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2020February13
〜講師への道のりvol.7〜 宇川 寿美江先生
講師がなぜ、アロマの世界に入ることになったのか、
前職や学んでいた時のこと、転機、講師になったきっかけを追う大人気連載。
今回は宇川 寿美江先生です!
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皆さんこんにちは!
今回の講師ブログ担当は、宇川です。
「講師への道のり」を綴る、というのはなかなか難しいテーマだなぁと悩みつつ、
ワタクシの半生を振り返ってみますね。
大学の卒業式の朝、祖母の家にて。私の後ろに今は亡き祖母。
このころは薬用植物学や生薬学は面白かったけど、
アロマテラピーについてはまともな情報すらない時代。
このあと、就職してからが大変でした。
忙しすぎて風邪をこじらせてしまい肺炎になり、
そのあと2年ぐらい過敏性腸症候群と闘い、
とうとう胃潰瘍まで勃発する始末。
ストレスケアを怠り、自分へのケアが足りないと遅ればせながら気づきました。そこで!
いろいろ心身のケアについて勉強してみたところ、
アロマテラピーにたどり着いたというわけです。
当時はまだ残念なことに精油を購入できるお店も少なく、
先進的なお香屋さんで買う感じでした。
それと並行して職場の近くにタラソテラピーが受けられる施設があり、
月3回身体を温めに通いました。そのサロンこそが現在のJEAスクールやモンサンミッシェルサロンの前身である「AQS※」という施設なのです!
※現在は株式会社サンリツ https://www.sanritsu-g.com/何という偶然、いえいえこれは「必然」です。
1996年にギル夫妻がイギリスから京都へ来なければ、
ギル先生がAQSと出会わなければ、
そして私がAQSの会員でなければ起こらなかった出会いなのです。・・・ここまで書いて、ん、ちょっと待って?
てことは、身体壊したからアロマテラピーに出会えたということか・・・
辛かった時代も肯定的に受け止められるなぁ、と再認識しました。
見てください!初期のディプロマはコレ!!
時代を感じます。アロマの認知度が上がって受講生が増えると、私もアシスタント→講師へと
今の仕事につながる機会に恵まれました。
そして個人の活動では、サロンへ足を運べない方のご自宅へ
訪問アロマをお届けしています。
整った施設や病院にはボランティア活動が入っていたりもしますが、
受けたくても機会がない人にその機会を作りたいと思い、始めました。出会うケースは本当に様々で、そのたびに調べ勉強し、模索しました。
大人になってから1日4時間も勉強する私。頑張ったなあ。
もちろん今でも勉強するけど、あの頃は半端ない頑張り方でした!そして、今の私のテーマは「介護」
する人もされる人も、いつ終わるかわからない疲弊する現実。突然両親が揃って急に歩けなくなり、人手は私一人だけという状況で
最初は不安と多忙とストレスで押しつぶされそうになりました。
介護認定を受けるために申し込みをする窓口でも不覚にも泣いてしまい、
担当の方が優しく、自然な振る舞いに助けられました。
泣いて問題が解決するわけありません。
高齢者うつ、骨粗鬆症、認知症etc.
「そうだ、とりあえず太陽の光を浴びよう!」と
車いすを押して可能な限り外へ連れ出す毎日がもう1年以上続きます。
家の中では「痛い、いたい」とふたりが輪唱してますが、アロマやMLD、クレイ
いろいろ試して気がまぎれるといいな、というスタンスでやっています。
現在、母は押し車があれば歩けるようになりました☆
今年のお正月には少し寒かったけど、帽子とマスクで防寒して
消防の出初式も見に行きました。
その時の写真ですが、自撮り棒がうまく使えず、私の顔が半分切れてしまいました。
映り込みがないように上を切りましたが、まあ、こんな感じです。
何と虹も出たのですよ♡
虹を見ると、不思議に幸せな気分になります。
今の大変さも、アロマセラピストとしての貴重な体験として活かせるよねって思いつつ。
勉強も、経験も、人それぞれ。他人と比べるなんてナンセンス!
何を積み重ねてきたのかで、できる活動とかも変わりますよね。
自分らしく、コツコツ。頑張っていきましょう!
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バックナンバー
〜講師への道のりvol.6〜 小田 晴美先生
〜講師への道のりvol.5〜 金谷 孝美先生
〜講師への道のりvol.4〜 増田 好美先生
〜講師への道のりvol.3〜 阪田 香理先生
〜講師への道のりvol.2〜 細尾 智恵子先生
〜講師への道のりvol.1〜 松尾 薫先生
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