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2021September15
卒業生さんを突撃Vol.11「アロマサロン kasane 浅利 陽子さん」
卒業生さんのサロンにJEAスタッフ兼セラピストの加藤がお邪魔してサロンを体験させていただきます。
第11回目は奈良・大和高田でアロマサロンを開業している浅利陽子さんです。.
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サロン情報:アロマサロン kasane
奈良県大和高田市秋吉78-8
近鉄南大阪線「浮孔(うきあな)」駅より徒歩15分HP:https://kasane-aroma.amebaownd.com/
E-mail:kasane.aroma@gmail.com
Instagram:@aromasalon_kasane<プロフィール>
兵庫県出身、奈良県在住。JEAに通学していた友人の影響でアロマテラピーの世界に興味を持つ。
2019年JEA入学。英国IFPAのアロマ資格を取得し、自宅サロン開業準備をスタート。2021年9月、「アロマサロンkasane」正式オープン。奈良・大和高田に開業した自宅サロン
目の前に田んぼが広がる、白い塗り壁と無垢の木でできたお家がアロマサロン「kasane」です。
稲穂の緑色と壁のコントラストがとっても綺麗。玄関を入ると、「うわ~木のいい香り。」とつい言葉が出てしまいます。トリーメントルームから見える田んぼと、無垢の木の香りが混ざり合い、自然と一体感。いつも、トリートメント中はブラインドを降ろすそうなんですが、私はあえて、オープンなまま施術していただきました。
小柄な浅利さんですが、圧も丁度良く、触って欲しいところを的確にアプローチしていただけて、本当に気持ちが良く、気が付いたら眠りに落ちてました(笑)
イギリスの障害者施設でボランティアをされていたという経験をお持ちの浅利さん。施設では、手足が不自由なだけではなく、言葉を理解できても話せない方が多く、「非言語コミュニケーション」を自然に行うようになったそう。
特別なトレーニングは不要で、「ただ理解しようと相手をしっかりと見る」これの繰り返しで自然にできるように。その経験は、五感でクライアント様の状態を感じ取る、今のセラピストの活動に生かされていると、優しい笑顔でお話くださいました。とはいえ、浅利さんは、最初は自分がセラピストになるというよりは、ご家族のケアができたら・・・というきっかけで学びをスタート。
「私は、子供の頃から動くのも話すのもゆっくりで、それがコンプレックスでした。でも、アロマトリートメントの授業では、『ゆっくり施術してください』と先生が言ってくれるので、安心してゆっくりできました(笑)」
そんなある日、「浅利さん、セラピストに向いてるね」という、S先生の何気ない一言で、少しづつ気持ちが変わっていったそうです。人生の転機ってどこに転がっているかわかりませんね!無理せず、自分らしくいられる居場所をみつけた
「クラスメイトの皆さん真面目で、学ぶことに貪欲な方ばかりでした。疑問があれば、先生はもちろん、生徒同士でも教え合ったりして、ポジティブなエネルギーに溢れていて、疲れていても、スクールに来たら元気になって家に帰れる!JEAはそんな場所でした。」
大人になってから、また何かに挑戦。そしてそれを一緒に分かち合える仲間ができたことは、本当にかけがえのない宝物ですね。
「授業で使用しているテキストが、本当に充実していると思います。知りたいことがほとんどすべておさまっているので、卒業した今も何度も読み返して、時間をかけて身に染み込ませています。いろんな書籍を買ったりもしますが、結局はこのテキストに戻ってきます。」
サロン活動をする中で、浅利さんが一番大切にしていることは、「楽しむ、無理をしない、マイペースにすること」。それは、お話をしていても伝わってきます。
「もっと子供と一緒に過ごしたい!」という思いも、自宅サロンをスタートすることで実現されました。
「お客様のお話を聞いて、たくさんの精油から、お客様の状態に合う精油をお選びして、トリートメントをする。こんなことが出来るようになるなんて・・・。昔の自分からは想像もできないです」
今後の目標は「女性だけでなく、アロマの良さを知らない男性にも興味を持っていただけたら。」と浅利さんの夢はどんどん広がっていきます。
是非実現させてくださいね!応援しています。※撮影時のみマスクを外しています
(文章・加藤 安希)
<過去のコラム>
卒業生さんを突撃vol.10 滝川ひろ美さん>>
卒業生さんを突撃vol.9 安田淳子さん>>
卒業生さんを突撃vol.8 宇都圭美さん>>
卒業生さんを突撃vol.7 佐山弥生さん>>
卒業生さんを突撃vol.6 浅野 まみさん>>
卒業生さんを突撃vol.5 八杉 志穂さん>>
卒業生さんを突撃vol.4 村上 京子さん>>
卒業生さんを突撃vol.3 中村 史穂さん>>
卒業生さんを突撃vol.2 福本 旨宴さん>>
卒業生さんを突撃vol.1 谷口 理佐さん>>「卒業生さんを突撃!」コーナーは次回冬頃に更新予定です。お楽しみに!
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2021September15
大阪校モジュール2(実技)が終了しました!!
大阪校 モジュール2(実技)が終了しました!!
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2021September09
大阪校モジュール2(実技)が終了しました!!
大阪校 モジュール2(実技)が終了しました!!
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2021September06
講師ブログ「ダマスクローズの収穫」松尾薫先生
JEA講師の松尾です。
まだまだ暑い日が続きますね。
夏のあとは疲れがどっと出たり、自律神経が乱れることで不調が現れることも多いように思います。今回はアロマセラピーの中でも女性の様々な心身の不調に使われる
“ローズ”の収穫体験についてのお話をさせていただきます。精油のローズといえば、
産地の代表としてはブルガリア、トルコ、モロッコ、フランス、イランなどが挙げられますが、
ローズ自体はもちろん様々な場所で栽培されています。今年5月にダマスクローズの収穫をしてきました。
ダマスクローズは1年に1回、5月中旬から6月上旬にかけての20日間ぐらいだけ咲きます。
今年はかなり気候が前倒しに暑くなってきたので、
GW明けには咲き始め摘み取りも5月中旬に2週間ぐらいのみでした。
よく言われることですが、
香りは花が完全に咲いてしまうと飛んでしまいますので、
完全に開く前、ちょっとつぼみのころが強いです。
陽が登るにつれてどんどん花が咲ていきますので、収穫は朝早くに集中して行われます。
列ごとに摘んでいくのですが、さっきは咲いていなかったのに振り返れば咲いている・・・
なかなか時間との勝負でした。私も初めてダマスクローズが生い茂る場所に足を踏み入れましたが
地元滋賀の琵琶湖のほとり、ダマスクローズの香りに包まれる至福の朝の時間でした。ローズの精油の収油率はとても低く0.01~0.02%。
10kgの花びらからたった1ml(20滴程度)!!花びら10kgってイメージできますか?
今回の私の素人体験では大人10人ぐらいで3~4時間摘み続けて採れた量でした。
なかなか大変な作業です。いつもは遮光瓶に入っている完成品を目にしているので
アロマセラピストでもなかなかその背景を実体験を通して感じる機会は少ないので
とても貴重な時間になりました。そしてそれが日本でできたこと。
やはり産地が異なると同じ種の植物でも香りが異なるんですよね。
こちらでは精油は抽出されてはいませんが、
日本で育つダマスクローズの柔らかい香り、
それが感じられたことが最も感動したところでした。これらのローズと国産のネロリの香りを皆さんにも
少し味わっていただけるように、
今月17日(金)にJEA25th記念のマンスリー講師セミナーで
フローラルウォーター、セルエキストラクト(細胞水)などご用意させていただく予定です。「精油の原点・花の香りを楽しもう」
~日本の風土が生みだす香りの魅力・ネロリ&ローズ~
【開講日】2021.9/17(金)14:00〜15:30
※申し込み〆切▶︎2021.9/14(火)
【開催場所】JEA京都校 【受講料】2,000円(税込)
>>講座の詳細はこちらアロマセラピーの代表格であるローズ&ネロリ、
ご興味ある方は、日本産の香りを楽しみにいらしてくださいね♪♪
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