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  • jawa1

    皆さん、こんにちは!校長のギルです。

     

    今年のお正月は日本を飛び出してジャワ島へ行ってまいりました。

    ボロブドゥールという立体曼荼羅を見に行きました。

    ここは世界遺産になってから、観光客が続々と押し寄せる場所になりました。立体曼荼羅は、外側の下側から順にブッダの誕生~お城を飛び出して修行~悟りを得て~説法を説いて、最後に涅槃に入るまでの一生がすばらしいレリーフで描かれています。曼荼羅の真ん中、頂上に当たるところには、たくさんの仏像が東西南北を見渡すように座っておられました。

    ここで元旦のご来光を拝もうと、朝3時半に起きて行きました。あいにく霧が出てしまいましたが、それがかえって幻想的なムードをかもし出しておりました。たっぷりと立体曼荼羅を満喫してから、少しはなれたところにあるホテルのテラスからコーヒーと軽食をいただきながら立体曼荼羅をさらにゆっくりと眺めました。
    早起きして行ってよかった!

    イスラム教徒の島にこんなにすばらしい仏教遺跡が残っているなんてびっくりです。

  • lemon

     皆さん、こんにちは!ギルです。

    この3年ほど毎年、ご近所の知り合いの方からレモンをたくさんいただくようになりました。その方は20年ほど前、家で使ったサンキストレモンに入っていた種を庭にまいたところ、順調に育ってしまい、今や毎年レモンが鈴なりになる大木となったというのです。嵯峨野の土や気候がサンキストレモンにマッチしていたのでしょうか?

    もちろん、農薬など使っていませんが、ゴロゴロと大きな、りっぱなレモンです。
    そんなにたくさんレモンをいただいてしまってどうするのか?
    私の場合、イギリス人の夫の母から直伝のレモンスプレッドを作るのにちょうどいいのです。トーストに塗って食べると、ものすごくおいしいんです。

    このスプレッド、英語でLemon Curdといいますが、たくさんのレモンの果汁と、すりおろしたレモンの果皮をたっぷり使うので、無農薬のレモンをたくさんいただけるというのは本当にとってもうれしいのです。

    以下はその作り方です。3個で作る場合の量になっていますが、わたしはその2倍とか3倍の量で作ります。

    Lemon Curd レモンスプレッドの作り方

    <材料>
    砂糖 226グラム
    卵 2個
    レモンの皮 3個分
    レモンの汁 小なら3個分、大なら2個分
    バター 113グラム

    <作り方>
    1)砂糖とバターを湯煎にし、バターが溶けたらすり下ろしたレモンの皮を入れる。
    2)レモンの汁を加えて全部が透明になるまで湯煎にする。
    3)割りほぐした卵を混ぜながら加える
    4)とろりとするまで暖めながらゆっくりかき混ぜる
    5)ぽってりとした感じになったら出来上がり。火を止めて冷ます。
    6)冷めたら煮沸してある清潔なガラス容器に入れて冷蔵庫で保存する

    ちなみに、レモンってインドのヒマラヤ東部山麓が原産地といわれています。ヒマラヤが原産地の芳香植物って多いですね。

    レモンの果皮に含まれている精油は0.3~0.4%と言われています。なので、レモンを3個使うとおそらく精油8滴くらいは含まれていると思います。マーマレードもそうですが、私たちって、知らず知らずのうちに精油を食しているんですね。

    そういえば、この間、目薬の添加物としてベルガモットの精油が使われているのを発見して驚きました。

    アロマセラピーということで精油を扱うと、なぜか怖がる人が少なくないですが、実際にはけっこう精油って色んな形で摂取しているんですよね~。

  • rosmarinus%20officinalis.jpg

    ランベール氏によるフランスのアロマセラピーを学ぶ二日間セミナーが終了しました。
    今まで12年間、イギリス人の先生ばかりを招聘しておりましたが、今回初のフランス人先生の招聘です。

    私はフランス語はジュネパレパフランセ~(私はフランス語が話せません)と
    ジュネコンプロンパ!(わかりません)、オルボワ~くらいしか話せませんのですが、
    フランスのフィトテラピー(植物療法)に精通した通訳の方がついてくださったので、とても助かりました。

    フランスでは精油の調合は医師の処方に従って薬剤師さんがしてくれるのですが、
    精油を内服するとか、高濃度で使うとか、日本やイギリスでは「毒性の 高い精油だから絶対使うな!」といわれている精油を使ったりとか、
    その辺は大体おどろかされるなとは予想はしていたのですが、むしろもっとびっくりしたの が
    フランス人の健康に対するアチチュードでした。これは、参加した生徒さんも私もいちばん反応しました。

    まず、フランスではお医者さんから処方される薬は全部ただ!なので、ちょっとしたことでもすぐお医者さんにかかり、
    薬を出してもらうので、医療保険 制度はかなり大変な状態になっているとのこと。
    その影響か、十数年前から植物療法の処方には保険が適用されなくなってしまいました。
    その結果、精油も含め てフィトテラピーを利用する人が激減したとか。
    「ただで薬もらえんのに何が悲しくて10ユーロ払ってフィトテラピーの薬もらわなあかんねん」ということで す。
    製薬会社の圧力!?

    それと、もっとびっくりなのが、フランス人は皆、ハーブを使ってデトックス療法をするそうです。
    自然療法が好きなマニアックな人だけがしているわけ ではなく、
    流行りものでもなく、日本人が七草粥をたべるように、3週間秋と春にするそうです。

    これは、身体に溜まった汚いものをとくに、肝臓と腎臓を浄化 する意味で行なうとのこと。
    使うハーブはスギナ、タンポポ、アーティチョーク、他、だそうです。

    季節的なデトックスのほかに、抗生物質などを使用した後や、風邪などを引いた後、
    または、ホメオパシーをする前などに行うそうです。
    繰り返しますが、これは、一部のマニアックな健康オタクがしているわけではなく一般的に行なわれているそうです。

    精油を使ったデトックスのレシピも教えていただきましたが、
    不特定多数の方が見る可能性のあるこのブログでは残念ですが、紹介を控えさせていただきます。
    濃度は低いというものの精油を飲みますので。

    実はこのデトックスの話は、全くこのセミナーでお話していただく予定ではなかったのですが、
    たまたま、話の流れで出たのにもかかわらず、一番インパクトが強かったです。

    日本では普通の人は聴いた事もないホメオパシーも、フランスでは一般的。
    一般的でないのがむしろ日本やイギリス式のアロマセラピー、
    というかフランス式メディカルアロマそのものもそう一般的ではないそうです。

    やっぱり、直接フランス人のフィトセラピストの先生のお話を聞くというのは目からうろこでした。
    健康、アロマセラピー、どちらにしても、お国によって法律も考え方も、習慣も何もかも違うので、
    同じようにはしたくても出来ませんねと思いました。

    juniperus%20communis.jpg

    ただひとつ、やはり、と思ったのはランベール氏の精油に対する厳しい目でした。
    薬として処方される精油を販売しておられるので、100%天然なのは 最低限の条件であって、
    その精油が使用される疾患の治療に必要な有効成分が充分な割合で含まれているかどうかが、必須事項です。

    フランスで精油が最も頻繁に用いられるのが感染症の治療です。
    今、インフルエンザ治療に効果があるとしてフランスの市場に出回っているティートリー もラヴィンサラも、
    有効成分がどれくらい入っているかどうかが目安。植物ですから、その土壌や気候によって成分は変わります。
    なので、ティートリーと名前 がついているから何所のメーカーのでも同じように効くわけではないそうです。
    ティートリーの場合はもちろん、テルピネン4オールが有効成分です。

    世界中で今、ブタインフルエンザが流行っていますが、その影響で、
    マダカスカルでしかとることのできないラヴィンサラは高騰して、需給が逼迫しているそうです。

    私はもちろん、ティートリーもラヴィンサラも、備えあれば憂いなし!で買ってありま~す!!

    ギル

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  • 090816gill1
    母が二週間日ほど前に急に股関節が痛くなってほとんど歩けなくなってしまいました。
    運よくお盆の休みが取れたので、母の住む東京に行ってきました。
    他にも重い持病のある母は声もかすれ、痩せてしまっていてびっくりしました。

    整形外科では坐骨神経痛と言われ、かかりつけの病院ではMRIの結果を待つ中、
    治療は痛み止めの座薬だけという信じられないお粗末な対応をされただけで、痛みを抱えたまま、
    二週間近くもただ一日中椅子に座ってじっとしているしかなかった母はさぞかしつらかったろう。

    実家にいる間、兄の車で鍼灸院に連れて行き、部屋を掃除し、冷蔵庫を整理し、
    ほこりをかぶって閉じられていた仏壇を掃除し、母と一緒に父にお線香を上げました。

    二泊三日の間に母にリンパドレナージュを二度、アロママッサージを二度やってあげ、
    痛み止めの座薬や、11種類も飲んでいる薬のうちの二つを止めさせ、
    薬の飲み方も、胃の弱い母の胃に負担のない方法を考えて飲んでもらいました。
    食事も鍼灸院で指導されたことを参考にさせてもらいました。

    76歳になる母は、病院から出される薬をそのまま素直に飲み、
    行なわれる治療をそのまま疑うこともなく受け入れてしまっていました。
    きっとそういう高齢者ってわんさかいるのだと思います。
    薬に病気にされている人も多いだろうなあ。

    製薬会社はもうかりまんなあ。
    つくづく日本人はもっと賢い患者にならなければいけないと感じました。
    お盆の最後の日の今日、東京から京都に戻り、電話で母と話すと、
    このところの元気のなかった母とは打って変わって、力のあるいつもの声にもどっていました。
    そういえば、今朝は足の痛みもいくらかましになり、鎮痛薬も使いませんでした。

    できたらもっと早く行ってあげたかった。

    思うに、娘にそばにいてもらって、マッサージしてもらうことが
    母には何よりの薬になったのかもしれません。
    でも、精油はまちがいなくすごいと思いました。

    夜、穂が実った稲の香りがただよう中、広沢の池に流される数百の燈籠と、鳥居形の送り火を眺め、
    またあちらの世界に戻って行くそれぞれの大勢のご先祖様たちはよいお盆を過ごされただろうか?
    ぎりぎりになって申し訳なかったけど、仏壇をあけて父にごあいさつできてよかった~と、
    この歳になって初めてお盆というものが身近に感じられた夏でした。

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