ:統合医療の中のアロマセラピー~・・
みなさん、こんにちは。JEAの校長、ギル佳津江です。
来月12月7日(日)に、IFPA(国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟)の
ジャパンカンファレンスが、東京の青山で開催されます。当日、私は「キース・ハント氏」の講演の通訳を務めさせていただきます。
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私がロンドンでキース先生と初めてお会いしたのは、
今から18年も前のことです。
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その頃、日本ではポプリにアロマオイルをつけて香らせるような、
香りを楽しむものである、というのが一般の方のアロマセラピーのイメージでした。
病院でアロママッサージを行うなんて、
日本ではほとんど知られていなかった頃の話です。
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アロマセラピストとしてもまだまだ経験の浅かった私は、
そのころはどちらかというと、珍しくて薬効が高い精油に心惹かれ、
精油販売会社から送られてくるニュースレターで紹介されていた
珍しい精油を片っ端から買っていました。
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スクールの生徒さんたちと一緒に、
ロイヤルフリーホスピタルというヨーロッパでも有名なロンドンの総合病院で
アロママッサージが行われているところを見学に行かせていただいた際、
出てこられたのがキース・ハント先生でした。
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この時、二つのことが、私の心に引っ掛かりました。
まず、アロマセラピストといえば、ふつうは女性が主流ですが、
出てこられたキース先生は中年の、ひげを生やした男性でした。
もう一つは、セラピストですから、
セラピストらしく、白衣を着ているのかと思えば、
USAと大きいロゴのついた派手なピンクのTシャツを着ておられたことです。
この方が、この16年後にチャールズ皇太子から、
マッサージセラピストとしての功績を認められ、勲章を授与されることになったのです。
それはなぜでしょうか?
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20年の経験を通じて得た、
病院の患者さんへアロママッサージをすることの本質的な意義を
キース先生が皆さんにお伝えしたくてワクワクされているのを、
何千キロも離れたイギリスからビンビンと感じています。
ぜひ、日本の皆さん、聞きに来てくださいね!
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〜〜〜〜〜〜〜~ カンファレンス詳細 〜〜〜〜〜〜〜~
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【日時】2014年12月7日(日)9:30~17:00
(懇親会:17:00~19:00 ※希望者のみ)・・
【会場】アイビーホール青学会館(東京メトロ表参道駅B3出口より徒歩3分)
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【参加費】*早割価格*
IFPA会員 12,150円 / 一般14,400円
懇親会(希望者のみ) 5,000円・・
カンファレンス詳細はコチラのブログでご紹介しております。
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カンファレンスお申し込みフォーム
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<一般用>http://goo.gl/FBKqbf
<会員用>http://goo.gl/D458NB
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▲上記ページより簡単にお申込みいただけます!
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JEA校長 ギル佳津江
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