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2011July28
校長ギルのアロマなココロ「ボッダー認定講師を目指してvol.5」
前回からの続き・・・
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デボラ先生は50代前半の女性で、とても誠実な先生で、
今回アシスタントさせていただいて非常に勉強になりました。
ただ、授業が毎日長く、へとへとになりました。
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朝は8:45スタートで、夕方は5:30まで。時差ボケする暇もないほど疲れました。
生徒さんに対する責任がありますから、きちんとした仕事をしなければいけないのは私も同じ。
変なことを教えたら、最終的に一番迷惑をこうむるのは患者さんですよ。
デボラ先生は講師としてのいろいろなヒントを教えてくれたり、
私が二週間後に受ける認定試験に関する情報も教えてくれたり、
また、夜ご飯につれて行ってくれたりと、ものすごく私に気を使ってくれてありがたいの一言につきました。
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デボラさんは医療従事者の資格はお持ちではありません。
でも、イギリスでは医療従事者の資格がなくても、ボッダー式リンパドレナージュの認定セラピストで、
きちんとした仕事をしていれば、お医者様から患者さんを紹介してもらえるのです。
デボラさんは自分の勉強のため、頼み込んで手術室に入れてもらって
手術の見学までさせてもらったことがあるそうです。
日本では100年たっても無理そう。
デボラさんによると、イギリスの普通の町医者、いわゆるかかりつけのお医者さんは
リンパドレナージュに関する知識のない方が多いので、リンパドレナージュにも懐疑的な場合が多いそうですが、
いわゆる専門医の先生方はレベルが高いので、リンパドレナージュに関する知識も持っておられて、
そういった施術が有効であると見た患者さんを紹介してくださるのだそうです。
日本だと、やれ責任が、安全が、資格が、なんて言って、
人を信頼する材料が肩書きや資格であって、その人の能力ではないんですね。
愚痴になってしまいました。「じゃあ、イギリスに行けば?」って言われそうです。すみません。
はい、そのうちイギリスに移住するかもしれません。
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写真はラドローの中世の石橋越しに望むラドロー城です。
まだまだ続く・・・。
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2011July17
7月◇マンスリー講師ブログ◇
皆さんこんにちは、講師の小田です。
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梅雨が明け、夏!!到来で暑い日が続きますね。日に何回も「暑い!暑い!」と口にしています。
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暑い夏を乗り切る方法はいろいろあると思いますが、旬の野菜を食べようと
今年は、畑を借りて夏野菜のきゅうり・トマトを栽培しています。
と言っても私はほぼ食べる人専門で、育てているのは家族です。(^▽^;)
今はトマトが毎日収穫出来ます。
ちなみに、品種は「桃太郎」で、何気なく調べてみると桃太郎の品種だけでも10種類位あり
特定は出来なかったのですが、酸味がほとんどなく甘くて美味しいですよ!!(^~^)/
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次に、トマトと相性のいいのはスィートバジル!(イタリア料理にはかかせないハーブです。)
苗を購入して、これは私が育ててますよ。
陽にあたる所に鉢を置いて、土が乾いたらたっぷり水を与えているだけですが、
バジルも収穫出来るまでに成長しました。
調理は簡単です♪♪
トマトを乱切りにしてバジルをちぎって、EVオリーブオイルと塩・コショウを入れて混ぜるだけです。
トマトに含まれるリコピンは生活習慣病の予防に役立つと言われますが、
肌の表面に発生する活性酸素をとりのぞいて、メラニンの生成を抑え美白効果も期待できるそうです。
スイートバジルは胃腸の働きを高め、食欲を増進する働きなどあると言われています。
おいしいし、一石二鳥ですよね!(※^_^※)
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これからまだまだ、暑い日が続きますが、アロマを使って、
美味しい旬のものを食べて、体調を整えて快適に元気に過ごしましょう♪♪♪
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2011July14
校長ギルのアロマなココロ「ボッダー認定講師を目指してvol.4」
「ボッダー認定講師を目指して」というタイトルで書き始めて4回目になりますが、
ここまでのところお化けと食べ物の話ばかりしていましたので、ここらで、ちょっと本題に関係したお話をしたいです。
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世間ではこの数年、リンパという言葉が一人歩きしてしまって、
リンパマッサージとか、リンパアロマとか、わけがわからないことになっていますが、
もともとのリンパドレナージュは素手で、オイルも精油もパウダーも使わずに、しかも正確な動きで行うものです。
リンパ節は、昔はリンパ腺などと呼ばれていました。
リンパ節は身体の防衛基地みたいなところで、リンパ球が出たり入ったりして、
身体の中に進入した異物を排除したり、身体の中で生まれたがん細胞などを破壊したりする役目があるほか、
血液と間質液のバランスを一定に保つ役目もあります。
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冒頭の図は、私たちボッダー式リンパドレナージュセラピストがトリートメントの最初に必ず施術する、
首の部分に命名された名前なのです。
上からプロファンダス、ミディアス、ターミナス。これは解剖学用語ではありませんので、医学辞典には載っていません。
なぜ、首をするかというと、首を含めた頭部にはリンパ節が身体の中でも
もっとも密集している場所のひとつであるということと、異物が入って来やすい部分だからです。
身体に少なくとも600個以上のリンパ節がありますが、そのうちの4分の1ほどがこの辺りにあります。
頭部には目、鼻、口、耳、のど、悪い菌が侵入しやすい穴がいっぱいありますね。
ココをしっかり守っておかないと、大変なことになるからです。
一番細いリンパ管は毛細血管の約10倍の太さがありますが、
一番太いリンパ管は一番太い血管よりはるかに細いのです。
胸管というリンパ管はその一番太いリンパ管ですが、これでも小指より細いのです。
これが、鎖骨の下の辺りで静脈につながっています。
このつながっているところをターミナスと私たちは呼んでいます。
ターミナス、終点という意味で、リンパ管の終点ということです。
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このあたりを静かに刺激してリンパの排出をうながしてあげることで、
末梢の細いリンパ管までつられて動き出すのです。
建物の地下にある下水管につながる出口のつまりを取ってやらねば、
台所の流しの排水管をいくらきれいにしても、つまりは取れないということと同じです。
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つづく・・・
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2011July14
校長ギルのアロマなココロ「ボッダー認定講師を目指してvol.3」
写真は例のホテルの朝ごはんです。
一泊75ポンド、日本円で一泊一万円くらいのちょっと旧式なホテルです。
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イギリス式朝食メニューの中から、「何でも好きなものをご注文ください」というものですが、
日本では知られていませんが、イギリスの田舎では朝から日本のように魚を食べるのです。
もちろんご飯はついてきませんが。
この魚はニシンの燻製です。
それをミルクとお水で少し煮てふっくらさせて、生臭みも取って食べます。アジの干物みたいな感じです。
それに、トースト、フルーツとヨーグルト、コーヒーという組み合わせで2度ほど食べました。
もちろん、典型的なFull English Breakfastというのもあるのですが、
ベーコン、ソーセージ、卵、血のソーセージ、煮豆、マッシュルームにトースト、、、、、、
こんなのを食べているから中年のイギリス人はみんな肥満になるんですね。
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その中でも、本物のセラピストさん達は、日本人よりストイックに食事に気を使っています。
昼ごはんはほとんどサラダ系、夕飯もとても軽めです。
わたくしも最近おなか周りが気になっているので、イギリスにいる間に太ってしまわないように気を使いました。
去年はロンドンで講師アシスタントをしましたが、今回は日程の関係もあって、
ラドローという日本人観光客はゼロという、超マイナーなところに行かなければならなくなり、
そこで仕事をしているリンパドレナージュセラピストさんて・・・
こんな田舎で、セラピストとして、やっていけるの??という疑問があったのですが、
さすがイギリス、ぜんぜん問題ないみたいです。
どうして、さすがかというと、イギリス人は自然療法が好きだからです。何世紀も前から。
とにかく、私がアシスタントをしたデボラ先生はかなりしっかりした方であるためか、
ちゃんとマイペースで、着々と良いお客様を増やしているようです。
で、この先生が、日本人の私より身長も体重も少ないんです。そして菜食主義者です。
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つづく。
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