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2020February20
卒業生さんを突撃Vol.6「サロン For Mommy 浅野まみさん」
女性のための「整体」「アロマ」 「ヨガ」のサロンをオープン
卒業生さんのサロンにJEAスタッフ兼セラピストの加藤がお邪魔してサロンを体験させていただきます。
第6回目は大阪・大正区で女性のためのサロンを開業している浅野まみさんです。サロン名:For Mommy
大阪市大正区泉尾3-2-2 永楽ハイツ202
TEL 06-4395-5744
https://maternity-mommy.jimdo.com/
浅野さんのサロンを一言でいうと、「今までの人生すべてが、つまった夢の空間♪」です。アメリカの大学を卒業。
帰国後、心理学をベースにできる仕事ということで「作業療法士」となり、8年間大学病院等で「急性期医療のリハビリ」に携われました。
その後、ヨガの資格「全米ヨガアライアンスRYT200」を取得。産後ママの「骨盤ケア講座」や「ヨガ」の指導をしています。その間に結婚もされ、2人のお子様もご出産。そんな中、JEAで「IFPA資格」も取得!現在に至ります。
この「浅野さんの人生」が、ずばり現在の「サロンメニュー」です(笑)。ワークショップルームでは、キッズから大人までの「英会話レッスン」や「ヨガレッスン」を開催。トリートメントルームでは、「整体」「ヨガ」「アロマ」を融合させたメニューを展開されています。
私が今回受けたメニューは、「整体+アロマ」。まずはしっかりとカウンセリングしていただきました。
「私はバレエを習っているのですが、左脚に故障を起こしやすく、膝の不調や捻挫なども全て左。
でも、最近は右のハムストリングスがずっと痛くて・・・」とお伝えすると、その間、視線を色々と廻らせ、私の身体を素早くチェック。
「今伺った不調は、座り方に全て出ていますね。」「えぇ!そうなんですか?!」と、すでに前のめりの私。
「左脚はしっかり使えてますけど、右脚はほぼ休んでますね。」 そして、ベッドに横になり今度は身体の動きをくまなくチェック。
「はい、今から押すところ、きっと痛いですよ。ここが原因です。いきますよ~。」「あ痛たたたた!」「いえいえ、加藤さん、私撫でてるだけ(笑)」
「加藤さん、右脚の内転筋ほぼ使えてないです。ここの緩め方と鍛え方、今日教えますね!」「あと梨状筋ですね。ここのストレッチの仕方はこうですよ~」と優しくご指導いただきました。 「その瞬間、身体を正しい位置に整体することはすぐにできます。でも、それを持続する正しい身体の使い方をご本人がされない限り、不調を改善することはできません。
だから、私は、その人が自立できる方法をきちんと伝えていきたいんです。」と浅野さん。「JEAの授業は、本当に楽しかったです。モジュール3で、症状や疾患別のアロマテラピーを学んだ時に、医療現場でも活かせることを改めて実感し、興味深かったです。また、実技では先生方が筋肉や骨の走行に基づいた手技を教えてくださったことが、作業療法士としても、骨・筋肉好きとしても、とても楽しかったです!」
「オープン当初は、1日たくさんのクライアント様の予約を取って頑張ろうと思っていましたが、今は1日お1人でも私のサロンを選んでくださったクライアント様の時間を大切にし、よく傾聴し、ゆったりとした時間を過ごせるサロンを目指しています。」 私も言われたアドバイスを日々しっかりやって、またメンテナンスを受けに行く予定です!是非皆さんも、自分の身体を知りに行ってください。(文章・加藤 安希)
<過去のコラム>
卒業生さんを突撃vol.5 八杉 志穂さん>>
卒業生さんを突撃vol.4 村上 京子さん>>
卒業生さんを突撃vol.3 中村 史穂さん>>
卒業生さんを突撃vol.2 福本 旨宴さん>>
卒業生さんを突撃vol.1 谷口 理佐さん>> -
2020February01
セラピストになりたい男性必見!男性セラピストになる方法とキャリアについて
男性セラピストになりたい。
でも求人はあるのか、今後の需要はあるのかと不安な方は多いかと思います。セラピストは女性の職業というイメージがありますが、男性がセラピストになれないわけではありません。
むしろ、男性セラピストの需要は今後どんどん増えていくといわれています。
今回は、男性セラピストになる方法とキャリアについて解説します。男性セラピストの求人が多い場所
セラピストと一口にいっても、ボディ系のトリートメント店や足つぼマッサージ、鍼灸師など種類はさまざまです。
その中でも男性が多く活躍するのは、全身もみほぐしなどの体力勝負のマッサージ店、リフレクソロジー、リンパドレナージュなど、力強いマッサージが好まれる施術の店です。ボディ系の力が必要になるマッサージ店
1時間○○円といったもみほぐし系のお店は、一日に何人ものお客様の施術を行うため、体力が必要です。
単なる力技だけではなく、お客様の好みに合わせて力加減を調整できるため男性スタッフを指名される方も多く、大型店でも男性スタッフが多く活躍しています。リラクゼーションセラピスト
リフレクソロジーやリンパドレナージュ、ストーンフェイシャル、ヘッドトリートメントなど、さまざまな手技で癒し効果のある施術を行います。
国家資格が必要なあん摩マッサージに代表される治療行為とは異なり、アロマトリートメントだけではなく空間演出やヒーリングミュージックで五感に安らぎを与え、お客様に心身ともにリラックスしていただくお仕事です。
男性スタッフが持つ大きな手や好みに合わせた力強い施術は人気があります。香りの専門家アロマセラピスト
アロマセラピストは、天然の植物から抽出したアロマオイルを使ってトリートメントを施したり、お客様にアロマオイルの香りや効能についてアドバイスをしたりするお仕事です。
アロマオイルの香りによるヒーリング効果とアロマトリートメントでお客様にリラックスしていただき、体の不調を改善に導きます。アロマセラピストには国家資格はありませんが、民間資格はあります。資格を取得していることでお客様の信頼を得られるため、アロマセラピストの資格とあわせて「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格を取得する人もいます。
男性がセラピストになる方法
男性がセラピストになるには、女性セラピストと方法の違いはありません。男女ともに資格がなくてもセラピストと名乗ることはできますが、資格を取得した方が就職に有利な面があるほか、お客様の信頼を得られるため、習得しておいて損はないでしょう。
専門学校に通って資格を取得する
1日講習会に参加すれば習得できる資格もありますが、専門学校に通わなければ習得できない資格もあります。
通信教育で資格習得も可能ですが、セラピストは技術職のため、できれば実技を学べる専門学校に通った方が良いでしょう。また、男性セラピスト向けの資格習得スクールなどあります。女性が多いスクールに通うことに抵抗がある方、男性セラピストが活躍できる職場の探し方に不安がある方におすすめです。
独学・副業から初めて経験を積む
先述のとおり、セラピストの仕事にはさまざまな種類があります。独学でいろいろな店で働きながら自分に向いているセラピストの仕事を見つけるのも良いでしょう。
また、現在はセラピスト以外の職種に勤めていて、将来セラピストに転職したいという方は、まずはセラピストの仕事を副業として知識や技術を身に付けることをおすすめします。「WワークOK」の店も多くありますので、まずはアルバイトで経験を積み、転職活動の際に活かしましょう。
男性がセラピストとして活躍できる3つの理由
男性セラピストには女性セラピストにはない魅力・強みがあります。男性がセラピストとして活躍できる理由を説明します。
1. 女性には難しい力強い施術が出来る
男性セラピストの一番の強みはやはり、力強い施術が出来ることです。大きな体を利用したダイナミックな施術や力強い施術を行えるのも大きな強みです。とくに1日に何人も施術を行う大手もみほぐし店などでは体力仕事になるため、男性セラピストはとても重宝されます。
2. 女性が多い業界なので重宝される
力強い施術が好みで、男性セラピストを指名したいお客様も少なくありません。セラピストは女性が多い業界のため、男性セラピストはとても重宝されるでしょう。
また、近頃は美容に関心がある男性やリラクゼーションサロンに通う男性も増えています。そのため「同性のセラピストの方が相談しやすい」という男性のお客様から指名を受けることも多くあります。
3. 男性セラピストへの認知が高まっている
ひと昔前は、セラピストというと女性の職業というイメージを持つ方が多かったですが、最近は男性セラピストへの認知が高まっています。男性セラピストが活躍する店も多くあり、女性にはない力強い施術などが注目されています。
男性セラピストの懸念点
男性セラピストの活躍の場は増えていますが、まだまだ女性セラピストが圧倒的に多いのが現状です。ここでは、男性セラピストの懸念点を紹介していきます。
男性の施術に抵抗がある女性もいる
施術の際に直接肌に触れるため、中には男性セラピストに抵抗感を抱く女性もいるのも事実です。男性セラピストとして活躍するには、女性のお客様に安心感を与えられるような人柄や雰囲気作り、トーク術を磨くなどの工夫が必須と考えておくと良いでしょう。
女性に比べて働ける場所が少ない
女性のお客様に脱衣してもらって施術を行うお店の場合、男性セラピストを採用していないこともあります。男性セラピストが働いているとしても、お店のホームページにはその旨の記載がない場合もあります。
そうなるとお客様も「女性セラピストが施術を行うと思って予約をしたのに男性セラピストが出てきてビックリした」と戸惑ってしまいます。
男性セラピストが活躍できる職場を探すなら、体力仕事であるもみほぐし店か、男性セラピストがいることをホームページに記載している店を選ぶとよいでしょう。
男性セラピストに将来性はある?
男性セラピストが重宝される店がある一方で、まだまだ女性セラピストの求人が多い中、男性セラピストに将来性があるのか不安な方は多いかと思います。しかし、リラクゼーションによって癒し効果を求める男性のお客様や、男性セラピストの力強い施術を指名するお客様も増えています。
男性も美意識が高まっており市場は拡大している
今やリラクゼーションサロンは女性だけのものではありません。男性もアロマやアロマトリートメントによって癒しや美容効果を求める時代です。今後、男性のお客様が増加することによって「同性である男性セラピストのほうがいい」という方も増えていくことが考えられます。
マッサージやアロマはストレス解消の手段として注目されている
ひと昔前は、ストレス解消というとお酒や煙草が多かったですが、最近は健康志向や美意識が高い方が増えていることもあり、アロマトリートメントやアロマがストレス解消の手段として注目されています。
男性セラピストは世間に認知されつつある
美容師やヘアメイク業界には男性も多く活躍しています。セラピストは女性の職業というイメージを持つ方が多いかもしれませんが、欧米・東南アジアでは、男性セラピストは一般的です。
最近は日本でも男性セラピストを指名する方が増えています。今後、日本でも男性セラピストの需要が高まっていくことでしょう。
<おすすめ講座>
・ヘッドマッサージ
・足裏と繋がるリフレクソロジー
・AEAJ認定アロマハンドセラピスト資格対応講座
・セルフリンパドレナージ(MLDセルフフェイシャル)
・クイックボディケア
・マッスルリリーステクニック
・癒しタッチの1dayフェイシャルセラピーその他、英国アロマ国際資格IFPAやアロマトリートメント受講希望の方は
パーソナルトレーニングをご用意しています。
まずはお気軽にお問合せください。 -
2019October29
卒業生さんを突撃Vol.5「やすぎファミリークリニック 八杉 志穂さん」
小児科・内科クリニック内にアロマテラピーサロンをオープン
卒業生さんのサロンにJEAスタッフ兼セラピストの加藤がお邪魔してサロンを体験させていただきます。
第5回目は兵庫県宝塚市のクリニックでアロマサロンを開業した八杉志穂さんです。サロン名:やすぎファミリークリニック
アロマプリュス宝塚~Aroma Plus+~
兵庫県宝塚市山手台西3丁目2-34
TEL 0797-88-8811
https://yasugi-family.com/八杉さんのサロンは、「やすぎファミリークリニック」の中にあります。
宝塚の閑静な住宅街にあるクリニックは、八杉さんのご主人様が2019年4月に開院されました。
「クリニック」と「アロマサロン」が併設された、素晴しい夢の空間です。
最初は、ご自宅でサロンをスタート。お客様と接して感じたことは、「病気を抱えていらっしゃる方が多い」ということでした。
それで、クリニックの開院が決まった時、ご主人に「病気を抱えている方にも、健康な方にも安心してトリートメントが受けられるアロマサロンを作りたい!」と相談。
こうして、夢が実現しました。
実は、八杉さんがJEAでアロマを勉強しようと思ったきっかけも、ご自身が病気で寝込んでしまったことがきっかけでした。そんな時に、自分を元気にしてくれたのが、昔から大好きだった精油の香りだったそうです。
「しっかりアロマを学んでみようとJEAの説明会に行きました。担当の方に、1つ1つ丁寧に説明していただき、夢が広がり、また、楽しそうに学んでいらっしゃる授業の様子も見学させていただき、これだったら私も学んでいけそうだと思い、入校を決めました。」とお話してくれました。
癒されるサロン空間サロンは、非日常空間です。壁紙、天井、ベッドのタオル、精油を並べている飾り棚、すべて色のトーンが繋がっていて、八杉さんのセンスの良さが際立っています。モンサンミッシェルの精油も、綺麗に並んでいましたよ♪
私が今回受けたメニューは、「40分のアロマトリートメント」。ローズの花びらが散りばめられたフットバスが付いていました。
お姫様気分です♡やっぱり女性は、ローズの花びらに心ときめきますね(笑)
「リラックスしたい」という私の気分にピッタリ。凝り固まった肩や腰を、ゆったりとほぐしてくださいました。暖かく、大きく包み込むような手で、すっかり癒されました。
家族との時間を大事に
八杉さんは、なんと、3人の男の子のお母さん!クリニックの業務、セラピストとしての仕事、子育て、お家のこと等、色んな役割があります。
だから、家族の協力は必要不可欠。お子様たちにも、「お母さんは、今こういう状況だから、協力してもらわないとだめなの。」としっかりお話したそうです。
「子供たちにも我慢はたくさんしてもらっているだろうなと思っています。でも、一生懸命頑張っている主人と私を見て、何か感じてくれたらいいなと思います。」
「唯一、日曜日にみんなで行くテニスだけは、家族みんなでおもいっきり楽しんでいます。」
家族の愛が、溢れていますね。今後の目標は、「地域の方に、クリニックとともに、アロマをもっと身近に感じていただいて、主人はかかりつけ医、私は、かかりつけセラピストになること。」だそうです。八杉さんのご活躍応援しています!
(文章・加藤 安希)
↑同じクラスだった野村さんも、看護師&セラピストとして一緒に働かれています♪素敵なご縁ですね!<過去のコラム>
卒業生さんを突撃vol.4 村上 京子さん>>
卒業生さんを突撃vol.3 中村 史穂さん>>
卒業生さんを突撃vol.2 福本 旨宴さん>>
卒業生さんを突撃vol.1 谷口 理佐さん>> -
2019October27
憧れのホテルスパセラピストへ転身/(株)サンリツ 義本 美和さん
今注目の国際ライセンス「CIBTAC」
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資格を取得し、ホテルスパで活躍中の義本美和さんにギル校長が突撃インタビューしました。
全くの異業種からのスパセラピストへの転身、CIBTAC(シブタック)資格を選んだ理由などをお答えいただきました。
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ザ・プリンスさくらタワー東京 SPA THE SAKURA マネージャー
株式会社サンリツ 義本美和さん
※株式会社サンリツはJEA運営母体です。ホテルスパの運営からアロマ関連事業を幅広く行っています。
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ギル:義本さんがセラピストになられたのはいつ頃ですか?
義本:10年前です。 31歳の時に、セラピスト資格をとりました。ギル:その前はどんな職業をされていましたか?
義本:証券会社で、個人向け営業を、10年しておりました。ギル:証券会社から一転、全く畑の違うセラピスト業を目指したきっかけは?
義本:私は20歳で証券会社に就職、10年間、個人投資家への営業の仕事でした。
これがかなり過酷な職種で、一年と持たない方が多い中で、私は良い先輩にも恵まれ、仕事を続けることができたのです。今とは全く違う仕事ですが、そこで培った営業力は今の私の仕事にとても役立っています。ギル:実は私もセラピストになる前はロンドンの証券会社でディーラーの仕事をしていました。金融の仕事はお給料はとってもいいですが、ストレスはすごいですね。
義本:確かに大変な仕事なので、ストレス発散のために、海外に行っては到着後すぐに滞在中のスパの予約を入れてから出かけるくらい、スパで癒しを得ていました。しかし、それでも次第にストレスから体調を崩し始め、救急車で運ばれたり、入院したりするようになってしまいました。
それがきっかけとなり、その仕事を辞めた12年前、沖縄に移り住み、CIBTACの様々な資格が取得できるスクールに一年間みっちりと通って資格を取りました。
その時はセラピストになるというよりは、まず、身体の事を勉強してみようと思ったのですが。ギル:義本さんと私、セラピストになるきっかけもよく似ていますね。私もストレスで体調が悪くなってしまったころにアロマセラピーに出会ったのですよ。
ギル:CIBTAC以外に、他の資格もあったわけですが、なぜ、CIBTACを選ばれたのでしょうか?CIBTACは当時も今も、日本ではまだあまり知られていませんよね?義本:日本でも良く知られている美容系の資格も検討しましたが、私が最終的にCIBTACを選んだ理由は、美容がメインではなく、健康、ウェルネスを提供する資格だったからです。もちろん、ウェルネスの中に美容も含まれますが、そういうことよりも、健康になるための技術や知識を学ぶならこちらだと思いました。そこで1年間かけて解剖生理学、ボディトリートメント、スキントリートメント、スパトリートメントの4つの資格を取得したのです。
ギル:本当にみっちり、勉強をされたのですね、素晴らしいです!CIBTACの資格を取得したことで、就職には有利になったと思いますか?
義本:はい。ホテル経験も一切なく、当時腱鞘炎でセラピストができなかったので、コンシェルジュの仕事を探し、外資系ホテルスパの面接を受けたところ、合格しました。
ギル:そうですか?!(株)サンリツもそうですが、高級スパ業界では通常、未経験者が採用されることはまずありませんよね。
多少なりともマッサージサロンでの経験などがなければお客様に満足いただけるサービスを提供することができないですから。義本:学校のコネクションも一切なし、英語もままならない状況で合格できたのは、資格が有利に働いたと感じています。当時、そのホテルは、施術者も、全て有資格者に切り替えてを行なっている最中でした。
ギル:その後はどのようなお仕事をされてきたのでしょうか?
義本:外資系ホテルスパコンシェルジュのあとは、有名なスパやスポーツジムのサロンで働きました。次第にスパ事業全般のエリアマネージャーや経営マネジメント、新規立ち上げ業務などを国内、海外で任されるようになり、多岐にわたる経験を積むことが出来ました。ギル:現在は(株)サンリツが運営をさせていただいている、スパ・ザ・サクラのマネージャーですが、ここはどのようなスパでしょうか?
義本:こちらのスパは海外のお客様が3割を越え、男性ゲストも半数近く占めます。それと言うのも、品川駅前という絶好の立地にあるからでしょう。30代から50代以上の方、お仕事帰りに立ち寄られる方が多くいらっしゃいます。メニュー的にはモダンジャパニーズがとても好評です。ギル:CIBTACの資格が仕事にどのように役立っていますか?
義本:お客様からの質問事項にきちんと回答できるとかと思います。セラピストとしての基本を抑えることで、お客様に適切なトリートメントのご提供とご提案ができるようになると思います。又、様々なトリートメントの勉強をしに行ってもやはり、基本が頭に入っているのと、いないとでは、習得率か違うと感じています。ギル:CIBTAC資格を取得することにどんなメリットがあると思いますか?
義本:海外資本が増えている今、日本でも今後、国際資格重視の時代が来るでしょう。その時に、自信を持ってセラピストとしての道を歩きはじめることができるのではないかと思います。
資格を取得する事で次なる道も開けてくるのではないでしょうか?
ギル:義本さん、今日はお忙しいところ、取材にご協力してくださり、ありがとうございました。最後に、義本さんにとって、仕事の疲れをいやす気分転換はどんなことでしょうか?
義本:仕事かもしれません。セラピストとして施術する時間もあったり、営業管理の仕事をする時間もあったり、様々な仕事内容があるので、それが自分にとても合っているようで(笑)。インタビュー後記:
義本さんのお話しを伺って、義本さんが経験してきたことの密度の濃さが半端ではないと感じました。セラピストとして、管理職として、企画者として、営業として、様々な顔をお持ちで、しっかりそれを切り替えることができておられる方のようでした。印象的だったのが、最後におっしゃっていたことで、「身近な人に自分の手で恩返しができることが一番うれしいことです」という言葉でした。バリバリのやり手のように見えるけれど、やっぱり、この方の本質はセラピストだと感じました。(インタビュアー:ジャパン・エコール・デ・アロマテラピー校長 ギル佳津江)
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