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2021November10
講師ブログ「自然栽培での野菜作り」阪田香理先生
皆さん、こんにちは。
今月の講師ブログ担当の阪田です。
今年の夏もとても暑かったですが、冬は冬でとても寒くなるようですね。
年々気候変動も大きくなっているような気もしますし、それに伴い
災害も増えてきつつあって・・・あ、なんだかちょっとしんどくなってきましたか??
すみません。ですが、そのような環境の変化に応じて私たちも以前に増して
自分自身の健康観(ウエルネス)について考えることが増えてきたのでは
ないでしょうか。私自身は以前からウエルネスには興味があるほうでしたが、
ここ数年はより一層、自分の健康に対して自分でできることを
自然と取り入れるようになりました。アロマセラピーは前からだけど☆彡特に自分のウエルネスに大きく影響を与えたのは
2019年から始めた、自然栽培での野菜作りなのではないかなと思っています。
※自然栽培とは、農薬や肥料(有機肥料含め)を使わずに野菜を育てる方法です。
自然農法とは違い、自然栽培ではお世話は結構します。土を耕し、種を蒔き、水をやり、雑草を整え、支柱を立て、網を張り・・・
その間に芽が出て、本葉が出て、その野菜らしき姿になり、そして命をつなぐ
食物となってくれるまでの時間は、その野菜・水・土・微生物・栄養素・太陽・雑草・飛来する虫・
土の中にいる虫など、沢山の繋がりと恩恵を感じさせられるとても貴重な時間です。
そして、自分自身もそのつながりの中の一員として循環できていることを
感じられることもまた、農活のすばらしいところ。普段通りの自分でも役に立てれると思わせてくれます。
(筋肉痛にはなります)昨年から、窮屈な生活をせざるを得ない状況が続いていることで
心のバランスを崩しがちな方も多くなったと聞きます。会いたい時に会いたい人とコミュニケーションがなかなかできないことは
辛いことですが、そんな時には近くの自然を感じられる場所に身を置いてみるのも
良いのではないでしょうか。風にそよぐ木々の音を聞いたり、葉っぱの香りを嗅いだり、土にそっと触れてみたり
飛んでいる虫や地面にいる虫を目を向けてみると、周りの影響を受けずただ淡々と
マイペースに生きている逞しさに改めて気づかされます。
しばらく、そんな時間を過ごしていると自然と呼吸も落ち着いて気持ちも穏やかに落ち着いてきます。言葉は交わせなくても、なんとなく仲間になれているような感じがする。
とても好きな時間です。
近くの公園でも十分良い時間を過ごせますが、ご興味のある人は
是非、農活を^^おススメですよ♪ -
2021October13
講師ブログ「触覚の記憶」細尾 智恵子先生
皆さま
こんにちは、JEA講師の細尾です。今年もあと3か月を切りましたね。
本当でしょうか。ちょっと信じられません。コロナ禍の緊迫した生活をしていたせいなのか、
年齢的なものなのか分かりませんが、
今年はこれまで以上に今日までの記憶がありません。
私はどうやって今日まで生きてきたのでしょう・・・『記憶』と言えば、アロマテラピーを学んでいる方はご存知のとおり、
香りと感情と記憶は結びつきが強いと言われていますが、
私個人としては手触りの記憶もかなり強く残っていて、
アラフィフになったいまでも子供のころ飼っていた犬や猫やインコの
手触りの感触がたびたび蘇り、懐かしい気持ちで私をほっとさせてくれています。ご存知のとおり手触りはとても立体的な感覚です。
ですから思い出すとまるでその子達がそこに居るかのような感覚になります。
文章で書くとちょっと怖いですね(笑)
ですが皆さんもそんな感覚ないですか?子供の頃触った物や生き物の手触りや、皮膚に触れた感触、
原っぱや海岸の岩を踏んだ足裏の感覚など良い感触も悪い感触も
【触覚の記憶】って割と鮮明にありませんか?わたしはこの【触覚の記憶】のお蔭で良い感触を思い出すことで癒されたり、
普段悪い感触に対する違和感を敏感に察知できて身の危険を回避できているような気がします。
きっと危険回避の感覚については皆さまも多々感じることはあると思います。
でも私はこれがアロマトリートメントを行う際にもとても役立っていると感じています。何故ならわたしは施術中の良い姿勢や良い身体使いをキープするには、
手の中の違和感や変化を敏感に察知する能力がまず第一に必要だと考えているからです。
これ基準で対応せずして何基準で対応するのかという事です。こうやって【触覚の記憶】について考えていると、
冒頭の「わたしは今年どうやって生きてきたのか記憶が無い」のは
もしかするとコロナ禍のせいで、ものに触れる機会が極端に減ったからかもしれません。私にとって【触覚の記憶】が生きるための最大のツールだとしたら、その減少は
<生きた感覚の減少>にもなり得るのではないでしょうか。。。悲しい。。。コロナめ。。。私の2021の記憶を返せー!!!泣
まぁ、そんな事言っても仕方ないので、粛々と生きますけどね。
写真は今回の内容と全く関係がありませんが、
とある日の《びわ湖 大津館 イングリッシュガーデン》の写真です。
植物はどんな時も粛々と生きています。
コロナだろうが何だろうがそれぞれの道を個性全開で生きています。
私もそうでありたい。人であるが故なかなかそうはいきませんが。
なるべくね。 -
2021September06
講師ブログ「ダマスクローズの収穫」松尾薫先生
JEA講師の松尾です。
まだまだ暑い日が続きますね。
夏のあとは疲れがどっと出たり、自律神経が乱れることで不調が現れることも多いように思います。今回はアロマセラピーの中でも女性の様々な心身の不調に使われる
“ローズ”の収穫体験についてのお話をさせていただきます。精油のローズといえば、
産地の代表としてはブルガリア、トルコ、モロッコ、フランス、イランなどが挙げられますが、
ローズ自体はもちろん様々な場所で栽培されています。今年5月にダマスクローズの収穫をしてきました。
ダマスクローズは1年に1回、5月中旬から6月上旬にかけての20日間ぐらいだけ咲きます。
今年はかなり気候が前倒しに暑くなってきたので、
GW明けには咲き始め摘み取りも5月中旬に2週間ぐらいのみでした。
よく言われることですが、
香りは花が完全に咲いてしまうと飛んでしまいますので、
完全に開く前、ちょっとつぼみのころが強いです。
陽が登るにつれてどんどん花が咲ていきますので、収穫は朝早くに集中して行われます。
列ごとに摘んでいくのですが、さっきは咲いていなかったのに振り返れば咲いている・・・
なかなか時間との勝負でした。私も初めてダマスクローズが生い茂る場所に足を踏み入れましたが
地元滋賀の琵琶湖のほとり、ダマスクローズの香りに包まれる至福の朝の時間でした。ローズの精油の収油率はとても低く0.01~0.02%。
10kgの花びらからたった1ml(20滴程度)!!花びら10kgってイメージできますか?
今回の私の素人体験では大人10人ぐらいで3~4時間摘み続けて採れた量でした。
なかなか大変な作業です。いつもは遮光瓶に入っている完成品を目にしているので
アロマセラピストでもなかなかその背景を実体験を通して感じる機会は少ないので
とても貴重な時間になりました。そしてそれが日本でできたこと。
やはり産地が異なると同じ種の植物でも香りが異なるんですよね。
こちらでは精油は抽出されてはいませんが、
日本で育つダマスクローズの柔らかい香り、
それが感じられたことが最も感動したところでした。これらのローズと国産のネロリの香りを皆さんにも
少し味わっていただけるように、
今月17日(金)にJEA25th記念のマンスリー講師セミナーで
フローラルウォーター、セルエキストラクト(細胞水)などご用意させていただく予定です。「精油の原点・花の香りを楽しもう」
~日本の風土が生みだす香りの魅力・ネロリ&ローズ~
【開講日】2021.9/17(金)14:00〜15:30
※申し込み〆切▶︎2021.9/14(火)
【開催場所】JEA京都校 【受講料】2,000円(税込)
>>講座の詳細はこちらアロマセラピーの代表格であるローズ&ネロリ、
ご興味ある方は、日本産の香りを楽しみにいらしてくださいね♪♪ -
2021August06
講師ブログ「夏にオススメの水分補給」立花智美先生
今月のブログ担当は立花です。
毎日暑いですが、皆様ご自愛されてますか?
私は主治医に夏は水分2リットルじゃ足りないよ!
3リットル飲まないと!と言われ、せっせと水分補給をしています。
施術のある日は特に!ですね。
コロナと熱中症にはくれぐれもご注意ください。私の水分補給でおすすめの超簡単なスパイス湯とハーブ水、そしてプレミアムなローズ水と若桃酵素水をご紹介します。
スパイス湯とハーブ水は、スパイスを入れただけのお湯と、ハーブを入れただけの水です。
お湯が沸いたら、カップに入れスパイスボトルからパッパッパ!とふりかけ。
水筒、もしくはペットボトルの水にハーブボトルからパッパッパ!とふりかけ。
そのままよく混ぜていただきます。ハーブ水はよく振って1時間くらいおいた方が成分が出てきて美味しいです。
スパイス、ハーブごと飲んじゃいます。おすすめハーブはミックスしてるハーブ調味料。
エルブドプロバンスがお気に入りです。
お気に入りのハーブティーのパックを分解して粉にしてブレンドして調味料ボトルに入れてもいいですよ。
ハーブ水は香りもフレッシュで気分がスッキリします。
(仕事場に常備しているハーブ調味料とケイ素)スパイス湯はいろいろブレンドするのですが、ガラムマサラのみでも結構美味しいです。
シナモン、コリアンダー、クミン、ターメリック、ジンジャー、などをよく使います。夏は水に入れ、スパイス水にもしてみたり。ターメリックを入れると真っ黄っきの水になり、何の栄養ドリンク?と思う色合い。身体もポカポカしてきます。そしてとっておきプレミアム水はローズ水と自家製若桃発酵水。
ローズ水はフローラルウォーターではなく、ダマスクローズの生花をそのままペットボトルに入れて飲むのです。
ダマスクローズの花は5月の咲いている時期しか出来ない貴重なもの。花を2.3個入れるとものすごくものすごくいい香りがして、水を飲む度、悶えるほどの幸福感を感じます。ダマスクローズはなかなか手に入らないので、家で育てています。5月になったら小さいピンクの花が咲いて、1本だけのローズの木ですが、ものすごくいい香り。ローズ水の強壮作用は本当にすごい!めちゃくちゃ元気になります。
(ダマスクローズ)時間があれば午前中に花を摘み取り、お気に入りの水に入れて太陽の光を午前中浴びせます。その水にはフラワーレメディと同じエネルギーが転写されると言われています。香りを嗅ぎながら飲む水は本当に本当に幸せを感じます!
5月に授業があったらご紹介しますね(多分)!
5月以外は飲めるローズウォーターを薄めて、ということもおすすめです。
(飲めるローズウォーター)もうひとつのプレミアムな若桃発酵水は実は偶然的産物。今年若桃をシロップ煮にしたものが1ヶ月くらい経つと冷蔵庫の中で発酵してしまった。これを冷たい水で割った発酵水ドリンクが爽やかで一番のお気に入り。甘いので時々しか飲めませんが…。
自然にできてしまったので同じ物ができないかも⁈来年作れたらレシピをご紹介しますね。
(自家製若桃発酵シロップ。正直腐った⁈と思いきや爽やかに発酵してました)ところで全然話は変わりますが、私が今伺っている産婦人科が10周年を迎え、10年そちらでアロマセラピーをさせていただきました。私と共に働いていたベッドも10年物になり革もボロボロ。そこでベッドの貼り替えという新たな仕事を始められた元ソレイユの宮畑さんに10年物のベッドを張り替えてもらいました!(私もイスだけ貼らせてもらいました)
(アプリコットカラーの革に貼り替えてもらい、一気に明るくなりました。)
8月は25周年のマンスリー講師セミナーも私が担当です。
私の施術の秘密であるマインドフルネスをお伝えします!アロママインドフルネス
~もっと自分に向き合い、大好きになる~
【開講日】2021.8/21(土)14:00〜15:30
申し込み〆切▶︎2021.8/18(水)
【講師】立花智美
【開催場所】Zoomによるオンライン講座
【受講料】2,000円(税込)
【受講資格】どなたでも受講していただけます
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