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2019April30
AEAJ認定アロマテラピーインストラクターの資格を取得しよう!
アロマテラピー関連の資格はいろいろありますが、アロマテラピーの魅力やすばらしさを多くの人に伝えたい!という方におすすめなのが公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)主催のアロマテラピーインストラクターの資格です。こちらでは、AEAJアロマテラピーインストラクターの資格取得の方法や流れについて説明します。
AEAJ認定アロマテラピーインストラクターになるための
5つのステップAEAJは日本で唯一のアロマテラピー関連の公益法人で、アロマテラピーを通じて人々の心身に健康をもたらすことを目標にさまざまな活動を行っています。特に力を注いでいるのが、安全なアロマテラピーを実践できる人材育成のための資格認定制度。
AEAJ認定アロマテラピーインストラクターの資格を取得すれば、精油の専門知識はもちろん、健康学や解剖生理学、メンタルヘルスなどに関する知識も兼ね備えたアロマテラピー教育のスペシャリストとして、幅広い活動が期待できるでしょう。
ステップ1. アロマテラピー検定1級の受験
アロマテラピー検定とは、アロマテラピーに関する基礎知識を習得していることを証明する検定試験のことです。1級と2級がありますが、AEAJ認定アロマテラピーインストラクターの資格取得には1級検定の受検、合格が必須となります。
1級は自分だけでなく、身近な人間と一緒にアロマテラピーを楽しむための知識を求めるもので、出題数は70問。正答率80%以上で合格となります。
試験問題はAEAJが発行している「アロマテラピー検定公式テキスト」から出題されるため、合格率は1、2級ともにおよそ90%と高め。独学でも十分取得可能です。ステップ2. AEAJへの入会
アロマテラピー検定1級に合格したら、AEAJに入会して会員になります。会員になるとさらなるスキルアップを目指せるほか、AEAJ関連のテキストやショップで割引が適用されたり、アロマテラピーにかかわるリスクに備えた保証を受けられたりと、さまざまな特典を利用できます。
入会金は10,000円で、別途会員年会費は12,000円。
これらの費用は次に紹介するアロマテラピーアドバイザー資格取得時にまとめて支払うことも可能です。ステップ3. アロマテラピーアドバイザー資格の取得
アロマテラピーアドバイザーとは、アロマテラピーの基礎知識を正確に第三者に伝えることができる能力を認定する資格のことです。資格を取得するためには、AEAJが直接開催している、もしくは、AEAJより認定を受けたスクール等が開催しているアロマテラピーアドバイザー認定講習会を受講する必要があります。
時間は3時間程度で、受講料は5,140円、別途資格登録認定料として10,260円が必要です。
AEAJ直接開催のアドバイザー認定講習会を受講する場合、AEAJ会員でない方は、受講時に入会金などをまとめて支払うことも可能です。ステップ4. アロマテラピーインストラクター必須履修科目を履修
インストラクター試験の受験条件として、AEAJ認定スクールにてアロマテラピーインストラクター必須履修科目を受講し、履修証明書を発行してもらう必要があります。
必須履修科目のみなら25時間以上、標準カリキュラムも学ぶ場合は48時間以上の受講となります。尚、必須履修科目は、あくまで受験条件を満たすためのもので、必須履修科目のみの学習で資格試験の出題範囲のすべての科目を学習することはできませんので、一部自宅学習が必要です。認定スクールは全国各地に点在しており、AEAJの公式サイトから検索可能です。
ステップ5.AEAJ認定アロマテラピーインストラクター試験を受験
受験資格を得たら、年に2回(3月と9月)に実施されるアロマテラピーインストラクター試験を受験します。
受験時間は80分で、出題数は70問。正答率80%以上で合格となります。
受験料は5,140円、別途資格登録認定料として10,260円が必要です。
問題はアロマテラピーインストラクター公式テキストや、アロマテラピー検定公式テキストなどから出題されますし、合格率も約70~80%と高いので、しっかり勉強していれば独学でも十分合格可能です。
なお、受験結果は例年受験日の翌月に通知され、見事合格した場合は、翌々月に認定証AEAJ認定アロマテラピーインストラクター資格を取得して
アロマテラピーのプロを目指そう
AEAJ認定アロマテラピーインストラクター資格は受験資格を得るまでにいくつかの検定や講座を受ける必要があるため、やや時間と手間がかかります。
しかし、晴れて合格すればアロマテラピーのスペシャリストとして活躍することができるので、アロマテラピーの教育分野で活動したい方は取得を目指してみてはいかがでしょうか。
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2019January31
卒業生さんを突撃Vol.3「中村 史穂さん」
主婦をしながら自宅アロマテラピーサロンを開業!
卒業生さんのサロンにJEAスタッフ兼セラピストの加藤がお邪魔してサロンを体験させていただきます。
第3回目は自宅でサロンをオープンした中村史穂さんです♪サロン名:aroma salon Minimum 〜アロマサロン ミニマム〜
大阪府寝屋川市明徳(詳しくはお問合せください)
TEL 080-6147-7561 https://ameblo.jp/minimum0701/ご自宅の一室をとっても素敵な空間にして活動されています。ご自宅ですが、きちんとサロンの空間を確保されていて、そこはさすがです!サロンのテーマは「北欧の森」。カーテンや、小物、カップ&ソーサーなどもすべて北欧デザインで統一されています。
お部屋に入ると、鳥の鳴き声のBGM。 「うわ~まるで森の中にいるみたい!」と私が言うと、「そうなんです。私は森の住人という設定です!(笑)」 とおっしゃっていました。とても癒されます。自宅サロンをオープンする前は、正社員として働かれていました。子育てをしながら働くことは、時間の制約などもあり、家と会社の間に挟まれて、すごくストレスだったそうです。
「家でサロンをしよう!と思ったのも、もっと子供と過ごす時間を増やしたい、家事と仕事の両立に、もうこれ以上時間に追われたくないと思ったからです。今は、子供との時間も増えて、サロン活動が生活の一部になっています。また、自分の働いている姿を子供に見てもらえることは、とてもHAPPYです。」とおっしゃってました。本当に暖かい中村さんの手。そこに、鳥の鳴き声とウッディ系の香りが合わさって、本当に森の中でアロマトリートメントを受けているような気分でした。あっという間の60分。知らない間に眠っていました。
中村さんのインタビュー記事をさらに見る>>
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<過去のコラム> -
2018October25
卒業生さんを突撃Vol.2「福本 旨宴さん」
京都市・亀岡でヘアサロン併設のアロマサロンをオープン
卒業生さんのサロンにJEAスタッフ兼セラピストの加藤がお邪魔してサロンを体験させていただきます。
第2回目はヘアサロン併設のアロマサロンをオープンしている福本旨宴さんです♪サロン名:Mano・mano
京都府亀岡市三宅町2 町目6 – 3 ルシアル三宅テナントA
TEL 0771-24-0695 https://ameblo.jp/201749/JR 亀岡駅。京都駅から嵯峨野線に乗り、途中保津峡の絶景を眺めながら到着。非日常の贅沢です。
やわらかい笑顔で旨宴さんが改札まで迎えに来てくださってました。
車で約10 分ぐらいでサロンに到着。旨宴さんのサロンは、ご主人のヘアサロンと同じ空間にあります。
ブルーの色がお好きということで、ソファやカーテンなど、ところどころに綺麗なブルーが差し色になっています。そして、サロンへの扉を開けると、もうそこは旨宴さんワールドが繰り広げられています。「おおお~!アメリの世界! パリのアトリエみたい♪」素敵です!!
旨宴さんはとてもおしゃれ。ヘアスタイルも服装も、もちろんこのサロンも。旨宴さんの確立されたスタイルというものがあります。それは、仕事への向き合い方、おもてなし、施術、すべてに通じています。
韓国から来られて12 年。言葉の壁や国民性の違いなどで大変だったこともあったかと思いますが、そんなことは全く感じられず、穏やかな笑顔で、そばにいるととても安らぎます。
「どうやって集客しているんですか?」とお聞きしたら、「すべて口コミです。」とおっしゃってました。「チラシなどは一度も作ったことはありません。自分の好きなことを心を込めてしていたら、しっかり伝わると思うから。」本当にそのお言葉の通り。しっかりと旨宴さんの心が全身に伝わってきました。「また旨宴さんに会いたい。」そんな思いを胸に、帰路に着きました。
↑福本さんが取材帰りにティッシュで作ったお花に精油を垂らしてプレゼントしてくれました。とっても素敵な演出に感激です。
福本さんのインタビュー記事はこちら>>
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<過去のコラム>
卒業生さんを突撃vol.1 谷口理佐さん>> -
2018October05
男性セラピストという職業の魅力
男性セラピストが求められる理由
アロマセラピストと言えば女性の職業というイメージが強く、男性セラピストにはあまりなじみがないという人も多いでしょう。アロマセラピーに通うのは女性が圧倒的に多いので、その施術内容から考えると男性にお願いすることに緊張や抵抗を感じてしまう方もいるかもしれません。しかし近年では、男性セラピストの需要が増加しており、わざわざ男性を指名する人も多くなっています。 その理由として、まず体格の違いが挙げられます。男性は一般的に女性に比べて身体が大きくて力がありますので、施術の際の圧の強さに差が出ます。そのため、肩や腰のこりに悩まされている人はより力強い施術を好む傾向にあります。男性の手は厚みがあって大きいので、女性の手とは違う安心感も得られるという声もあります。男性は長時間の施術もこなせる体力がありますので、時間をかけてじっくりほぐしてほしい人には非常に喜ばれます。 そして、最近は女性だけではなく男性もアロマセラピーを受けるようになってきていることも理由の一つです。女性が女性セラピストを希望するのと同じように、男性もまた同性のセラピストに施術してもらいたいと考えていることが多くなってきています。同性同士の方が気を遣わずにリラックスできると感じるのは、男女共通の意見です。 現代は性別による職業への先入観や固定概念は昔に比べて薄れていて、あらゆる職種に男女それぞれの良さが活かされるようになってきています。男性セラピストもまた、お客さまの多種多様な要望に応えるためになくてはならない職業の一つとして支持されています。
お客さまに親しまれる男性セラピストの条件
セラピストという職業における資質は根本的には男女共通とはいえ、まだまだ女性客が多い現在の状況を考慮すると、男性セラピストには様々な条件が求められます。客の立場から、そしてセラピストを目指す立場から、どのような男性セラピストが理想なのかをいくつか挙げます。まず、カウンセリングをしっかりと行うことです。親身になって話に耳を傾け、身体の不調についてはもちろんですが、普段の生活によるストレスのたまり具合などをじっくり聞いてもらうことはお客様にとって息抜きや不安を取り除くことに繋がります。女性セラピストでも同じことは言えますが、お客様に寄り添うこと、信頼していただく事、正しくからだの状態を把握して、施術内容をお伝えすることで、安心して施術を受けていただくことです。また、個室で2人きりという状況は女性によっては不安の材料となり、リラックスして施術を受ける気分になれない場合があります。特に誤解を招くような言動や行動には十分注意しなければなりません。次に、見た目に清潔感があるという点です。身だしなみに気を遣うのはどの職種も同じですが、セラピストは特に心身のリラックスを与える仕事のため、不快な気分やストレスを感じさせることは避けなければなりません。最後に、 男性セラピストは心身ともに安らぎを与える素晴らしい職業であると同時に、その求められる資質は一人の人間としても大切なことばかりです。技術だけではなく人間的に魅力のあるセラピストが、最終的には多くの人から愛され信頼されます。
男性セラピストとしての活躍の場
リラクゼーション業界で需要が増している男性セラピストは、様々な場所で活躍できます。現在のニーズは性別よりもサービスの質そのものを重視する傾向にあり、今後さらに必要とされていく職種の一つです。資格を取得すれば転職や独立に有利になることもあります。近年の状況で見ていくと、介護・福祉、医療従事者が現場で活かせる技術として学びに来られる男性も増えています。このことから、アロマテラピーが男女関係なく有益なスキルとして認知されいることが分かります。また、温浴施設や商業施設内のリラクゼーションサロンでの就業も増えており、最近は若い男性を中心にアロマセラピーやリンパマッサージへの関心が高まり、これまで女性客限定だった店が男性客も利用することが可能になったり、男性専門のサロンがオープンしたりしています。また、ある程度経験を積んでから独立開業することを視野に入れている人も少なくありません。これからは男性客がますます増えていくことが予想されますので、資格取得後にセラピストとして就職してから技術を磨き、ゆくゆくはオーナーとして自分の理想に合ったサービスを提供していくのは人生において素晴らしい目標となります。まだまだ認知度の低い男性セラピストですが、お客さまの美と健康に携わり癒やしと幸せを与えることのできる非常にやりがいのある職種です。海外ではすでにたくさんの人が成功していますし、日本も今後はそのようになっていく可能性は高いです。資格を取得して知識と技術を身に付ければ、幅が拡がり、開業など将来を見据えることができる点も魅力です。
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